TNA 女社長ディクシー・カーター 遂にテーブル葬に!

(C)TNA

 現在、WWEに次ぐ全米第二のプロレス団体TNAは、スパイクTVとの放送契約延長の交渉が暗礁に乗り上げ大ピンチに陥っている。その詳細は『マット界舞台裏』の巻頭記事で大特集されている。
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 そうした裏ネタは、本紙『マット界舞台裏』を読んで頂くとして、番組内のストーリーも大きな動きを見せた。

 2014年8月7日に放送された『Impact Wrestling』では、遂に女社長ディクシー・カーターがテーブル葬にされるという衝撃的な事件が起った。(TNAのストーリー上)チーム・ディクシーを率いて傍若無人な振る舞いを繰り返していたディクシーに対し、そういうやり方が団体を崩壊に導いたと、旧R|ECWのトップ選手であったブリー・レイ、ディーボンのチーム3D、そしてトミー・ドリーマーらが抗議を行ない、抗争となっていた。彼らに対抗する為に、ディクシーは、ブリー・レイらと同じ元ECWスターであるライノをチームに加えた上、ジーン・スニツキー、リクロン(エゼキエル・ジャクソン)という元WWEのスーパースター、更に、日本では戦極マットで活躍し、現在はベラトールで活躍中のキング・モーまで仲間にして対抗している。

 そして、遂にチーム・ディクシーとブリー・レイらが「ハードコアウォー」という反則あり時間差8人タッグ戦で雌雄を決する事になった。ブリー・レイは勝利すれば、ディクシーをテーブルに葬ると宣言。まさに最終決戦という感じだ。チーム・ディクシーは、ディクシーの甥(という設定)のイーサン・カーターⅢ、ライノ、ジーン・スニツキー、リクロンという布陣で、キング・モーはディクシーの用心棒としてディクシーと共に客席で観戦。対するECW軍は、ブリー・レイ、ディーボン、トミー・ドリーマーに謎のパートナーという事だった。そして出てきた謎のパートナーはなんと、アル・スノー、これまたECWスターだ。同窓会という感じで旧ECW勢が集結し、得意のハードコア戦を展開。最後は、裏切り者と言えるライノをチーム3Dが必殺の3D(ダッドリー・デス・ドロップ)で仕留めて見事勝利。ディクシーは青ざめる事になる。

 番組ラスト、チーム・ディクシーを率いて登場したディクシーに、ブリー・レイらが詰め寄る。これに対し、用心棒のキング・モーが遂にトミー・ドリーマーに必殺の剛腕パンチをお見舞いしてKOしたのだが、乱戦になればECW軍の方が圧倒。キング・モーらチーム・ディクシーのメンバーを叩きだしてしまった。ディクシーは腰ぎんちゃくのロックスター・スパッドと共に逃げようとするが、それを阻止したのは、ボビー・ルード、エリック・ヤングらTNAのロースター達だった。入場口から出てきたルードらは、約束を守るようにディクシーをリングに追いたてる。これまでチーム・ディクシーとブリー・レイらとの抗争には静観の構えだったロースター達も、遂にディクシーを責め立てたのだった。

 逃げ場を失ったディクシーはチーム3Dに捕まり、遂にトップロープからのテーブル葬。会場からは「TNA!TNA」コールが鳴り止まず番組は終了した。ディクシーは立ち上がれず救急車で運ばれたという事になったが、ロースターからも見捨てられ四面楚歌になったディクシーはどうなるのか?今後のTNAのストーリーに注目だ。

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