[週刊ファイト3月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
1972年の新日本プロレス旗揚げから45年もの歳月が流れた。新日プロは不滅です! と言いたいところだが、現実的にはオーナーが2回代わっており、現在のブシロード・新日プロも5年先、10年先にはどうなっているか見当もつかない。しかし人間、ビジネスがうまく行っている時代はどうしても強気に出てしまう。実は今の新日プロの最大の問題点はそこである。
(*編中 A記者=『マット界舞台裏』特約記者、B記者=スポーツ紙記者 C記者=フリーのべテラン記者)
A ちょうど去年の今頃から新日プロの観客動員数に中邑退団の影響が出始めて、一時は木谷オーナーも非常に心配していたらしい。でも、6月頃から勢いを取り戻しましたよね。この前の2・11大阪府立にしても正真正銘、超満員札止めだった(5466人)。
B やっぱり内藤人気の沸騰が大きい。大ブレークと言っても過言じゃないでしょう。もう棚橋を完全に超えています。