3・5 RISE 116 日韓王者対決 野辺広大、チャンヒョン・リー事前インタビュー

 メインイベントはスーパーフェザー級王者の野辺広大が“コリアン・デビル”チャンヒョン・リーを迎え撃つスーパーファイト。
第7試合とセミファイナルでは、強豪選手がひしめき合うフェザー級の2試合が並ぶ。
 RISEのみならず様々な団体で活躍した菅原勇介の引退エキシビションマッチは6試合目と決定した。最後に本戦前に行われるオープニングファイトは、第1試合が17時30分開始となる。

メインの日韓王者対決 野辺広大、チャンヒョン・リー事前インタビュー

 
 
野辺広大『RISEと言えば野辺広大』

–まず昨年を振り返っていかがでしたか?
「去年は1月にベルト獲って、吉本(光志)さんもその日に引退して。ベルトを獲って先輩の引退に華を添えられました。
途中、負けた時もあったんですけどそれで自分が成長出来たんで結果的に良い年だったと思います。」
 
–昨年11月の試合はすぐにKOで終わってしまいましたがいかがでしたか?相手の実力がわかる前に勝ってしまいましたね。
「もうちょっと長くなるかなと思ったんですけど早く終わっちゃって。まだ僕の中では外国人は未知ですね。」
 
–フィニッシュはヒザ蹴りでしたね。当たった時の感触は?
「感触はありましたね。入ったなって。あそこまで悶絶するほどかなと思ったんですけど、倒すのはタイミングなんだなって改めて思いましたね。」
 
–山口侑馬選手を倒した時もタイミングだと言ってましたね。
「そうですね。本当に強いパンチじゃなくて、やっぱタイミングが良かったのかなって。」
 
–1月の大会は休んでいるので今回が2017年初の試合です。相手はチャンヒョン・リー選手ですが印象は?
「タフで、1発のある怖い選手だと思うんですよね。
僕はよくパンチで負けてるんですけど、相手の勝ちパターンと僕の負けパターンが合致してるんで、油断できないですね。」
 
–梅野源治選手をはじめ日本人と多く対戦しているファイターですね。
「強い選手とやってますね。全員見たんですけど、花田選手にガツガツ来られてやり辛そうだなって。そういう所は苦手なのかなって思いますね。」
 
–あの時はSHIGERU選手の欠場があり、急遽決まった試合でしたね。あの時のチャンヒョン選手は誰に似ているというのはありましたか?
「最近の映像も見たんですけど、イ・ソンヒョンに凄い似てきたなと感じましたね。」
 
–チャンヒョン選手は海外で数多く試合をこなしているので経験豊富です。
「外国で経験積んでるのは強みだと思うんで。そこは相手の方が1歩リードしてるんで、それも踏まえた上で戦っていきたいですね。」
 
–相手はWKNの世界タイトルも持ってますが、日本では梅野選手や花田選手と試合をしてます。どんな勝ち方をしたいですか?
「梅野選手、花田選手は日本でもトップクラスの選手なんで、その選手達が出来なかった僕にしか出来ない1番インパクトのある試合がしたいです。」
 
–当然、KOは狙っていると思いますが、どういった試合がしたいですか?
「この前みたく悶絶はさせたいんですけど、悶絶させなくても打ち合いとか狙ってハイキックとか。倒せる時に倒していきたいんで。」
 
–今年はどんな技を磨いてますか?
「パンチで倒すのは得意じゃなかったんで、今年はパンチでも蹴りでも倒せるような選手になりたいです。
相手のタイミングを上手く突けるようなカウンターを磨いていきたいです。」
 
–先日はパラエストラ松戸でMMAのトレーニングもされてましたね。きっかけは何だったんですか?
「フィジカルトレーニングはやってなかったんで、対外国人となると身体の強さも向こうの方が上回ってると思ったんで、弱みを無くそうと思って。
吉本さんも総合やってたんで前から練習の中にレスリングも取り入れてもらってたんですけど、そこで本格的に総合のジムにも行ってレスリング、総合の人対人で当たり合って負けない強さを作ろうかなと思って。」
 
–MMAのトレーニングをしてみてどうでしたか?
「なんか思い切り良く行かないと、躊躇してるとガっとやられちゃうんで。そこで思い切りの良さは付くかなと自分で思いましたね。」
 
