【船木誠勝 独占インタビュー】
(2017.4.20 都内にて)
自分が憧れて、プロレスラーなった初代タイガー主宰のリングに上がれる。それが一番嬉しい。4.27後楽園大会は4人全員がシングルマッチの気持ちで闘う!
――リアルジャパン4・27後楽園大会で関本大介選手とタッグを組みますが。
「いままで、ないですね。初めてです。タッグやシングルで闘ったことはありますけど、組むことはなかったですね」
――(レジェンド王座の)ベルトをかけて何度も闘った相手ですからね。
「そうですね。お互い知ってるんですけども、知った上で言えば、一緒にタッグを組んでやるという感覚がまったくないまま組むような気がします」
――とはいえタッグを組むことはすでに決まっています。どんなチームになりそうですか。また、チームとして機能するのかも気になりますが。
「そうなんですよね。(関本が)すごく頑丈なのは知ってますので、そういう意味では頼もしいとは思いますね。どうですかね? (どんなチームになるのか)パッとアタマに思い浮かばないんですけども…絶対に合体なんてないですね」
――タッグマッチではあるけれども、船木選手に限らず4人全員がシングルマッチのような気持ちで闘うのではないかと。
「そうですね。そんな感じじゃないですかね」
――今回タッグを組む船木選手、関本選手はレジェンド王座をめぐり、ベルトの価値を上げてきた選手だと思います。初代タイガーマスク選手の欠場している間にリアルジャパンのメインを張ってきた2人ですよね。その意味では非常に価値のあるチームなのかと思いますが。
「そうですよね。まあ、なにがどうなるのかわからないですけども、これが始まりなのか、2度と組まないのかはわからないですけど、やってみる価値はあると思いますね」
――関本選手とのタイトルマッチを振り返ってみていかがですか。
「すごくいい経験になりましたね。自分がフリーになって何回かいろんな人と闘ってきた中で、ダントツの上位ですよね。それこそ1番、2番ですよ。勝った試合も負けた試合もすごく印象に残ってます。なので、それも含めて組むというのがちょっとしっくりこないというか、もしかしたら(近い将来)3回目のシングルマッチがあるような感じもするんですよ。なので、自分としては組むよりも、やる相手のような気がします」
――組んでみることで、途切れていた関係がどう発展していくかというきっかけにもなり得ますね。
「そうですね。正直、組んじゃうとやりづらいというか、そういう気持ちもあるんですね。やっぱり組むということは、敵じゃないですから、そういう意味では距離感を保ちながらのタッグになるような気がしますね」
――初代タイガーマスク選手が欠場したときに船木選手が“リアルジャパンを守る”とおっしゃっていましたが、関本選手の存在があってこそそれができたのではないでしょうか。
「相手がいないと試合は成り立たないので、そういう意味ではホントに目の前にいてくれたのが関本選手だったんですね」
――関本選手は世代的にはまったく異なりますが。
「一世代後になると思います。年齢も10歳くらい違うんじゃないですかね。実はですね、2005年にさかのぼるんですけども、“真説タイガーマスク”というビデオ映画、佐山さん監修でタイガーマスク役をやったんですけども、(関本が)そのときの練習相手だったんですよ。そのときに佐山さんと2人で、この選手はいいですねという話をしていたんです。そこから5,6年後ですか、動く姿を初めてリングで見まして、やっぱりいい選手に育ちましたよね」
――ただ、チームでやるとなると連係は?
「わかんないですけども、当日、会って話をしてみたいと思います。カシン選手とも2年前にタッグを組んだんですけど、連係なんかまったくなかったですから。最後に握手をしようとしたんですけども手を払われて、その後に控室が別だったので、一応控室にいったんですけども、もうすでに帰った後で…」
――カシン選手はいなかった?
