新日プロ『G1 SPECIAL in USA』は北米侵攻の橋頭堡となるか?

 1・4日東京ドームでアナウンスされていた、新日本プロレスのLA大会が『G1 SPECIAL in USA』として正式発表され、チケット概要が決定した。

 本大会は、現地時間・7月1日(土)、2日(日) に「ロサンゼルス・ロングビーチ・コンベンションセンター」で2日間にわたって開催とのことで、センターの総面積は224000平方フィート(およそ20810平方メートル、東京ドーム半分ほど)、同センター内の席数13500の「アリーナ」で行うものと思われる。

「ロサンゼルス・ロングビーチ・コンベンションセンター」
http://www.longbeachcc.com/
同アリーナ
http://www.longbeachcc.com/plan-an-event/conventions-trade-consumer-shows/arena/

 チケット料金は、150ドル(1列目)、100ドル(2列~5列)、80ドル(6列~9列)、60ドル(10列~13列)、30ドル(14列~17列)と5種類、列によって値段が細分化、アメリカのチケット販売会社「Ticket Master」のみで販売され、国内販売とオフィシャルFC先行は予定されていない。
 チケット販売は、LA現地時間・4月1日(土)朝8時〜(※日本時間4月2日(日)深夜0時)からスタートだが、観戦ツアーも予定されているとの事なので、英語でのチケット購入に不安があれば、公式の発表を待つのが良いだろう。
 
 また、大会に先立って、ロサンゼルス大会の英語版・特設サイトがオープン、現在はディザーサイトとしてチケット以外の情報はないが、ポスター画像では予想通りの「ケニー・オメガ」以外に、新日勢としてオカダ、内藤、棚橋の3人が映っている。
 木谷社長は1・4のインタビュー動画で、「G1をそのまま持っていくがアメリカ人を重用」と明言、ブシロードの新卒採用説明でも、新日本の海外配信は「アメリカからが25%」と強調すると同時に「何故観るかと言えばアメリカ人が出ているからだ」と語っている。チケットの売れ行きによっては今後リング上でケニー・オメガに次ぐ北米出身レスラーのプッシュも予想されそうだ。

 遂に大統領を産み出すまでの影響力を持つWWEに対して、現状はその「アメリカファースト」トランプ大統領の目にも、全く問題にならないだろう規模の新日本プロレスのアメリカ進出の成否は、今後のプロレスのあり方も大きく変える可能性があり、目が離せない。

『G1 SPECIAL in USA』特設サイト 
https://www.njpw1972.com/g1special

■『G1 SPECIAL in USA』 アメリカ・ロサンゼルス
日時:7月1日(土)  開場15:30 試合開始17:00
会場:LA ロングビーチ・コンベンション・アンド・エンターテイメント センター

日時:7月2日(日) 開場15:30 試合開始17:00
会場:ロングビーチ・コンベンション・アンド・エンターテイメント センター

▼電子書籍ジャーナル最新刊!ファイトクラブ会員読めます~クレジットカード決済、銀行振込み対応
週刊ファイト3月30日号柴田勝頼NewJapanCup真壁刀義DDT20豊田真奈美WrestleMania