WRESTLE-1 大谷晋二郎&NOSAWA論外インタビュー

 1月25日(水)「新春喧嘩祭り」東京・新宿FACE大会にて、稲葉大樹選手とのシングルマッチが決定しているZERO1・大谷晋二郎選手に現在の心境を聞いた。前回のシングルマッチを最後に全く接点がなかった両選手が、約2年ぶりに再激突!果たして大谷選手は何を語るのかだろうか。

▼以下、選手インタビュー

―改めて稲葉大樹選手から対戦要望があったという事についてどのように感じていますか?

大谷晋二郎選手
「そうですね、僕もあの当時…どれぐらい前になるんだろ?そんなに前じゃないよね?でもあの時確か2回当たってそれきりになってはいるんですけど、なんか僕は2回戦った後に、勝手にですけど稲葉とは絶対続きがあるという予感みたいなのはあの試合が終わってからありましたよね。なんとなく僕の中で、偉そうに言うんじゃなくてね?あの時のただがむしゃらな、ただ真っすぐな一生懸命な若者だったじゃないですか。そこからいつかこいつが成長したときに必ずこいつがまた大谷晋二郎と戦わせろって言う時が来るんじゃないかなっていう。僕の中で勝手な予感ってのがありましたよね。もしかしたら彼の中で大谷晋二郎に勝たなければ前に進めない、みたいな。僕の勝手な独りよがりかもしれないですけど、なんとなくそんな気がしましたよね。がむしゃらに向かってくる彼と戦ってね。いつかまた自信をつけて、団体を背負って負けてたまるかってなった時にコイツはまた自分の前に現れるなっていう予感みたいなものは僕の中でありましたね。だからあの後僕は今まであえて名前を出さなかったですし。でもその時が来たって事じゃないですかね」

―稲葉選手は大谷選手と戦った後に肩の手術を行い半年以上欠場していました。その後、復帰してからはものすごい勢いでWRESTLE-1のチャンピオンにまで上り詰めましたが、その活躍は大谷選手の所まで届いていましたでしょうか?

大谷晋二郎選手
「当然紙面を通してみさせてはもらっていて、“うわぁ、すげぇな”って客観的な目で見ていましたね。映像とかでは見てはいないんですけど、あの時の真っすぐな戦いのままおそらく駆け上がったんだろうなっていう勝手な想像をしていました」

―今回は若手の土肥孝司選手、熊ゴロー選手がプロデュースする大会でこの試合が決定致しましたが、現在の稲葉選手にはどのようなことを期待しますか?

大谷晋二郎選手
「いやいやさっき言ったように、お互いの団体の名前を背負って戦うつもりですので。どんな戦いを期待するっていうのは僕は彼に対して思っていませんし、僕は勝たなければいけない戦いとして挑みます。彼に何を期待するかって言うと、どう考えても上から見ている感じになるじゃないですか。一言、あえて言うならば“期待することは何もない、ただ僕は負けてはならない戦いに挑むだけ”というのが本音ですかね」

―純粋に稲葉大樹選手との戦いは、イチ選手として楽しみですか?

大谷晋二郎選手
「うーん…、戦う前からこういう事言うのもどうかとは思うんですけど、楽しみじゃないと言ったら嘘になりますね」

―ありがとうございます。では最後に1.25新宿FACE大会での稲葉大樹選手との試合に向けての意気込みをお願いいたします。

大谷晋二郎選手
「あの時戦った後、僕の中では予感がありました。またコイツと戦うな、と。稲葉と大谷の続き、Nextは必ずあると。その時が来たと思っています。さっきも言いましたが、楽しみじゃないと言ったら嘘になります。楽しみなワクワク以上に負けちゃいけない戦いに、ZERO-1の看板を背負ってあなたの前に立ちますので、あなたもWRESTLE-1という看板を背負って、俺が負けたらWRESTLE-1は負けるんだっていう気持ちで僕の前に立って欲しいです。そういった意味で、勝負だけどそこが“決闘”といえるようなステージで彼と戦いたいと思います」

