4団体が参加して行われた今年の「京都カス野郎プロレス」。その中の一つ、覆面MANIAとしては初の関西での大会となった。
メインではCMLLのトップルーダであるロス・ゲレーロスのエウフォリアが参戦し、ミステルカカオと一騎打ち。試合前、カカオの地元とあり、小学生時代の旧友が花束を持って激励。カカオにとっては、継続的にCMLLでの試合を果たすための試金石ともいえる一戦。序盤はルチャのテクニックを互いに披露、その後、場外戦を機にエウフォリアがラフに転じる。
カカオの覆面に手をかけ、右上の部分が破けて素顔をさらす場面も。それでも、トペコンヒーロ、ラ・ケブラーダと空中技を連発し、CMLLのトップを相手にあと一歩まで追い込んだカカオ。最後は高角度の旋回式ライガーボムから、ソベラーナ
の前に屈したが、かつてのCMLLジャパンの聖地・KBSホールでの好勝負に次なる発言も。
「14年ぶりにKBSホールの前で、マスク姿で帰ってきて、相手はCMLLのトップの選手と戦うことができました。2001年にCMLLジャパンを断念しまして、その後、みちのく、インディー、それから覆面MANIAで10年やってきて、ここでCMLLのトップと戦うことができて、CMLLジャパンをやっていたころのあの熱い気持ちを思い出しました。きょう参戦しているツバサ選手、MASADA選手、NOSAWA選手、彼らはCMLLジャパンで活躍した選手です。また、もう一度、彼らと一緒にCMLLジャパンを復帰させます!」
あのCMLLジャパン復活宣言で大会を締めくくったカカオ。その後、1月29日はカカオの誕生日とあって、引退したトルトゥガーがケーキを持ってリングイン。かつてCMLLジャパンで活躍したかつての仲間たちが祝福した。
■ 覆面MANIA in 京都
日時:2017年1月29日
会場:京都KBSホール
<第1試合> 15分1本勝負
○焙煎 たがい。
6分11秒、キン肉バスター⇒体固め
●HAMATANI
<第2試合> 20分1本勝負
○リッキー・フジ EL 920
10分20秒、カミカゼ⇒体固め
怨霊 ●ブライアン
<第3試合> 20分1本勝負
○ディスポジシオン・デ・スティングレイ スペル・チノ
9分56秒、リバースタイガードライバー⇒体固め
●服部 健太 破裏拳 KID
<セミファイナル> 30分1本勝負
○藤田 峰雄 KATSUMURA
6分12秒、スワントーンボム⇒片エビ固め
ディスポジシオン・デ・ティグレ・エース ●ブラック
<メインイベント> 時間無制限1本勝負
○エウフォリア(CMLL)
17分39秒、ソベラーナ
●ミステル・カカオ
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