–MMAのトップ選手である扇久保博正選手らと打撃でも練習されてましたね。立ち技の選手と何か違いはありましたか?
「そうですね。距離感とかも総合の選手は違うんで、やり辛いっすね。」
 
–トレーニングで身体は変わってきましたか?
「まだ変わったとは言い切れないですけど、変わってきそうな感じはします。翌日とかも凄い身体の痛みが激しいんで(笑)。」
 
–次に那須川天心選手が対外的に活動している中でRISEのメインは俺が張ると宣言しましたが、改めてその気持ちを教えて下さい。
「天心君すげぇ活躍しててRISEが注目されてると思うんですよ。やっぱそこで国内外問わず外敵が増えてくると思うんで、そこは僕が片っ端から倒してRISEの野辺広大は強いんだって皆に思ってもらえるように。
RISEと言えば野辺広大が居る団体かって思ってもらえるように。」
 
–これからRISEの全大会でメインを張りたいと言ってましたね。
「RISEと言えば野辺広大がメインの団体かって思われたいですね。」
 
–今、メインの座を争いそうな裕樹選手が居ますが、1月大会で急遽エキシビションをしましたね。当日いきなり決まりましたがその時は何をされてたんですか?
「エキシになるかならないかは練習行く前に初めて聞いて、確定したのが練習終わってRISEに行く途中ですね。
いつでも戦えるようにはしたんすけどキレが無かったですね。」
 
–気持ちの面ではどうでしたか?驚きはありましたか?
「多少はあったんですけど、裕樹選手とはいずれやるだろうなと思ってたんで。
まぁ本気でやる前にあのローキックを食らっとけて良かったなってポジティブに捉えてますね。」
 
–2ラウンド目はスネ当て無しでやりましたがいかがでしたか?
「めちゃくちゃ痛かったですね(笑)。
なんかこれ裏話なんですけど、やる前にローはカットしないでって言われたんですよ、音が鳴るからって。
やってみたら全然鳴らねぇじゃんって(笑)。」
 
–裕樹選手のローキックってそもそも音が鳴らないズシっとくるローキックですよね。
「全然音鳴らないし、しかも痛いし(笑)。」
 
–今度、対戦する時のイメージが湧きましたか?
「結構この間で掴めたものがあったんで、イメージが作りやすくなったかなって。」
 
–今後、裕樹選手は60㎏、63㎏に階級を変更してくると思います。
「僕もまだ1回も防衛してないんで、防衛してこそ本当のチャンピオンだと思うんでタイトルマッチでもワンマッチでもいつでも裕樹選手と出来るように構えてます。
あとミスターRISEって事で裕樹選手がRISEに貢献してきて、僕がまだそこまで出来てるかわからないですけど、僕自身はやっぱRISEは野辺広大だなって皆さんから言ってもらえるように、裕樹選手を超えられるように頑張っていきたいです。」
 
–もし、タイトルマッチで出てきても相手にとって不足は無い?
「そうっすね!やってやります!」
 
–今年はどういう選手と戦いたいですか?
「野辺広大、あいつとやったらやべぇんじゃねぇかっていう方が盛り上がると思うんですよね。そういうギリギリの戦いをしていきたいです。」
 
–改めて今回の意気込みは?
「向こうもタフで1発のある選手だと思うんで、僕もそこは隙を突いてインパクトのある勝ち方をイメージしてますし、ぐちゃぐちゃになってもそっちの面でも勝てるように準備していきたいです。」
 
–年内にタイトルマッチがあるかもしれないですが、もし、裕樹選手になったら?
「裕樹選手なら僕はいつでもやってやります!」
 
 
 
チャンヒョン・リー『ノベはスタミナとスピードがあるけどパワーは無い』

–コンディションは如何ですか?
「アニョハセヨ、とてもいい感じだね!
もう減量は終わっているから。早めに調整したほうが調子いいね!」
 
–現在どんな練習をしていますか?
「いつも通りムビジムのコーチと練習しているよ。
週末だけ秘密な特別トレーニングはしている、練習相手はソンヒョン、厳しいトレーニングをしてます。」
 
–対戦相手の野辺広大は知っていますか?
「ノベ選手知っているよ!チャンピオンになった時の映像をみたよ。戦い方がソンヒョンに似ているなぁ。」
 
–野辺選手についてどう思いますか?
「彼はスタミナとスピードがあるね!フットワークは素晴らしい。でもパワーは無いと思います。」
 
–ズバリ勝敗の行方は?
「僕はいつもKOを狙うよ、RISEはクリンチがないし相手もクリンチしないから激しい試合になるよ。
間違いなくKO決着、パンチでKO!勝つのは僕だね。」
 
