役者リン・バイロン注目デビュー!水色革命公演『バンク・バン・レッスン』

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■ 水色革命公演
I &Iファクトリー主催 トノゲキ年末感謝公演「バンク・バン・レッスン」
公演日時:12月26日(木)~ 29日(日)
戸野廣浩司記念劇場
(リン・バイロン出演の29日17時~は売り切れ)
取材日:12月26日 3公演全部
水色革命
今回は水色革命の年末公演「バンク・バン・レッスン」を見に行って来ました。
今まで歴史、プロレス、青春モノと様々なジャンルに挑戦している水色革命が今回はドラマチックコメディに挑戦ということでしたが、今回一番の特徴としてトリプルキャスト制を採用しており、それぞれチーム名として
A 倍返しチーム
B 今でしょチーム
C おもてなしチーム
という今年の流行語にちなんだ名前のチームが3つあり、そのどれもがほぼ違うもの同士の編成になっているのです。
中でも注目だったのは今回水色革命に初参加のプロレスラー、リン・バイロン選手。
水色革命がREINA女子プロレスと提携したことによって来年度は新しい舞台や映画も作られるとあってか、今回その先駆けとも思えるのですが、果たしてリン・バイロンがどれだけの芝居が出来るのか全く未知数でしたが、これが文句なく上手かったのです。
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銀行員役のリン・バイロン最高!香港娘のはずだが貴方は一体誰なのですか(笑)。
アクションをやってる経験があるからか全くの未経験というわけではなさそうでしたが、セリフ回しにしても堂々としてて声も滑舌もよく、リングそのままの存在感を芝居に十分活かしてるのでこれは誰がリン・バイロンを推薦したのか知りませんけど、彼女を入れたのは大正解だったと思いますね。
また今回は水色革命のレギュラー陣がそんなに多くない代わりに誰々の知り合いというのが多かったらしいのですが、中には目を引く演技をする人もいるし、また複数の人が同じ役をやっても人それぞれに演じ方が違うし、とにかくトリプルキャストにすることで複数の見方が楽しみ方があるわけです。
そういう意味では3つのチームを全て見て一つの作品なのかなとも思いました。お気に入りの人目当てでもいいですが、芝居ツウな楽しみ方をするならトリプルキャスト全てを見てみた方がよろしいかと思います。
今後の水色革命にも期待しましょう♪
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床田菜摘とリン・バイロン。この日はJWPのLeonや勝、WNCの富山などが見に来ていた
しかし…
床田菜摘(翔月なつみ)、一つはかよわい普通の女性の役のはずなんですが、な~んとなく強いんですよね、イメージが(笑)
もう一つの役が銀行員だったからよかったのですが、もし銀行強盗の役になっていたら、どんだけ強いんだって感じになっていたでしょうね♪
review by A-rex
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