RIZNからまた欠場のニュースが公表された。神取忍が16日、スパーリング・パートナーの堀田祐美子と寝技の練習中に肋骨を骨折、本人は「それでも闘うのがプロレスラー」と訴えたが、競技であるためドクター・ストップがかかった。代わってギャビ・ガルシアと闘うのは堀田祐美子だ。なんのことはない、本誌12月8日号で「堀田祐美子」までも活字にしたことが現実になってしまった。
　　　　　　　　　　　　　　　　会見で神取は男泣き！「悔しいです。本当に申し訳ない」

　榊原信行代表は、（欠場が）イリー・ブロハースカから数えるとヴァンダレイ・シウバ、シェーン・カーウェインら6人目となり、「2日間24試合なので1,2試合は仕方ないと思っていたが」と呪われた大会を嘆いた。

「時間がない中で心臓が張り裂けそうな気持ちです。女子プロレスが最強だという思いでこの戦いに臨みたいです」（堀田）

　記者会見では朝日新聞記者がマーク役で、堀田に対して「総合の経験は？」と尋ねていたが、堀田は、松永兄弟の気まぐれでやらかすガチンコ戦（シュートボクシング・ルールの変形が軸）で「勝ったら賞金出す」の試合を潜り抜けてロッカールームの尊敬を集めてきた元祖であり、元極真空手の猛者である。近年の記録的には2012年2月18日、『DEEP 57 IMPACT ～12年目の現実～』でジョージ・ルーカスの娘、アマンダ・ルーカスと闘った。ルールはバラバラにせよ、プロとしてのガチンコの試合総数は神取よりも豊富なのだ。その神取とは、10月19日に行われた『30周年記念試合』、メインで締め落とされるお仕事を務めていた。神取がピコ太郎ならぬシノ太郎の恰好で出てきたり、女子ロック勢が結集した大会であった。

　囲み会見に応じた榊原代表によれば、「女子プロレス勢が、このままでは・・・」となって、神取LLPW-X側から堀田が推薦されたという。但し、「49歳プロレスラー」の知らせを受けたギャビは激怒したそうだ。

拡大版は週刊ファイト12/29-1/5号欠場RIZIN最強タッグ抗議録プ本DeepパンクラスSEI☆ZA豆腐に収録されました。

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