–いま得意としている技は何ですか?
「カウンターのパンチだね。今まで試合の80%はパンチでダウンを奪っている。
今回はそれにアッパーカットを混ぜちゃうよ!」
 
–それでは最後に一言意気込みをお願いします。
「今回、試合する事により私の試合スタイルが好きになる人がたくさん生まれると思う。
RISEファンは優しくて大好きです、激しい試合をしてファンを興奮させる事を約束するよ!」
 

■ RISE 116(ライズ ハンドレッドシックスティーン)
主催:RISEクリエーション株式会社
認定:RISEコミッション
協賛:スリーエー・ライフ株式会社、フィットネスショップ
衣装:73R
放送:スカイA
日時:2017年3月5日(日) 開場17時/本戦開始18時 ※本戦開始前にオープニングファイトを予定
会場:後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)
料金:SRS席 12,000円(1、2列目) RS席 8,000円(3列目~) S席 6,000円(完売) A席 4,500円
 ・小中学生スタンディング ¥1,500-(当日のみ)
 ※当日券は各500円アップ/未就学児は保護者膝上に限り無料
販売
 ・チケットぴあ TEL:0570-02-9999 http://pia.jp/t/(Pコード 834-803)
  (ぴあカウンター、サークルK、サンクス、セブンイレブン各店)
 ・ローソンチケット TEL:0570-084-003 http://l-tike.com/
  (ローソン店頭ロッピーにて)
 ・イープラス=http://eplus.jp/battle/(携帯&パソコン同じアドレス)
  (ファミリーマート各店)
 ・後楽園ホール 03-5800-9999
 ・RISEクリエーション 03-5319-1860
 ・RISEオフィシャルショップ https://rise2003.stores.jp/
問い合わせ:RISEクリエーション 03-5319-1860
 ・Facebook www.facebook.com/rise2003
 ・Twitter @RISE_2003
 ・Instagram www.instagram.com/rise_2003official
 
 
≪RISE116 試合順≫
<メインイベント SuperFight! -60.5kg契約 3分3R延長1R>
野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級王者)
チャンヒョン・リー(KOR/仁川ムビジム/WKN-64.4kg級インターナショナル王者)
 
<セミファイナル フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R>
森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西/同級3位)
コブシット・フェアテックス(タイ/フェアテックスジム)
 
<第7試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R>
工藤政英(新宿レフティージム/前REBELS 55kg級王者)
佐野貴信(創心會/同級5位)
 
≪休 憩≫
 
<第6試合 菅原勇介 引退エキシビションマッチ>
菅原勇介(TARGET/元RISEスーパーライト級1位、元J-NETWORKスーパーライト級王者)
宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級王者)
 
<第5試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R>
優吾・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/バンタム級4位)
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SBスーパーバンタム級1位) 
 
<第4試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R>
番長兇侍(習志野トップチーム/同級4位)
憂 也(魁塾/DEEP☆KICK -65kg級王者)
 
<第3試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R>
仲江川裕人(フリー/同級7位)
北井智大(チームドラゴン)
 
<第2試合 -56kg契約 3分3R延長1R>
鈴木雄大(STURGIS新宿ジム/バンタム級9位)
村山智耶(HAYATO GYM/フェザー級9位、2016年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝)
 
<第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R>
皇 貴(インスパイヤード・モーション/2015年RISING ROOKIES CUPフェザー級優勝)
アイオロス純(STURGIS新宿ジム)
 
<オープニングファイト.2 フェザー級(-57.5kg)3分3R>
MAIKI・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/第16回J-NETWORKアマチュア全日本選手権大会フェザー級優勝・大会MVP)
澤谷大樹(HAWK GYM/JAPAN CUP 2016 -60kg級優勝・大会MVP)
 
<オープニングファイト.1 スーパーライト級(-65kg)3分3R>
田村亮太朗(リアルディール)
山田洸誓(正道会館 高知/2016年全日本空手道選手権大会軽量級優勝、第26回全日本新空手道選手権大会K-2GP軽中量級優勝)
 
※オープニングファイト17時30分開始/本戦18時開始
 
 
☆RISE116トレーラーを公開中

RISE公式YouTube
Facebook www.facebook.com/rise2003 

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