プロレスラー20周年記念を迎える今月、新日本プロレスでは真壁刀義を強力にプッシュ中だ。

　2月4日（土）深夜放送の『タイガーマスクW』に本人役で出演、2月10日（金）発売、マガジンハウス『POPEYE　No.839』の“私のBEST 3 DISHES”に登場して3店の3皿をオススメしたかと思えば、2月14日(火)にはアバコクリエイティブスタジオにて、日本語版吹き替えキャストに抜擢された『キングコング：髑髏島の巨神』公開アフレコイベントをおこない、翌15日(水)22時〜FIGHTING TVサムライの『速報！　バトル☆メン』に生出演した。

　平行して新日本プロレス公式サイトでは3回に渡ってのロングインタビューを敢行（16日現在2回まで公開中）。デビュー後実績を積み、高山とのタッグでノアへ、永田と組んでは全日本プロレスに出陣し、メインを張って会場をヒートアップさせたにも関わらず、ホームへ戻ってきたら相変わらずの前座出場にいらだち、同時期に成長著しい中邑、棚橋、柴田（勝頼）の新闘魂三銃士へのジェラシーを感じ、会社に対して不満を募らせていた心情を吐露。暗黒時代の選手退団が相次いだ頃には自身も退団を考えて、実際何人かに声を掛けられたものの、潰れてから動けばいいと思い直したとも率直に語っている。

「『クソだな、この会社は！』って思ってたよ」地獄の新弟子生活～苦悩の前座時代を振り返る！ 真壁刀義に“20周年記念”ロングインタビュー!!（第1回）
http://www.njpw.co.jp/84269

「棚橋と中邑を引きずり下ろさねえと、新日本が終わると思った」不遇時代を経て、『G1』初制覇～IWGP初戴冠へ！ 真壁刀義“20周年記念”ロングインタビュー!!（第2回）
http://www.njpw.co.jp/84657

　さらに2月15日（水）から公式動画配信サービス『新日本プロレスワールド』では、『真壁刀義プロレスラー20周年記念特集！　』として、2月21日(火)までの期間限定で

■1998年2月8日 札幌中島体育センター
保永昇男
vs.
真壁伸也

から、最新の

■2017年2月11日 大阪・大阪府立体育会館（エディオンアリーナ大阪）
第7試合 IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ
矢野通　石井智宏
vs.
真壁刀義　本間朋晃
vs.
デイビーボーイ・スミスJr.　飯塚高史

まで、サイト内にある真壁の全227試合を無料で解放中。なんとログインせずともアクセスするだけで視聴可能という太っ腹サービスである。
インタビューとあわせて観れば、その時々の真壁の状況や内面を想像できてより楽しめるはずだ。

『真壁刀義プロレスラー20周年記念特集！　』
http://njpwworld.com/c/t_0000_2015_46

そしていよいよ

■『戦国炎舞-KIZNA- Presents 真壁刀義 20th anniversary』
日時：2月21日（火）18:30～
場所：東京・後楽園ホール
http://www.njpw.co.jp/84478?category=6

＜第6試合 30分1本勝負　真壁刀義デビュー20周年記念試合＞
[矢野通　石井智宏
vs.
真壁刀義　本間朋晃

＜第5試合 30分1本勝負＞
中西学　小嶋聡　天山広吉
vs.
YOSHI-HASHI　後藤洋央紀　オカダ・カズチカ

＜第4試合 30分1本勝負＞
デビット・フィンレー　田口隆祐　KUSHIDA　ジュース・ロビンソン　棚橋弘至
vs.
BUSHI　高橋ヒロム　“キング・オブ・ダークネス”EVIL　SANADA　内藤哲也　

＜第3試合 20分1本勝負＞

タイガーマスク　獣神サンダーライガー　永田裕志　柴田勝頼
vs.
タイチ　金丸義信　飯塚高史　鈴木みのる

＜第2試合 20分1本勝負＞

邪道　外道
vs.
TAKAみちのく　エル・デスペラード

＜第1試合 15分1本勝負＞
岡倫之
vs.
へナーレ

へとなだれ込む。
　“G.B.H”真壁&本間が、初期G.B.Hのメンバーでもあり、現在進行形の因縁の相手、矢野&石井と激突してメインイベントを張り、記念セレモニーも開催と、20周年に相応しい大会になりそうだ。
　また、平日開催ということで当日会場へ行けない向きには『新日本プロレスワールド』で完全生中継があり、今まで権利関係の都合で配信できなかった真壁の入場曲『移民の歌』が特別に配信される心憎い演出も予定されている。
　
▼電子書籍ジャーナル最新刊！ファイトクラブ会員読めます～クレジットカード決済、銀行振込み対応
週刊ファイト2月16日号オカダみのる札幌達人熱狂JWP泉田純アンデウソン天龍豆まき