関西のプロ・アマ格闘技団体の代表者による競拳(きょうけん)インターナショナル、3・31チャクリキゴールドラッシュにて競拳道ルール5試合

 関西のプロ・アマ格闘技団体の代表者が、これまでに培った格闘技大会の運営技術やネットワークを活かして、青少年健全育成と格闘技の活性化に努めようと、4年前に「競拳(きょうけん)インターナショナル」を発足させた。
 このたび新たな活動として、「競拳インターハイ」を行うこととなり、1月20日、最近再開発が進み、大阪らしい賑やかな街並みと美しい水辺の景観が楽しめる、大阪観光の新名所「とんぼりリバーウォーク」の中にある、カフェレストラン12(トウェルヴ)で発会式が行われた。
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 約40人が参加したこの発会式では、「全国規模で認識される格闘技の1カテゴリーとして、全力で競拳道を広めよう」と宣言され、今後の運営形態やメディアの活用方法について協議が行われた。競拳インターハイ実行委員長を務める、国際チャクリキ協会顕修塾の和田修司塾長は、「関西を中心に若者の活躍の場を広めていき、東京や地方の競技者も参加したくなるような、競技大会運営を現実化していきたい」と意気込んでいる。
 日本発祥の立ち技打撃系格闘技としては、キックボクシングやシュートボクシングなどがあり、各地でプロ興業やアマチュア大会が行われている。
 競拳インターナショナルが提唱する「競拳道」は、立ち技打撃系格闘技に係わる者と競技者が、勝利に重点を置く風潮を払拭し、一番に礼法を重んじ、「礼に始まり礼に終わる」を基本としている。
 競技者も応援する者も、お互いの品格を問いながら、青少年健全育成にふさわしい礼儀正しい立ち技打撃系格闘技を確立していくことを目指している。
 競拳インターナショナルは、会長に若獅子会館若野康玄館長、競拳インターハイ実行委員長に国際チャクリキ協会顕修塾和田修司塾長、競拳ジュニアキック大会実行委員長にKOKUSHI GYM井本州彦会長、競拳MMAフリーファイト大会実行委員長に中田完秋、競拳インターハイ実行副委員長にMAキックボクシング連盟契明ジム川田凖之会長、競拳インターハイ実行副委員長に国際チャクリキ協会二刃会北野秀美会長、事務局長にIKCコロシアム竹内広明館長を据え、神戸の格闘武道会アクセル勇誠会酒谷敏生会長が応援団体として参加し、組織化された。
 これまでには、『競拳MMAフリーファイト大会』や『競拳ジュニアキック大会』などを開催している。3月31日には、大阪府羽曳野市はびきのコロセアムで行われる『チャクリキゴールドラッシュ in RKS』で、「競拳インターハイプレオープン」として現役高校生ファイターによる競拳道ルール5試合が開催される。
 それに続き6月には、大阪市東住吉区若獅子会館にて、全国各地の高校生ファイターを集め、『第1回競拳インターハイ』の開催が予定されている。
啓道館空手道
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紅闘志也参戦!3.31チャクリキ ゴールドラッシュ in RKS