新武道『武道 掣圏』第零回大会 佐山サトルの新格闘技、遂に発足

2010年10月29日に東京・後楽園ホールで、修斗創始者・掣圏真陰流興義館総監・佐山サトルが創始した新武道『武道 掣圏』第零回大会が開催された。
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正八角形のリング、太鼓、三味線、そして和服の女性と今までの格闘技大会とは明らかに違った雰囲気に、新しい風が感じられた。
基本的なルールは、正八角形のリングで行う事以外は、グランドで攻撃が無ければブレイク、3秒以上の抑え込み=制圧でポイントなどがあるが、基本は総合ルールに近い。しかし、礼節を忘れた行為を行えば失格など、武の精神が息づいている。
試合開始前に、佐山サトルが、日本もドラッグや同性愛など海外の悪しき風習が蔓延る事を嘆き、礼儀正しい、規範正しい日本を取り戻そうではないかと訴えた事が全てだ。
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メインはパンクラスの佐藤光留が、和地康彦にチョークスリーパーで一本勝ち。総合選手もどんどん参戦出来るルールなので、どんどん参戦が期待される。
正式な旗揚げ戦となる第1回大会は来春になり、今後が楽しみだ。
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■『武道 掣圏』第零回大会 【試合組合せ】
(上段選手:東、下段選手:西)
<模範試合>
宮内彩香(Team Tiger/J-girls 初代アトム級チャンピオン 157㌢/47キロ)
vs.
押方優希(レグルス池袋 156㌢/48キロ)
<第一試合 -53kg契約>
○久保田直樹スーパータイガージム田中塾 163㌢/38歳/総合格闘技)
vs.
●百々拳人(実武道会館 168㌢/18歳/総合武道 第6回オープン空手拳法選手権大会優勝)
1R 総合一本
※2度の場外押し出しによる
<第二試合 -70kg契約>
●真柄裕史(截空道 165㌢/截空道)
vs.
○濱村正法(截空道 173㌢/截空道)
2R TKO
※2R終了時にドクターストップ
<第三試合 -63kg契約>
○吉間順一(MAXジム 173㌢/32歳/レスリング、総合格闘技)
vs.
●佐藤正弘(フリー 176㌢/34歳/キックボクシング)
1R 総合一本
※2度の制圧による。
<第四試合 -82kg契約>
●高橋将(掣圏会館 170㌢/22歳/掣圏道)
vs.
○間下隼人(興義館 180㌢/24歳/掣圏道)
1R ポイント一本
※2度の場外押し出しによる。
<第五試合 -79kg契約>
○立原基大(UMW 178㌢/32歳/総合格闘技、レスリング)
vs.
●斎藤彰文(興義館 181㌢/22歳/掣圏道)
1R 総合一本
※2度の制圧による。
<第六試合 -72kg契約>
○山本裕次郎(チーム太田章 167cm/32歳/総合格闘技、プロレス)
vs.
●小川秀昭(MAXジム 166㌢/31歳/総合格闘技、空手)
1R 総合一本
※チョークスリーパー
<第七試合 -95kg契約>
○佐藤光留(パンクラス 174㌢/30歳/総合格闘技、プロレス)
vs.
●和地康彦(スーパータイガージム田中塾 184㌢/44歳/総合格闘技、柔道、空手)
1R 総合一本
※チョークスリーパー
【オフィシャルサイト】
掣圏真陰流【佐山サトル】武士道オフィシャルサイト
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