(C)TNA
4月13日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、ジョシュ・マシューズとジェレミー・ボラッシュの抗争中のアナウンサー対決が行われた。TNAの親会社が国際パンダエナジー社から、カナダのテレビ局アンセムに変わった事により、TNA創始者であるジェフ・ジャレットがプロデューサーとして復帰、それに伴い一時はTNAを離れていたジャレット派閥のレスラーやスタッフが続々と戻ってきた。アナウンサーのボラッシュもその一人だが、前体制から実況アナウンサーだったマシューズは、実況がアナウンサー2人体制になった事が面白くなく、マシューズと常に口論となっていた。これを見かねたシナリオ班統括のブルース・プリチャードが、2人にレスラーを4人づつ選んでチームを作り対抗戦を行う事を決定。そして、マシューズが選んだのはボビー・ラシュリー、ブラム、イーライ・ドレイク、タイラスというアンセム体制以前からTNAを支えた4選手、対するボラッシュはアルベルト・エル・パトロン、クリス・アダムス、マット・モーガン、マグナスというアンセム体制になってからTNA参戦したパトロンと、TNA出戻りとなる3人だった。
試合は8人タッグマッチで行われ、両軍が入り乱れての激しいものとなるが、最後は出戻りのマグナスがダイビングエルボーでドレイクを仕留めたのだった。これでマシューズは赤っ恥をかいた形となり、ロースターらはマシューズはこれで首だと騒ぐ。この結果がこれからどう影響するのか?今後のインパクト・レスリングから目が離せないだろう。
■ Impact Wrestling
日時:2017年4月13日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド
<チーム対抗戦>
○ジェレミー・ボラッシュ軍(アルベルト・エル・パトロン、クリス・アダムス、マット・モーガン、マグナス)
ピンフォール
●ジョシュ・マシューズ軍(ボビー・ラシュリー、ブラム、イーライ・ドレイク、タイラス)
<シングルマッチ>
○デイビー・リチャーズ
ピンフォール
●DJZ
<4WAYマッチ>
○アンドリュー・エヴァレット
ピンフォール
●マシュー・ロケット、スイサイド、シェイン・ヘルムズ
<シングルマッチ>
○ローズマリー
ピンフォール
●サンタナ・ギャレット
<タッグマッチ>
○アリー、ブラントン・サッター
ピンフォール
●シエナ、KM
<3WAYタッグマッチ>
○レノ・スカム
ピンフォール
●ラレド、キッド、ガルサJr.
ディケイト
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