中邑真輔敗れる!ボビー・ルードが新王者に!NXTテイクオーバー

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 1月28日(現地時間)にテキサス州サンアントニオで『NXTテイクオーバー:サンアントニオ』が開催された。NXTテイクオーバーは、世界最大のプロレス団体WWEのファーム団体WWE・NXTが主催する、プロレス興行の名称。また、同興行を扱うPPVの名称でもある。
 今大会のメインイベントではNXT王座戦が組まれ、王者、中邑真輔が、ボビー・ルードの挑戦を受けた。フィン・ベイラーの一軍昇格と入れ替わる形でNXTの王者として団体を引っ張っている中邑は、宿敵サモア・ジョーとの抗争に一区切り付けたが、今度は、同じく元TNA世界ヘビー級王者であるボビー・ルードとの抗争に入っている。試合は白熱した展開となったが、中邑がキンシャサを仕掛けたところ、場外に転落し膝を痛めた。その後、ボストンクラブで中邑を締めあげ、中邑が三角締めで切り返してきたが、脱出したルードが必殺のグロリアスDDTで中邑からフォールを奪い王座奪取。ルードが新王者に輝いた。
 試合後に中邑は膝蓋骨脱臼を負ったと発表された。
 また、女子王者のアスカは4WAYマッチで勝利して王座防衛。更にロウ大会でトリプルHと抗争中のセス・ロリンズはなんと番組の枠を超えてNXTに現れ呼び出した。しかし、ロウ大会ではトリプルHはWWEの権力を握る悪のオーナーの娘婿というヒールキャラクターを演じているが、NXTでは総責任者という肩書でベビーフェイスを演じている。番組が違うので役割が違うのだが、それを無視して乱入したロリンズはセキュリティーに追い出されたが、この暴挙は今後、WWE全体のストーリーにどう影響するのか?今後のWWEマットから目が離せないだろう。

■ NXTテイクオーバー:サンアントニオ
日時:2017年1月28日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・テキサス州サンアントニオ

<NXT王座タイトルマッチ>
○ボビー・ルード(挑戦者)
 ピンフォール
●中邑真輔(王者)

<NXT女子王座タイトル4WAYマッチ>
○アスカ(王者)
●ペイトン・ロイス、ニッキー・クロス、ビリー・ケイ(挑戦者)

<NXTタッグ王座タイトルマッチ>
○オーサーズ・オブ・ペイン(アカム、レーザー)(挑戦者)
 ピンフォール
●#DIY(ジョニー・ガルガノ、トマソ・チャンパ)(王者)

<シングルマッチ>
○ロデリック・ストロング
 ピンフォール
●アンドラデ”シエン”アルマス

<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
 ピンフォール
●タイ・デリンジャー

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