武道家の身体を根本的に鍛えなおす方法のヒントが、肥田春充の肥田式強健術にあるのではないか。
芦原英幸先生のような武道的にすぐれた身体機能を会得するために、ひとつの足がかりになるのではないかと考えて実戦してきたのが、この健康法である。
なによりこの肥田式がすごいのは、現在言うところの「速読術」や「記憶術」なども７０年以上もまえに肥田春充に完成されているということなのである。
現在でもこの方法は、速読術として使用されている。

肥田は自分の編み出した独自の健康法により、能力を開発し、３大学４学部を卒業するというどう考えても不可能なことを成し遂げている。

【肥田の起こした奇跡（？）としか言いようのない事実は無数に報告されている】
★松宮康生が語るのは単なる格闘家や武道家ではない。｢超人｣である。

肥田春充
明治の世に生を受け、病弱だった自らの鍛錬のため独自の「肥田式強健術」を開発。
瞬く間に肉体改造に成功した後の彼は超人と呼ぶに相応しい活躍を見せる。
早稲田・明治・中央の3学部4学科に合格、その「すべてを卒業」！柔道・剣道を習得の際は短期間で師を上回る上達ぶりを発揮。
さらには「速読術」や「記憶術」を完成させ、大隈重信や東郷平八郎も春充の強健術に注目したという。

透視や予知の能力も兼ね備え、「気合とともに足を踏みおろすと、床が足形にすっぽり抜けた」といった奇跡としか形容できないエピソードも豊富な肥田春充。

『最強格闘技武鑑』第5弾「肥田春充　脅威の超能力開発法」は明治から昭和にかけ、政界から武道界にいたるまで各方面に多大な影響を与え、今もなお多くの研究者と信奉者が存在する春充と、彼の残した強健術に迫る！

松宮康生公式オフィシャルサイト