「ええ、そんな感じだったんで、関本選手とも一夜限りになるかもしれないですけどね」
――船木選手としては、タッグで闘うというのはどうなのでしょうか。
「タッグマッチはやっぱり連係がすごく重要になりますので、ホントに気心が知れた人と組む方が自分は好きですね。こういう知らない人と組むとバラバラになってしまうので、正直、あまり知らない相手とパートナーとして組むのは好きじゃないです」
――しかし見る方からしたらそこが一番の見所になるのではないかと。
「たぶんそうです。やっぱり勝ちたいですから、勝つということでは連係がすごく大事だと思います。勝敗はどうなるかわからないし、誰が負けてもおかしくない。実力者ばかりなのでわからないですよね。ですので、自信は、ないですね」
――勝つことへの自信ではなく、チームとして機能させる自信がないということですか。
「そうです。タッグチームとしての自信はないですね」
――では、パートナーとの連係を意識するよりも自分自身で勝ちを取りにいくことになりますか。
「それも含めて、関本選手の意識(しだい)のような気がしますね。合わせてくれるのか、自分本位でいくのか、そこだと思います。自分はやるからには勝ちたい。タッグマッチでも勝ちたい。そういう意味では関本選手の動向がすべてですね」
――試合が始まってみないとわからない?
「わからないですね。ただ、しっかりと話をして技を組み合わせれば絶対に勝てると思うんですよ、お互いの必殺技がありますから。そういう意味でもやっぱり合体して、試合が進められたらすごくうれしいですよね」
――ただ相手が石川雄規&ケンドー・カシン組となりました。このチームも予想がつかないですよね。
「そうなんですよね。どちらかというとテクニシャン同士が集まってますので、向こうの方がなんとなく噛み合ってるような気がします。ただこっちには向こうにない武器、関本大介という武器がありますので、ハマったら強いと思いますね」
――石川選手とは昨年12月、後楽園での6人タッグで対戦しているんですよね。
「そうなんです。それも初対決だったんです。彼はUWFの後半のときに、空中さんがマレンコ道場から連れてきて仮の練習生みたいなかたちでUWFにきてたんですけども、そこからすぐにUWFが解散して藤原組にそのまま入門の形で藤原組でデビューしたんです。年齢は自分よりちょっと上ですよね。年上の後輩になるんですよね。2歳年上ですね」
――12月に初対戦した石川選手は、船木選手と今後何度でも闘いたいと言っているそうです。
「そうですね、不思議と手が合ったというか、流派、最初の出は一緒なので、すごく合ってるような気がしました。自分にないテクニックも彼は持ってますので、すごく新鮮だったですね」
――こんどの対戦でも石川選手は船木選手を狙ってくるのではないでしょうか。
「そうですね。というか、(石川とカシンの)2人ともオレの方を狙ってくるのかなって(笑)。そんな感じしますね。標的はオレなんですよ。それもわかっていれば対処できますから、自分を軸にしたタッグマッチになるような気がしますね」
――カシン選手も初対決なので船木選手を狙ってくる?
「そんな感じがします。それがわかっていれば対処する作戦を立てられますので、そういうかたちで試合が進んでいくような気がします」
――相手チームもチームワークがなさそうな…。
「そうですねえ。ただ、石川が攻撃しているときにカシンが加勢するのはありそうな気がするんですよね」
――カシン選手の出方によっては試合として成立するのかという懸念もありますが。
「そうなんですよね」
――カシン選手とはいままで当たる機会がなかったのですが。
「自由奔放という感じがしますね。マスクを被ることによって、元の奥底にあるホントの性格を出してるような気がしますね」
――両選手は同郷ですが、レスラーとしてはまったくタイプが異なります。
「タイプは違うけれども根本の中身には東北人の気質があると思いますね。あまり他人と戯れないというか、あまり青森出身ということだけで意気投合するとはならない、そんな人たちなんですよ。なんとなくですけども、みんなが個人。東北ではひとりで酒を飲むのが好きとか、そういう人がけっこう多いです(笑)。みんな口下手ですからね、つるむという文化があまりないんです」
――カシン選手とは今回初対決で、その後どうなるかという興味もありますが。
「一回組んでますし、今回は闘う。どうなるんですかね。それもまたわからないです。まあ、どっちでもいいです(笑)」
――(笑)。シングルマッチに発展するのかという期待もありますが。
「それもたぶんこの後で(わかる)。この流れとしてはありそうな気がしますよね」
