マット界舞台裏3月20日号猪木イワンゴメスREINA朱里木村DローデスGlory新日キックWWL
今週号巻頭は、「本来のマスコミとは」という報道テーマをタダシ☆タナカ記者から激文が送られてきた。ビル・ロビンソン氏死去のニュースを速報した経緯と、仲田龍氏の死去に関しては情報が入っていたが、すぐに報じなかった事との対比を踏まえ、どうしてこうなったかを論じている。マスコミ業界の裏側がここに記載されている。
現在、IGFが混沌としている。プロレス中心の大会と格闘技中心の大会の2本立てという新機軸を打ち出してきた。小川直也などは、格闘技中心の大会を見て「(選手が)知られている奴が一人もいないだろ!」と噛みついているが、そういう面も含めてカオスとなっている。
小川直也は格闘技路線に反発しており、宿敵だった藤田和之に共闘を呼び掛けるなど一触即発だ。もっとも、総帥アントニオ猪木は「俺の若い時は、プロレスとか格闘技とか分けてなく、全部、一緒だった。明確に分ける必要はない。ムフフ」と語っており、プロレス中心であろうが、真剣勝負の試合も混じるし、逆もあるという事らしい。
それでもプロレスの大会で真剣勝負を混ぜるというのが画期的な事。しかし、実は猪木は39年前からそうした意図があったと言う。その証拠が、このイワン・ゴメスの貴重な写真の数々だ。これだけ多くの写真が出てくるのは、もう二度とないと思われる豊富なグラフ集と、当時、そして今の証言を元に、猪木の構想したガチンコプロレス計画の全容が、井上譲二記者から明かされる。
現在、IGFはガチ路線を展開しているが、この現象と昭和を結ぶものはイワン・ゴメスだった。貴重過ぎる大量の写真とともに、その秘密に迫ったのは、井上譲二記者だ。
ローデスと言えば銀髪を鮮血に染める流血戦。この2枚は現場監督としてもらつ腕を揮ったフロリダでのキング・カーティス・イヤウケア戦(左)、テリー・ファンク戦 Photo by Mike Lano
大好評の「スーパー外国人列伝」は、“アメリカン・ドリーム”ダスティ・ローデスの登場だ。歴代NWA王者の中でも特にショーマン派であった為、真剣勝負に見せかけたプロレスを好む日本の多くのファンには過小評価されているものの、アメリカでの人気は絶大だった。
実際、今週号の『マット界舞台裏』が発売される数時間前に全米スパイクTVで放送されたTNA『インパクト・レスリング』でブリー・レイ(チーム3Dのブラザー・レイ)が、ローデスのパフォーマンスとして有名な尻を振って股間に手をやってエルボーを放つバイオニック・エルボー・スタンプを行なって喝采を受けていた事でも、いかにローデスが評価されているかよく分かるだろう。
そんなローデスがどうしてスターダムにのし上がったのか? その恐ろしい秘密が暴かれたのだった。
国際プロレスにおいて外国人エースの先駆けとして活躍した人間風車ビル・ロビンソン。それを目の当たりにしたのは40年以上前の藤井敏之記者だった。そして、その後、新日本プロレス、全日本プロレスと転戦したロビンソン。その日本での活躍を全て振り返った驚愕の目玉記事が、締切の制約から先週号には収録出来なかった藤井敏之記者の記事だ。
当時では考えられない日本人レスラーを差し置いて団体エースだった国際プロレス時代、アントニオ猪木と一騎打ちを行なった新日本プロレス時代、そしてPWF、UNという2大タイトルを戴冠した全日本プロレス時代と、常に中心で活躍、晩年はスネークピットのコーチでもあった。その全ての時代を共有した藤井敏之記者だから書ける秀逸な回顧録を読むしかない!
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2014年3月7日にはモンスター・ペインの王座に挑んだマスカラス。この体格差なのに、腕をひねっただけでペインは悶絶。あまりに強すぎるマスカラスだ。
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