[週刊ファイト4月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼柴田勝頼入院~亜利弥’引退~NHK山一抗争~なぜ豊田真奈美は海外で神格化されているのか?
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・新日『SAKURA GENESIS』両国国技館超満員札止めメインへの関心
・ディーン・アンブローズが職場同僚のルネ・ヤングと結婚
・オメガ、みのる、タイガーW、そして柴田~頂点を極めたオカダ絶賛
・NHKアナザーストーリー『山一抗争』と映画『FAKE』:虚構と真実の迷宮へようこそ
・なぜ豊田真奈美は海外で神格化されているのか?驚きの真相とは・・・
新日『SAKURA GENESIS』両国国技館超満員札止めメインへの関心
―― 巻頭は柴田勝頼の硬膜下血腫手術が事件になります。硬膜下血腫は、転落、交通外傷、殴打などが原因になることが多いそうで、まさしく今回の柴田に当てはまります。本間の頸椎同様、デリケートな頭部の怪我ということで大変心配されてる。
オフレコ 両国の試合後、都内の病院に救急搬送され、硬膜下血腫で緊急手術を受けたと新日プロが10日に発表した。現在は安静状態で、22日から始まる次期シリーズは全休に。
―― 復帰は未定で、今後経過見ながら判断するという・・・。事態は深刻でした。
オフレコ 一日も早い回復を祈るばかりだ。但し、これも柴田をしばらく休ませるための、大きな計画の一貫だったという業界人がいることも事実だ。もっとも、例の柴田がゴツンとヘッドバッドやって、自分の額が切れて血が流れる場面は100%リアルで間違いない。あの音が全てだから。
―― 満身創痍が言われて久しい柴田だから、カメラもしつこく控室に戻る際のフラフラを追っていた根拠ですかねぇ。ただ、限界越えの肉体芸術だったのも間違いないです。
オフレコ 柴田以外にも、両国の『Sakura Genesis』試合では、内藤哲也がジュース・ロビンソンのパルプフリクションでマットに頭頂部から突き刺さり、KUSHIDAもエプロンで高橋ヒロムのローリングクラッチホールドを受け、カナディアンデストロイヤー状態になって場外に頭から落下、テレ朝チャンネル2の画面見て「ええ」と声を出した。
―― 観客によっては大会後の救急車をKUSHIDAのものだと思ったほどでした。
オフレコ 『レッスルマニア』後のメジャー大会ということで、気張り過ぎだったとしたら課題が残る。別稿でもすでに収録、ファイトクラブで先行発表済みだけど、「新日最高!最強」とか、日本が世界一と思い込むのはどうなのかと。まして、過激に走る部分をファンが助長させているなら本末転倒になる。
―― 動画が公開されている記者会見でのオカダが、さすがに神妙だったのが印象的でした。柴田に対して「『またやりましょうよ』っていう約束を、いまここでしますんで、『しっかり守ってくださいよ』っていうのは伝えたい」と。
オフレコ チャンピオンとしてまた挑戦を受けるとか、そういうことは言わないみたいないことを言ってたなぁ。ヤバいんだなと感じた。
―― 試合内容については「柴田さんは、昔のプロレスラーみたいな人」で、「いまのプロレスを舐めないでほしいから、感情むき出しにしてた」と、語ってました。超本音だと思います。
オフレコ あと味が悪かったのが、インサイダーが見ても危険な38分9秒の激闘のあとで、ファレが乱入してきて、実況席のミラノコレクションATが「空気読め!」とマジだったこと。
―― ファンからも「試合後に乱入すればベルトに挑戦できるのか」と、皮肉にも「昔のプロレスみたいな」乱入劇での遺恨勃発を見直す時期なのかもしれません。
オフレコ 難しい問題だねぇ。新日は、きっちり計画通りにやるところがあって、LA公演も決まっているから、そこのカードもケツも、すでに先日の米国ケーブル局との会議で決まった。よって会場客の期待を裏切って王座はオカダの防衛。いわゆる控室に待機するサブ・ブッカ―なりが、それこそ会場の空気と試合内容から、乱入を急遽辞めさせることをせず。なにしろメイン・ブッカ―の外道がファレにやられる役をやってたから、予定通りに進行してしまい、ファンを怒らせてしまったと。
―― 今週は亜利弥’引退がありました。こちらは電子書籍特典のファイルでたっぷりお願いします。週プロが1ページだけだったので、週刊ファイトの責任重大です。
オフレコ 明るいニュースでは、ディーン・アンブローズが職場同僚のルネ・ヤングと結婚とのこと。インタビュアーとして明らかなインテリで美貌。両方好きだからhappyだね。
―― WWEは職場結婚ラッシュですか。ステファニーが親父の禁を破ってHHHとくっついた時点で、ポリシー崩壊ですからね。
オフレコ ちょうど伊藤三世記者が、KAIから「ディーン・アンブローズを意識している」と引き出したばかりなんで、やはりうまい選手は、うまい選手を見ていると。
▼KAIチャンカン直前インタビュー「宮原健斗とのコスチューム被りに白黒はっきり付けます」
―― ブランドのスイッチが2週後になったのは、ようやくこの『レッスルマニア』の2週後になって、週末の大会がない唯一の休みになったから。そうでないと、スイッチの計画がドタン場で変更とかがあり、しかしハウスショーですでに宣伝されているスーパースターがいるから、終わってスグにはやれなかったためとか。
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―― 当初の予定では、AJスタイルズはRAW行きとかがほぼ確定していたらしい。ただ、この2週目の方が視聴率がハネ上がったくだりは、電子書籍収録のみの『海外情報局』に出しましたから、購入願いということになります。
オフレコ 中邑真輔にとっては、うまいドルフ・ジグラーがいて、職人AJもいるから、お膳立ても揃ったことになるね。