――組むにしても闘うにしてもこのカードに絡む全選手が船木選手と今後シングルで対戦する方向になっていくのか、という見方もありますが。
「そういう意味では、なんとなくですけども、自分が軸にされてるような感じがしますね。みんな、石川選手にしてもカシン選手にしても同世代なんですよね。同世代ですけども自分は人よりも3年、6年早くこの業界に入ってますので、ちょっと先いってたのかなと。いまこうして並んでるというのも、不思議な縁ですよね。世代としては闘魂三銃士と変わらないですから。なのでちょっと特殊な位置にいるような感じがしますね、自分は」
――だからこそ、船木選手はあえて同世代の選手であるとか関本選手のような次世代の選手とも闘うことができる位置にいるのかもしれません。
「そうですね。今年、48歳ですから、50歳の節目まで第一線でやっていきたいなとの気持ちでいます」
――いま第一線という言葉がありましたが、この大会のメインでおこなわれるレジェンド王座戦、そのタイトル戦線にまた絡んでいこうとの気持ちはありますか。
「それは、あります。タイトルマッチをやったのが昨年9月なので、半年以上あいている。あのときは残念ながらケガをしてましたので、100%ではなかった。言い分けになっちゃいますけども、本来の自分とはちょっと違ったかたちだったので、100%の状態でもう一回タイトルマッチに挑戦させてもらいたいという気持ちがあります」
――では、メインの大谷晋二郎vsスーパー・タイガーは気になりますか。
「そうですね。お互い2人とも自分がやった相手なので。最近スーパー・タイガーとしての成長がプロレスラーとしてすごく上がってると思うんですよね。全日本プロレスで連戦もしてますので、前のタイガーではない。期待してもらっていいと思いますね。どっちが勝っても次に挑戦してみたいですね。もちろんそのためにはこのタッグマッチでちゃんと勝たないといけない。なかなか難しいですけどね(苦笑)」
――なるほど。ではあらためてお聞きします。船木選手にとってリアルジャパンとは、どういったリングでしょうか。
「自分はフリーなんですけども、本来の自分のホームリング。本来の自分の試合ができるホームリングとして自分はとらえてますね」
――スタイル的に本来の自分が出せるという意味でホームだと。
「ハイ。自分は毎年1年間のスケジュールをリアルジャパンさんが出してくれるときに入れるんですね。自分のスケジュールは、リアルジャパンの日程が入っている状態から始まってます」
――リアルジャパン参戦を軸にしてスケジュールを組んでいると。
「そこだけはほかがきても、もう入ってますのでと(断る)。リアルジャパンが第1優先のリングです。というのも、自分があこがれた初代タイガーマスクがいるから、というのが一番ですよね。その人にあこがれて、それでプロレスラーになって、いろいろあったんですけどもやっとその人の団体に出られた。その人が出られないときに助けられる。それが一番うれしいことです。すべてを含めて、いま48歳になって一番やるべきこと、プロレスラーとしてそれが一番やるべきことだという気持ちでいますね」
――原点に還れるリングでもあると。
「ハイ。先日なんですけども、タイガーマスクが(83年1月に)出した“いきなり王者 吠え吠えタイガーマスク”という本を急に思い出して、古本を買ったんですよ。子ども向けの本なんですけど、いま読んだらけっこうビックリするような本格的なことが書いてある。タイガーマスク時代に佐山さんがこんなこと書いてたんだなとビックリしましたね。中学生時代にタイムスリップして一気に読んでしまいました。スーパーヒーローらしからぬ発言とか、いま読んでもまったく古くないですよ。その本を出してすぐに引退してる。当時は引退の方に食われてしまってあまり記憶に残っていないと思うんですけど、自分はおぼえていたんですね。いまになってみれば、そろそろやめるということも考えていたのかもしれないですね。タイガーマスクに対する不安とか、飛んだり跳ねたりだけじゃない、そればかりがクローズアップされてることもすごく辛いと。格闘技的要素があって初めてタイガーマスクが成り立ってるんだよということも書いてあるんですよ。だからビックリしましたね。いまでもまったくぶれてないということがあらためてわかりました。そういう佐山さんのつくったリングに上がれる。それが一番うれしいことです」
大谷晋二郎“いい試合”より“スゴい試合”を見せベルトを守る! ――第11代レジェンド王者・大谷晋二郎インタビュー
(2017.04.19水)
リアルジャパンプロレス「初代タイガーマスク黄金伝説 2017『LEGEND OF THE GOLD Ⅵ』」(4月27日、東京・後楽園ホール)でスーパー・タイガーを相手に3度目の防衛戦を行うレジェンド王者・大谷晋二郎。リアルジャパンで求められるのは“いい試合”より“スゴい試合”、決闘であるといい、何度でも立ち上がる不屈の精神で防衛を誓う。
