[ファイトクラブ]年間最高試合SNS拡散!1・4ケニー・オメガに驚愕と絶賛の嵐

[週刊ファイト1月19日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼年間最高試合SNS拡散!1・4ケニー・オメガに驚愕と絶賛の嵐
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・海外情報商材の上辺だけが伝わってしまう問題点と評価の深淵裏
・マーク・ハントがブロック・レスナーUFCデイナ・ホワイト提訴
・優勝賞金100万ドル!韓国ROAD FCライト級トーナメント開幕


―― 今週は、いかにケニー・オメガvs.オカダ・カズチカが凄かったか、賞賛、絶賛の嵐が世界レベルで拡散したことが最大の話題なんですかねぇ。999円新日ワールドではなく、無断でYouTubeにも動画アップされてますから。

オフレコ 本誌的には、『46分45秒オカダ・カズチカ-ケニー・オメガ新日1・4プロレスの感動』記事を翌日には、ファイトクラブに先行発表している。WWEのスーパースターズたちが大騒ぎを始める前どころか、まともな論評系の試合レポートすらネットにもまだない段階だから。速報は今の時代、会場から試合ごとに発信している者もいて競争にならないけど、負けたケニー・オメガが凄いとの指摘を、他に先例がない時点で発表したのは間違いなく週刊ファイトだけかと。

―― 案の定、特に海外の論調は、ケニー・オメガに驚愕するというコメントになりました。有料に値する記事を金曜まで寝かせるのでなく、ファイトクラブ発表だと時間の証拠が残ります。

オフレコ 彼が英語を母国語とするカナダ人だからじゃないよ。そこは間違って貰ったら困る。オカダも素晴らしかったけど、この試合に関しては、鷹の爪大賞で指摘した通りのケニーがNo.1に昇りつめたから。また、年間最高試合のダウン役こそが神という、シュート活字の根幹をなす論理の正しさが証明されたと思っている。やる側・作る側からプロレス底なし沼を楽しむタイプは、一斉にケニー様のお仕事にひれ伏した。Oh, my GOD! と漏らしたという・・・。

―― ご意見番のミック・フォーリーがベタ誉めしていたのが印象的です。

オフレコ でも、ジョン・シナ以下、WWEのスーパースターズたちが騒ぎ出して、昨年のAJスタイルズの例があるから波紋が広がった。そこから乗っかって称賛やってるネット論客とか、見てすぐになにが肝心かの核心指摘と意見を書ける我々との違いがはっきりしたという面もある。事実、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツアーが、普通の5つ星評価に異常な6つ星をつけたとか騒いでいる輩がいて、「お前、ちゃんとカネ払って英語版を定期購読しているのか?」と突っ込んでやりたい。なにしろ今回、本当に読んでいる、それどころか情報交換している我々からしたら、デイブの予想が外れてオカダ勝利のケツだったんだよ。

―― まぁ、ここ数ヶ月、999円新日ワールドが英語のコンテンツを増やしていて、あのインタビューとかを聞いてれば、ケニーを勝たそうとしていると「行間を読む」大人のスマートだって、間違ってしまうという。まして、2017年の新日は海外侵攻がテーマ! LA進出公演はずっと公式発表前から、英語の情報商材には活字になってましたから、ここらでど~んと外国人チャンピオンやると予想して、なんら不思議ではなかったです。

オフレコ だけど、環状線の理論でライト層にも集って貰わないといけない東京ドームで、外国人選手がメイン抜擢というだけでもリスクなのに、いきなりアップはさせない。予定調和を求める日本の中間層は保守派が主流だから。

―― マイクアピールの通りで、「新日本プロレスを背負っている」のはオカダで間違いないです。その重圧プレッシャーも含めて、「死ぬかと思った」激闘を46分45秒勤め上げた感嘆は、繰り返し強調しないといけません。

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