「また自分の前に現れる予感はしていた」と語る大谷晋二郎。ただ最後に戦ったシングルマッチの後、稲葉は肩のケガのため長期欠場となった。それ故にこの戦いは自然消滅するかと思われた。ただ、両選手にはその闘いへの思いがあった。稲葉はこの喧嘩祭りという舞台で大谷とのシングルを熱望し、大谷もそれに呼応した。過去2度のシングルマッチは誰もが認める大熱戦。ただ状況が違う。大谷はもちろん誰もが認めるZERO1の代表として闘うが、稲葉もWRESTLE-1の頂点を手にした男、タダで引くはずがない。もうこの戦いに“挑戦”という言葉は相応しくない。団体の威信をかけ、二人の男の“決闘”が始まる。

■「新春喧嘩祭り」
日時:1月25日(水)19時開始/18時30分開場
会場:東京・新宿FACE大会 

<タッグマッチ>
土肥孝司、熊ゴロー
vs.
関本大介(大日本プロレス)、岡林裕二(大日本プロレス)

<シングルマッチ>
稲葉大樹
vs.
大谷晋二郎(ZERO1)

<タッグマッチ>
アンディ・ウー、吉岡世起
vs.
宮本裕向(666)、木髙イサミ(プロレスリングBASARA)

<タッグマッチ>
芦野祥太郎、立花誠吾(Pro-Wrestling ACE)
vs.
タンク永井(KAIENTAI DOJO)、佐藤悠己(KAIENTAI DOJO)

<タッグマッチ>
児玉裕輔、村瀬広樹
vs.
高橋匡哉(ASUKA PROJECT)、仲川翔大(ASUKA PROJECT)

<シングルマッチ>
頓所隼
vs.
SUSHI(全日本プロレス)

<シングルマッチ>
藤村康平
vs.
中島洋平(全日本プロレス)


2月8日(水)に開催される武藤敬司プロデュース「PRO-WRESTLING MASTERS」東京・後楽園ホールは“達人集結”と言うコンセプトが打ち出されている。
そんな中、“ルチャマスター競演!”と銘打たれ「ウルティモ・ドラゴン&獅龍&アンディ・ウーvsNOSAWA論外&MAZADA&ディック東郷」の一戦がラインナップされた
ルチャ・リブレに精通したメンバーによる至極の試合が行われる事になるが、同一戦に関しNOSAWA論外が取材に応じた。
大会に召集され「非常に光栄。」と語る一方で「後楽園ホールをアレナ・メヒコの雰囲気にする。」とルチャへの並々ならぬ自信を見せた。
そして「全員のマスクを剥いで“達人”としての俺の腕を見せる。」と本気モード全開を宣言。
メキシコでトップを張った6人の“達人”による最上級のルチャ・リブレが“プロレスの聖地”後楽園ホールを“ルチャ・リブレの聖地”アレナ・メヒコに変える!

《NOSAWA論外 インタビュー》

―2月8日後楽園ホールで開催される「PRO-WRESTLING MASTERS」にて“ルチャマスター競演!”と題し、そうそうたる“ルチャの達人”による試合が組まれましたが率直に如何でしょうか?

論外「“達人集結”と言うコンセプトの大会に呼ばれた事、そして、このメンバーの中に名前が入っているのは非常に光栄ですね。」

―ここ最近のNOSAWA論外選手の試合からはルチャの動きが少なくなっている気もしますが?

論外「WRESTLE-1では手を抜いているって言われてますからね(笑)武藤さんからも「歳をとって動き落ちたんじゃねぇか?」って言われたしね。でも、ルチャ・リブレの本質って部分ではウルティモ・ドラゴン、獅龍、アンディ・ウー、俺、MAZADA、ディック東郷ってルチャを熟知していると思う。日本のお客さんにはルチャって言うと飛んで跳ねてって部分が先行してしまっていると思うんですけど、全員アレナ・メヒコを経験してきてるメンバーなので本物の本場のアレナ・メヒコのルチャを当日は再現したいね。ルチャって軽く見られがちなんですけど、実際のルチャ・リブレほど激しいコンテンツは無いって僕は思ってますから。それはテクニックであったり、ジャベ(関節技)であったりね。」

―では普段見せないNOSAWA論外選手の動きが期待出来ると?

論外「メキシコで言うとテクニコ(善玉)、ルード(悪玉)とはっきりしているものを後楽園ホールで見せたい。そして、この試合で後楽園ホールをアレナ・メヒコの雰囲気にしたいね。“おひねり”が貰える様な良い試合をしますよ。」

―MAZADA選手とは普段組んでいますが、そこにディック東郷選手が加わりますが?

