銀の涙 ムエタイ1556キロ

 幅広い分野で活躍するスポーツライター・布施鋼治が送る渾身の書き下ろし!タイのスーパースター達が集結した大会を徹底取材!控え室での会話から観客の息遣いまで、圧倒的な臨場感でおくる迫真のレポート!大手「紙媒体」では絶対に読めないタブーにまで踏み込んだ「銀の涙」、絶賛配信中です。
■【筆者より】BTS(スカイトレイン)だけではなく、地下鉄も走るようになるなど、タイの首都バンコクは日進月歩の進化を遂げている。市井の人々の趣味も多種多様化。スポーツ好きの若者は欧州サッカーに夢中だ。そうした中、タイの国技ムエタイはどうなっているのか? 私はムエタイの現状を探るべく、バンコクを拠点に地方都市へと旅に出た。今回旅をしたのはタイ東北部にあるナコーン・ラチャシーマーとウボン・ラーチャーターニー。バンコクと両都市間の往復距離を足すと、1556キロになる。「ムエタイ1556キロ」というタイトルは、この走行距離に由来している。最初にワゴン車で向かったナコーン・ラチャシーマーでは60キロ級のワンデートーナメント−−ムエマラソンを見た。バンコクからの道中は″爆腕″大月晴明も一緒だ。まるで翌日の遠足を心待ちにする子供のように、今大会を楽しみにしていた大月と私は現地で度を越えたホームタウンデシジョンを目の当たりにした−−。

■【抜粋】誰もが「アタチャイの勝利は固い」と思った瞬間、信じられないことが起こった。ゴーンピポップのヒザの連打を受けるや、アタチャイは突如顔色を変えて下がり始めたのだ・・・

布施鋼冶公式HP

銀の涙 ムエタイ1556キロ

商品コード fusekojizz001

価格 315 円

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