プロレスから学ぶ「多様性」の世界

プロレスから学ぶ事

それは 「多様性」

あなたは自分の価値観が、正論だと思い込んでいませんか?

あなたはTVや雑誌が「カッコいい」とか「面白い」と言うものを信じて、他者基準で物事を判断していませんか?

少しでもドキッとした人は、是非プロレスを観て欲しい。

プロレスラーは、一人一人が「個性」や「自分らしさ」を追求しています。

そして「自分に正直である事」に価値があるのです。

強くてカッコいい選手もいれば、弱くてダサい選手もいる。

カワイイ選手もいれば、怖い選手もいる。

まっすぐな選手もいれば、ずる賢い選手もいる。

若くて元気な選手もいれば、ヨボヨボのお爺ちゃんまでいる。

試合に勝っても人気のない選手もいるし、負けてばかりで人気者の選手もいる。

あなたは、ダサい人、怖い人、ずるい人、歳を取った人、負けてばかりの弱い人

そんな人達に、何処か偏見を持ったり、見下したりする事はないですか?

プロレスを観ていると、そんな人達もみんな魅力的に見えて来ます。

それぞれが引き立て合って、存在価値を生み出す世界なのです。

私も時には、生理的に受け付けられずに嫌いになる選手や、カッコ悪くて見ていられない選手にも出会って来ました。

しかし見続けていると、段々良い所が見えて来て、気が付けば尊敬したり、好きになってたりする。

それを繰り返している内に、段々と心が広くなる実感がある。

プロレスは人生の学びがたくさん詰まった、闘いのワンダーランドなのです。

[巌流島デザイナー&ファイトクリエイター] 伊藤三世


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