ツインテール松本都KY発言「国際軍団1対3猪木先生の魂」アイスリボン蕨

■ アイスリボン784「リボン」
日時:2017年2月4日(土) 18時00分試合開始/17時30分開場
会場:アイスリボン道場 観衆:94人

<第1試合 シングルマッチ10分1本勝負>
◯つくし
 6分19秒 ダイビングフットスタンプ⇒片エビ固め
●松屋うの

 2月2日のツインテールの日にちなんで、この日は出場全選手がツインテールで試合に出場。第1試合はつくしvsうのの初シングルマッチ。昨年6月18日アイスリボン731でデビュー前に1度エキシビションを行っているが、いきなりうののツインテールをほどくと、スタートから厳しい攻めでうのに対した。うのもなんとか一矢報いようと反撃を試みるが、つくしの切り返しに合いペースを崩すことが出来ない。最後はダイビングフットスタンプを浴びフォール負けを喫した。
 試合後、うの「つくしさん とても強いよ つくしさん」と五七五に例え、一方のつくしは「前哨戦じゃなくても3月26日までの試合は全部勝ちたいと思います」と3・26後楽園でのリボンタッグ戦まで全勝で走り抜けることを宣言した。

<第2試合 2vs3ハンディキャップマッチ15分1本勝負>
◯藤本つかさ 松本都
 9分21秒 高角度回転エビ固め
235 弓李 ●尾崎妹加

 なんだかんだ言いながら息の合った試合運びをみせる藤本&都の同期タッグが若手とのハンディキャップマッチに挑んだ。
 開始早々235と妹加が藤本をけん制する間に、弓李が都を丸め込む作戦に出たが、都も必死に逃れ、若手の先制攻撃をかわし藤本につなぐ。若手軍は3人攻撃で突破口を見出そうとするものの、試合巧者の藤本に切り返され、都にはペースを乱されてしまい試合の流れが掴めない。
 最後は藤本が妹加のショルダースルーを逆に高角度回転エビ固めに取りカウント3。電光石火の切り返しで勝利を奪った。試合後、妹加「私が最後フォール取られてしまい不甲斐ないです。すごく悔しい」と反省の弁を述べつつも「私、下剋上したいと思います」と語ると、この言葉に弓李が「下剋上?今年、弓李も下剋上を掲げてやって行くの!下剋上タッグ組まない?」と妹加にタッグ結成を打診。
 これを妹加が受け、弓李&妹加の下剋上タッグが誕生。「ちなみに誰と対戦したいとかある?都?うちら今日勝ったからやる?」と迫る藤本に、弓李は「いえ、つくしさんとくるみさんのTHIS IS ICERIBBONタッグと対戦したいです」ときっぱり拒否。藤本は次回2月11日の道場マッチでTHIS IS ICERIBBON vs 下剋上タッグの試合を行うことを約束した。喜ぶ下剋上タッグに、すっと歩み寄ったつくしが「そう簡単に倒せると思うなよ。バカたれ」と捨て台詞。
 一方、試合に勝利した都は「今日、2対3という形式の試合は生まれて初めてだったんですけど、かつて国際軍団と1対3で試合をしたアントニオ猪木先生の魂が今日、私に宿った気がします。猪木先生も見てますか?あなたの思いは私がプロレス界に受け継いでいきます」となぜか遠くを見つめながら満足気に語った。

<第3試合 シングルマッチ10分1本勝負>
◯星ハム子
 8分51秒 スパイン・バスター⇒エビ固め
●テキーラ沙弥

 この日はツインテールリボンという事で、かつてツインテールにしていたハム子は当時のコスチュームで登場。沙弥の先制ドロップキックに仁王立ちで対したハム子は、お返しの強烈なドロップキックで沙弥を吹っ飛ばしてみせた。
 試合は沙弥が攻撃を仕掛けるも、ハム子が全て返し、逆にハム子が反撃に出るという展開。ハム子が沙弥をコントロールする横綱相撲だった。最後も沙弥の逆さ押さえ込みをキックアウトしたハム子がカウンターのラリアットからのスパインバスターでフィニッシュ。
 試合後、沙弥「北海道出身のレスラーとして先輩なので、ハム子さんの事はすごく尊敬していて。タッグを組ませて頂く事が多いのですが、シングルで当たらせて頂いて、けちょんけちょんにされてしまいました。私もハム子さんと言えば、これみたいな(そういう)キャラを自分も作って行けるように頑張ります」と語ると、ハム子も「今日、昔のコスチューム着てツインテールしたら、なんか若返っちゃって。何年かぶりにドロップキックやっちゃった。まだまだ飛べます。動けます。沙弥は北海道の後輩としてすごい可愛いので、もっともっとテキーラ沙弥っていうキャラを確立させて目立つ存在になっていって欲しいなと思います」とメッセージを送った。

<第4試合 タッグマッチ20分1本勝負>
◯世羅りさ 雪妃真矢
 10分39秒 ダイビングダブルニードロップ⇒片エビ固め
宮城もち ●長崎まる子

 2月11日WAVE後楽園大会で桜花&宮崎のOVER SUNが持つWAVE認定タッグ王座への挑戦が決まった世羅&雪妃のアジュールレボリューション。もちはもちろん、まる子もが仕掛けてきたセクシーポーズにも惑わされる事なく、雪妃が蹴りのコンビネーションでリズムを掴み、世羅がパワフルな攻撃で相手を吹っ飛ばすアジュレボらしい試合が展開された。終盤には世羅がまる子を、雪妃がもちを抱えながら同時にセラリズムを決めるという新しい連係も決め、最後は世羅がまる子をダイビングダブルニーで沈め勝利を飾った。
 試合後「WAVEさんのタイトルに挑戦させて頂く事が決まったので、簡単に止まっていられないなと思って、今日気合入れて挑んだんですけど、世羅さんが勝ってくれて良かったです」(雪妃)「雪妃が言ってくれたとおり、2月11日はタイトル挑戦です。WAVEという団体のタッグタイトルに挑戦するんですけど、アイスリボンのベルトを持ったタッグ(=アビリバ)から勝ったチームなので。私たち、ここに勝ったらアイスリボンのベルトも再び挑戦するチャンスを得られるんじゃなかなと思うので。2人できっちり勝ってベルトを持ってアイスリボン道場に帰ってきたいと思います」(世羅)とWAVEタッグ王座獲りに意欲をみせた。
 また世羅は「そして今日、試合をしていて思ったんですけど、3月26日に向けて自分でも何かが物足りないなと思って、思えば対戦相手、他団体だなって思ったので、ここは道場マッチに呼ぶことに意義があるんじゃないかなと思うので、是非、山下りなをここのリングに呼んで頂け無いでしょうか?」とリクエスト。藤本が次々回道場マッチへの参戦を打診することを約束すると、世羅は「ここ最近の私の物足りなさをぶつけたいと思うので、絶対、私とのカードを組んで下さい」と力強く語った。

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