(C) Photo Courtesy of UFC
2014年7月26日にカリフォルニア州サンノゼで『UFC on FOX 12』が開催された。
今年に入り、UFNシリーズを完全に地区予選化させ、大会数を増やし、毎週のように大会を開催しているUFCが、久しぶりに本戦と言えるFOX大会を開催という形になった。
メインに抜擢されたのは、現ウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックスと互角の戦いを演じたロビー・ローラーにマット・ブラウンが挑戦。しかし、前日計量で1.5ポンドオーバーし、手違いで再計量が出来なかったのでキャッチウェイトでの対戦となった。
試合は、ローラーが実力を見せて圧倒、試合序盤こそブラウンが打撃で追い込む場面も見られたが、試合が進むにつれ、ローラーがペースを握り、スタンド打撃、テイクダウンなどで上回り、ローラーが見事に判定勝利となった。ローラーは、ジョニー・ヘンドリックスとの再戦に向け、大きな一歩を踏み出したと言えるだろう。
セミファイナルでは、減量ミスを繰り返して遂にUFCをリリースされるも、WSOFで階級を上げ、元UFCヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーらをKOの山で葬り、UFC復帰したアンソニー・ジョンソンが登場。対戦相手は、ノゲイラ弟として日本でも知名度の高いアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラとなった。試合は一方的な展開で、ジョンソンがノゲイラを金網まで追い詰め、パンチラッシュ。アッパーが決まりノゲイラが崩れ落ちるようにダウンしてジョンソンがTKO勝利となった。
ジョンソンはUFC復帰後も連勝で減量に苦しんだミドル級より、ライトヘビー級の方が合っているという感じで、このままタイトル戦線に名乗りを上げそうだ。逆に、ノゲイラは年齢的な衰えが目立ち、引退の二文字も浮かび上がるという明暗が分かれた一戦となった。
今大会は7月27日、午前9時からWOWOW UFC-究極格闘技-で生中継されました。
UFCオフィシャルホームページ
UFC JAPAN公式ウェブサイト
WOWOW UFC-究極格闘技-
FOX SPORTS UFCページ
■ UFC on FOX 12
日時：2014年7月26日
場所：アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ
＜キャッチウェイト（172.5ポンド）＞
○ロビー・ローラー
判定 3-0
●マット・ブラウン
＜ライトヘビー級＞
○アンソニー・ジョンソン
1R 0分44秒 TKO
●アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
＜フェザー級＞
○デニス・バミューデス
2R 2分57秒 チョークスリーパー
●クレイ・グイダ vs.
＜ライト級＞
○ボビー・グリーン
判定 3-0
●ジョシュ・トムソン
プレミアムカード
＜ライト級＞
○ホルヘ・マスヴィダル
判定 3-0
●ダロン・クルックシャンク
＜ライトヘビー級＞
○パトリック・カミンズ
判定 3-0
●カイル・キングスバリー
＜ウェルター級＞
○ティム・ミーンズ
判定 3-0
●エルナニ・ペルペテュオ
＜フェザー級＞
○ブライアン・オルテガ
1R 1分39秒 チョークスリーパー
●マイク・デラトーリ
＜ライト級＞
○チアゴ・トラトー
判定 3-0
●アクバル・アレオラ
＜ウェルター級＞
○ギルバート・バーンズ
判定 3-0
●アンドレアス・ストール
＜女子キャチウェイト（116.5ポンド）＞
○ジュリアナ・リマ
判定 3-0
●ヨアナ・イェンジェチェク
＜フェザー級＞
○ノアッド・ラハット
判定 3-0
●スティーブン・サイラー
電子書籍版は、マット界舞台裏8月7日号TNA崩壊WWE改GongJスヌーカJドーリング大仁田Z1芝Reina長瀬館長に掲載されました。
【他媒体と圧倒的な差異～UFC/ベラトール/WSOF国際情勢詳報ダントツNo.1！海外情報局】
マット界舞台裏6月5日号ブライアン返上No水垣菊野UFC復活BハリYokkaoAAAシンカラ
マット界舞台裏6月12日号ShieldEvolution報復バンナ/クラウスKOバダハリ逮捕OneFC
マット界舞台裏6月19日号髭男王座剥奪ヨシタツ解雇KスティーンWWE契約CソネンUFC引退
マット界舞台裏6月26日号ベラトール新社長Pパターソン告白TnaSlammiversaryTドリーマー
マット界舞台裏7月3日号RAWヴィッキー解雇TNAラシュリーROHエルギン戴冠WSOF藤野恵実
マット界舞台裏7月10日号CジェリコAJ復帰SローリンズMITBエマ万引Cソネン解雇Aクラウス
マット界舞台裏7月17日号BハートRAWマレラ引退UFCワイドマンRラウジー防衛BJペン引退
マット界舞台裏7月24日スティングCM契約JハーディTNAエルガンROHロシアMMA台湾OneFC
マット界舞台裏7月31日号Pアーツ秘話WWEJシナ防衛TNA-ECW復活JJ欧州提携