[ファイトクラブ]レッスルマニア33上下揺れライド6時間半~中邑真輔SmackDown~「プロレスと記憶」

[週刊ファイト4月16日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼レッスルマニア33上下揺れライド6時間半~中邑真輔SmackDown
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・WWEネットワーク1,661,000件(国内1,237,000、海外424,000)
・Devils in the Shellプロレスと記憶:サイボーグ草薙素子は月で憂鬱!?
・水道橋博士とケン・ラッセル『肉体の悪魔』論~魔宮の聖典用語辞典
・「プロレスと記憶」~情報過多のサイバースペース広大な海と向き合う


―― マット界最大の春の祭典が、本誌側の取材体制含めてとりあえず事故なく無事には終わりました。最重要なのはビジネス結果分析と、今年のが長すぎた件なのは大人向き媒体には必要条件です。また、世界17ヶ国選抜の女子トーナメント開催発表もありました。宝城カイリが想定されてますね。でも、まずは王道で大会評、試合考から始めましょう。

オフレコ 『レッスルマニア33』がなんだったのかと聞かれたら、どうしてもアンダーテイカー引退の回として記憶されるんじゃないかな。本誌では先週号にもはっきり活字にしているのみならず、試合順が大トリとなって、ますます間違いないと。もっとも、さすがに最後の気力を振り絞ってなかなかの好試合だったとはならない。もう何も出来なくなっていたのが現実だった。

―― だから、必ずしも(勝利した)ロマン・レインズの格が上がったのか否か、プロレスの目的がなんとも言えないままです。

オフレコ なんでも、一般紙も取り上げるレッスルマニア、お茶の間的な話題はなんだったかというと、ジョン・シナのリング上プロポーズだったとデータ分析が上がっている。プロレスファン内の受け止め方とはまた違うということ。翌朝の地上波NBC番組に、シナとニッキー・ベラが出演とか、検索ワードのトレンド分析から、テイカーよりも「シナ ベラ」の方が多かったなど、マニア目線だけで大会総括しても大局が見えてないことになる。

―― 地上波番組で、ニッキー・ベラは「とても驚いている。知らせてくれなかった」の演技をやり遂げたそうです。そんな訳ねぇだろう(笑)。
ザ・ミズとマリース夫妻組が、「お前らはボーイフレンド、ガールフレンドごっこを演じているだけ」と、さんざん挑発を繰り返してこのカードを売ってきたのだから、大人のファンならケツは丸わかりです。三十路のニッキーの役者ぶりが素晴らしい。

オフレコ お茶の間的な話題、マニア間の関心に加えて、会場客の反応というのも指摘する必要がある。ダントツにハーディーズだったな。懐かしの入場曲♪Loadedが流れると、会場が揺れてたのが画面からもわかった。

―― しかし、ジェフがトップを張っていた頃から何年たつんですか。肉体的にも無茶やれなくなっているし、一時的な爆発なのかどうか・・・。

オフレコ やる側・作る側から楽しむ大人のファンなら、AJスタイルズvs. シェイン・マクマホンの20分28秒が、どうしてもベストマッチだね。一般公開の速報ブログでも書いたから繰り返さないけど、この切り返しは世界で誰もやってないとか、この順番を考えた俺様は天才だと、自己陶酔して闘っているシェインOマックに感情移入してしまう。本当は全部受けてるAJスタイルズが別格に凄いんだけど。

―― 鉄人28号を動かすリモコンを操る少年探偵・金田正太郎になって、プロレスを見入るというやつですね。

オフレコ 「なるほど、次はこう動いたか」と。こっちはプロレス頭対決をやっている。

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