――レジェンド王座のベルトが体の一部のように非常にしっくり来ていますね。
大谷 うちは普通の興行にプラスお祭りであったり様々な場所で試合をするんですけど、そのほとんどで僕はこのベルトを巻いて上がっています。なので、さすがにここまで僕がつきまとうとベルトも根負けしたというか、僕のことを好きになりかけている、なっている感じがあります。
――会見では自分とベルトの関係は「相思相愛」という言葉がありました。
大谷 ベルトには魂がありますから、僕は誰に笑われても言い続けます。ベルトは生きているんです。そしてこのベルトが「今日も勝ってよ」とか時に言葉を投げ掛けてくる。会話ができるんですけど、その話し掛けてくれる頻度が最近増えてきました。
――「ベルトが自分から離れたくないと言っている」、そんな風にも言われていましたね。
大谷 今回は本当に佐山先生の一番弟子が、満を持して“意地でも奪い取ってこい”という形でスーパータイガー選手が指名されたと思っているので、彼に勝ったら遂にベルトが「やっぱりあなたが好き」と言ってくれそうな気がしています。もしそうなったらもう僕から離れないですよ。でも、僕の中では佐山先生が本腰を入れて“あのベルトをリアルジャパンに取り戻せ”という気持ちで今回の試合が組まれたんじゃないかと思っています。
――「自分は今でも自信を持ってプロレスファン」という言葉も会見の中で印象に残りました。
大谷 僕は地方へ行ってお客さんたちと食事に行ってプロレスの話とかをすると負けたくなくなってくるんです(笑)。「あの時はこうでしたよね?」って言われるのに対して、「なに言ってるんですか、あの時はこうでしたよ」って(笑)。本当に応援してくださっているお客さんにでも、“プロレスファン”ということに関しては僕は張り合いますから。僕の方がファンですよって(笑)。プロレスラーになってもう25年が経ちますけど、僕はプロレスに対して幻滅したとか、大好きな気持ちが冷めたということはこの25年でみじんもありません。
――これだけプロレスをやってきて、“もういいや”でしたり飽きるという気持ちはない?
大谷 25年経って、間違いなく折り返し地点は通り過ぎていると思います。でも今の僕はこれは投げやりな気持ちじゃなく、次の試合でレスラー生命が絶たれても後悔しない自信があるんです。“次の試合で終わってもいい”とか、そういう訳じゃないですよ。けど大怪我をする可能性だっていっぱいあるし、いつダメになっても後悔しない自信があります。それはもしかしたらプロレスラーが持つべき中で一番強いものじゃないかなって気がするんです。“いつダメになっても後悔しない”――その気持ちがあるっていうのは、対戦相手からしてみたらこんなに怖い奴はいないと思います。試合の中でいえば、何度やられてもその度に立ち上がってくる。会見でも言いましたが、そういうゾンビみたいな男が一番怖いんです。
――それがプロレスラーとして一番の武器ではないかと。
大谷「一番強い人ってどういう人か分かる?」って聞くと、子どもたちは「ケンカが強い人」「負けない人」とかって言うんです。でも僕の考えは違くて、人はいつかは絶対負ける、負けることがある。けど「本当に強い人っていうのは負けた時に立ち上がっていく人、何度でも立ち上がっていく人のことを言うんだ」って偉そうですけど僕は言うんです。僕はプロレスラーとして“いつレスラー生命が絶たれても後悔しない、それまでは何度でも立ち上がってやる”、そういう気持ちを持ってやっています。
――その信念がプロレスラー大谷晋二郎の土台であり一番の武器になっているのですね。
大谷 これも偉そうに言わせてもらえば、その気持ちをスーパー・タイガー、あなたは持っていますか?って。そこを僕は試合で見せたいです。佐山先生は「いい試合を期待しています」と言っていますが、それは裏を返せば「スゴい試合をやってくれ」ということだと僕は思うんです。「スゴい試合」っていうのは30分・60分やるんじゃない。たとえ1分、たとえ5分でも目の離せない、言うならば試合ではなく決闘を見せてくれって佐山先生は言っているんじゃないかって、僕はこの世界に25年いて思います。
――凄みのある試合と言いますか。
大谷「いい試合」って言うと、普通噛み合う試合のことだと思うじゃないですか。でも、おそらく先生はそういう試合を求めていない。だから佐山先生は「ストロングスタイル、ストロングスタイル」って言うんです。“ストロングスタイル”を説明できる人は誰もいないですけど、僕は“いい試合”というのをストロングスタイルの世界でたとえると“スゴい試合”だと思っています。
