新日本プロレス4・9両国直前情報&見どころまとめ

 いよいよ明日に迫った新日本プロレス恒例、春のビッグマッチ両国大会。前哨戦のツアーは4・7山形で最終戦を迎えた。

■ 戦国炎舞-KIZNA- Presents Road to SAKURA GENESIS

日時:4月7日(金) 17:30開場 18:30開始
会場:山形・山形ビッグウイング
観衆:1354人(超満員)

<第3試合 20分1本勝負>
〇真壁刀義 小島聡 天山広吉
 キングコングニードロップ⇒片エビ固め
●デビッド・フィンレー ハンソン レイモンド・ロウ 

 両国でのIWGPタッグ前哨戦、デビッド・フィンレー、真壁刀義が加わっての前哨戦6人タッグは、真壁がフィンレーをキングコングニードロップ葬。
 試合後真壁が山形のファンから贈られた千羽鶴をベルトよろしく肩にかけ、本間に届けると約束すると大歓声。ご当地とは言え、リング上にいない本間の存在感が際立つ形になった天コジの、両国での奮起に期待したいところだ。

<第4試合 20分1本勝負>
邪道 外道 YOSHI-HASHI 後藤洋央紀 
 11分29秒  ジム・ブレイクス・アーム・バー
タイチ 金丸義信 ザック・セイバーJr 鈴木みのる 

 続いてはIWGPジュニアタッグとNEVER無差別級の王者、挑戦者に鈴木みのるとYOSHI-HASHIをそれぞれ加えての8人タッグ。最後はザック・セイバーJrがとYOSHI-HASHIを捕まえた。試合後は鈴木軍がリングを占拠してジュニアタッグ王座のベルトを誇示し、防衛とNEVER無差別級の奪取をアピール。インタビューでは鈴木が両国での乱入を示唆した。
 窮地に追い込まれたのはシリーズを通してオカダー柴田の影に隠れていた感のあるNEVER無差別級王者後藤。むしろインターコンチネンタル王座戦の組まれていない内藤の方が注目される感さえあり、両国での試合順も、ジュニアヘビー王座戦にセミファイナルを譲る微妙な立場。
 セイバーJr以上にやっかいなファンの視線に対して存在感を示せるかに注目か。
 
<第6試合 30分1本勝負>
KUSHIDA リコシェ 田口隆祐 〇ジュース・ロビンソン 棚橋弘至
 11分54秒  パルプフリクション⇒片エビ固め
高橋ヒロム ●BUSHI “キング・オブ・ダークネス”EVIL SANADA 内藤哲也

 第6試合では、両国でIWGPジュニアヘビー級選手権試合を狙うKUSHIDAがタグチジャパン入りして、王者、高橋ヒロムを含むロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと対戦。最後はタグチジャパンの勢いのまま、ジュースロビンソンがBUSIをパルプフリクションで仕留めた。
 試合後は、内藤がまたしても『タイガーマスクW』戦をアピール。「『Number』プロレス総選挙、初日の集計結果。俺、第1位だよ?」とアピールし、「俺の声もそろそろ聞いたほうがいいんじゃないの?」と会社への批判を口にした。
 果たして当日のサプライズカード変更はあるのか?

『Number』プロレス総選挙URL
http://number.bunshun.jp/articles/-/827792

<第7試合 30分1本勝負>
バレッタ オカダ・カズチカ 
 13分44秒 go2sleep⇒片エビ固め
タイガーマスク 柴田勝頼

 そしてメーンでは、IWGPヘビー最後の前哨戦として、柴田がタイガーマスク、オカダがバレッタを従えてタッグで激突。フィニッシュはこのシリーズお馴染みの光景、オカダをフロントハイキックで場外へ蹴散らした柴田が、バレッタにPKからgo2sleepで仕留めた。
 試合後、柴田が「男の根性みせてやる」「新闘魂三銃士で巻いてないの、IWGP。俺だけだからね?」と凱歌をあげると、オカダは「根性があるヤツが勝つわけじゃない。ゆとりだろうがなんだろうが、そんなのが勝つわけじゃない。強いヤツが勝つんだ」「いま一番強いのはこの俺だ」と、締めた。

 翌日4月8日(土)に行われた前日調印式でも特に混乱は無く、「ゆとり対根性」があまりアピールしていないという分析なのか、「強い方が勝つ」とオカダが強調、「ゆとりを持つのも大事ですよね」というTVCMもあるが、果たして両国で「ゆとり対根性」に結論はでるのかにも注目だ。

 前売りも好調のようで、砂被りと2Fが完売、当日券は枡席のアリーナA〜Cを若干数12時から売り出す。
 会場に向かえないファンに向けては、『新日本プロレスワールド』での配信と、『CSテレ朝チャンネル2』での生中継が決定している。

新日本プロレスワールド 15時40分頃〜
http://njpwworld.com/
テレ朝チャンネル2 16時〜

 アメリカ進出を見据えての4・9。果たして、桜満開の東京・両国に春の嵐が吹き荒れるのか!?

■ 戦国炎舞-KIZNA- Presents SAKURA GENESIS 2017
日時:4月9日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:東京・両国国技館

<第0試合 15分1本勝負 ※15時40分開始予定>
デビッド・フィンレー 獣神サンダー・ライガー 中西学
vs.
北村克哉 岡倫之 川人拓来

<第1試合 20分1本勝負>
タイガーマスク タイガーマスクW 永田裕志 真壁刀義
vs.
チェーズ・オーエンズ 高橋裕二郎 タンガ・ロア タマ・トンガ 

<第2試合 20分1本勝負>
バレッタ ロッキー・ロメロ YOSHI-HASHI
vs.
TAKAみちのく エル・デスペラード 鈴木みのる

<第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[挑戦者組]邪道 外道
vs.
[第50代王者組]タイチ 金丸義信

<第4試合 30分1本勝負>
矢野通 石井智宏
vs.
バッドラック・ファレ ケニー・オメガ

<第5試合 30分1本勝負>
リコシェ 田口隆祐 ジュース・ロビンソン 棚橋弘至
vs.
BUSHI “キング・オブ・ダークネス”EVIL SANADA 内藤哲也

<第6試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[第74代王者組]小島聡 天山広吉
vs.
[挑戦者組]ハンソン レイモンド・ロウ

<第7試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
[第15代王者]後藤洋央紀
vs.
[挑戦者]ザック・セイバーJr

<第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[挑戦者]KUSHIDA
vs.
[第76代王者]高橋 ヒロム

<第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[第65代王者]オカダ・カズチカ
vs.
[NJC2017優勝・挑戦者]柴田勝頼


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