論外「メキシコでNOSAWA、MAZADA、ディック東郷組を経験してますし、ここはメキシコで一世風靡した“東京愚連隊”を再現しますよ。ディック東郷選手が加わって“東京愚連隊エクストラ”としてね。」

―対戦相手がウルティモ・ドラゴン、獅龍、アンディ・ウー組となっていますが?

論外「ウルティモ・ドラゴン、獅龍って僕のひとつ上の世代なんですよね。だからマスターズっていう“達人”の枠に一緒に括られた事に関しては非常に光栄ですよ。でも、試合ではこの2人の持ち味を最大限に引き出したうえでアンディも含め全員のマスクを剥いであげるよ。」

―では最後に後楽園ホールに観に来られるお客様に一言お願い致します。

論外「本場のルチャ・リブレを見せますので、お客さんも本場のノリで盛り上がってくれれば嬉しいですね。そして、メインを食う試合をして“達人”としての俺の腕を見せますよ。」

■「PRO-WRESTLING MASTERS」
日時:2月8日(水)19時試合開始 / 18時開場
会場:東京・後楽園ホール

<メインイベント プロレスリング マスターズ集結!甦る平成維震軍 スペシャル8人タッグマッチ 60分1本勝負>
武藤敬司、長州力、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー
vs.
越中詩郎、ザ・グレート・カブキ、AKIRA、齋藤彰俊

<ルチャマスター競演! スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン、獅龍、アンディ・ウー
vs.
NOSAWA論外、MAZADA、ディック東郷

<GREAT GRAND MASTER 降臨!スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
藤原喜明、芦野祥太郎
vs.
グレート小鹿、熊ゴロー

<STRONG MASTERS スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>
高岩竜一
vs.
稲葉大樹

 WRESTLE-1より下記のリリースが発表された。

1月8日の後楽園ホール大会の試合中に左膝を負傷し、精密検査を受けておりました黒潮“イケメン”二郎選手の検査結果が出ましたのでご報告させて頂きます。

検査の結果、「左膝後十字靭帯損傷」、全治4カ月と診断されました。従って出場を予定しておりました1月15日(日)山梨・山の都アリーナ(甲府市)大会、1月22日(日)静岡・清水マリンビル大会、1月25日(水)東京・新宿FACE大会及びそれ以降の大会を欠場させて頂きます。

なお1月25日(水)東京・新宿FACE大会の代替カードにつきましても、土肥孝司選手、熊ゴロー選手が協議中ですので、こちらも決定次第発表させて頂きます。

改めまして、黒潮“イケメン”二郎選手の試合を楽しみにされていたファンの皆様に深くお詫び申し上げます。

何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

㈱GENスポーツエンターテインメント

■ 「WRESTLE-1 TOUR 2017 TRANS MAGIC」
日時:3月20日(月・祝) 19時開始/18時開場
会場:東京・後楽園ホール大会 

<WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負>
【第10代王者】河野真幸
vs.
【挑戦者】芦野祥太郎
※第10代王者・河野真幸、3度目の防衛戦。

<WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負>
【第6代王者】MAZADA
vs.
【挑戦者】吉岡世起
※第6代王者・MAZADA、2度目の防衛戦。

【チケット情報】
・特別リングサイド¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
・レディースシート3,000
・ペアシート¥7,000
※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP
※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500、ならびに試合開始1時間後より、アフターワンアワーチケット¥2,000を販売致します。

【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330)TEL:0570-02-9999
・電子チケットぴあ http://pia.jp/t (PC、モバイル共通)
・ローソンチケット(Lコード:32281 TEL:0570-084-003)
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051
・チャンピオン TEL:03-3221-6237・㈱GENスポーツエンターテインメント 03-5937-1515
・WRESTLE-1 Official Web SHOP http://shop.w-1.co.jp/

【WRESTLE-1アーカイブ】
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週刊ファイト6月16日号アリ神新日W-1全日BレスナーUFCダンヘン最後キンボ死ラウェイ
▼8・11代打抜擢の稲葉大樹がKAI破りWRESTLE-1新王者! 飯伏幸太、全日本プロレス勢登場!
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