――それは大谷選手のストロングスタイル観にも繋がってくる話ですね。
大谷 僕は歓声より驚きの声を上げさせたい。よそ者の僕が言うのも何ですけど、それがリアルジャパンというリングの本道じゃないのかなと思います。それは会見の雰囲気にしろこの道場の雰囲気にしろ、何にしろ感じることです。噛み合う試合、スイングする試合もいいですよ。そういう試合があってもいい。でもリアルジャパンのベルトを争う試合は、“スゴい試合”というものでなければと僕は思っています。佐山先生が「ストロングスタイル」を連呼するのはそういうメッセージだと僕は勝手に受け取っています。
――“スゴい試合”こそ、リアルジャパンのメインやタイトルマッチにふさわしいと。
大谷 ゴングが鳴っても体に触れず、にらみ合いだけで3分が経つ。それでもお客さんが視線をそらしたくないって思う試合――そのぐらいの決闘をスーパー・タイガー選手が受けてくれるなら僕はしたい。リアルジャパンのあのベルトを争う試合はそういう決闘じゃなきゃいけないと僕は解釈しています。
――スーパー・タイガー選手からも噛み合う試合や上手いプロレスをやるつもりはないというコメントがありましたから、ストロングスタイルでぶつかり合う試合が見られそうです。
大谷 会見で出た“殺人キック”がどういうものか分からないですけど、“殺人キック”と言われて怖くない訳がない。でも、仮にそれを受けてしまっても俺は立ち上がるよと。だから逆に言えば、殺人キックとやらを出した瞬間が大谷晋二郎一番の必殺技が出る時だと思っています。何度でも立ち上がってくる男が一番怖いんです。僕は25年間このプロレス界にいて、すごい技術がある人間より、やられてもやられても立ち上がってくる人間が一番怖い。そしてそういう男が最後には頂点を極めるという僕の理論があるんです。その世界にお前は足を踏み入れられるのか? というのをスーパー・タイガー選手には言いたいです。
――そして今回3度目の防衛を果たすと。
大谷 最近は肩にポンと置いたら、接着剤でもついているのかと思うぐらいベルトが肩から離れないんです。全国いろんなところへ持っていって、僕もベルトに非常に愛着が湧いてきました。リアルジャパンさんは早く取り戻したいのかもしれないですけど、しょうがないですよ、ベルトが僕から離れないんですから。
■ リアルジャパンプロレス佐山サトルプロデュース
初代タイガーマスク黄金伝説2017『LEGEND OF THE GOLD Ⅵ』
日時:4月27日(木)開場/17時30分 試合開始/18時30分
会場:後楽園ホール
席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円/B席:5.000円/トライアルシート:3,000円
※「トライアルシート」は、初めてリアルジャパンプロレスを観戦される方対象の限定席。
主催 :有限会社リアルジャパン、リアルジャパンプロレス、掣圏真陰流本部 興義館
お問合せ :リアルジャパンユーレカ事務局 03(3833)3662
【対戦カード】
<第6試合 メインイベント レジェンド王座戦>
[第11代王者]大谷晋二郎(ZERO1)
vs.
[挑戦者]スーパー・タイガー(リアルジャパン)
<第5試合 セミファイナル タッグマッチ>
船木誠勝(フリー)&関本大介(大日本プロレス)
vs.
石川雄規(Battle Arts Academy)&ケンドー・カシン
※出場予定でありました曙選手は右脚の蜂窩織炎(ほうかしきえん)と感染症により、現在病院にて療養中の為、欠場となりました。
<第4試合 タッグマッチ>
タカ・クノウ(チーム太田章)&倉島信行(ドラディション)
vs.
【魔世軍】魔世軍5号アレクサンダー大塚&魔世軍8号佐野巧真(with青柳総裁)
<第3試合 6人タッグマッチ>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)& 小笠原和彦(PRO-KARATE 押忍闘夢)&柴田正人(フリー)
vs.
折原昌夫(メビウス)&グレート・タイガー(国籍不明)&ブラック・タイガー(国籍不明)
<第2試合 タッグマッチ>
山本SAN(COMBO)&間下隼人(リアルジャパン)
vs.
“力道山3世”力(リキ・エンタープライズ)&LEONA(ドラディション)
<第1試合>
スーパー・ライダー(リアルジャパン)
vs.
松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA)
※対戦出場選手は諸事情により変更となる場合もあります。
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