400戦全勝 日本に柔術、そしてMMAを知らしめ浸透させた第一人者である伝説の格闘家、グレイシー一族最強の男、ヒクソン・グレイシーが自著出版のため、緊急来日してくれた。
そして9月24日、ブックファースト新宿店・1Fブルースクエアカフェ内イベントスペースにて、記者会見、その後サイン会が開催され大盛況であった。
まだまだ現役もいける? 記者に向かってポーズをとってくれた。
ヒクソンはなぜ、2001年以降闘うことをやめたのか?
その真実が今、語られる。
400戦無敗と謳われるブラジルの柔術家、ヒクソン・グレイシー。
己の感覚を磨き上げ、無敗を誇るようになったヒクソンが初の著書となる『ヒクソン・グレイシー 無敗の法則』を日本の読者に向けて書き下ろしてくれた。
本書では日本を愛してやまないヒクソンだからこそ、現在の格闘技界に対して苦言を呈し、また、彼自身が人生を通じて体得した教訓、問題の解決方法などについて語っています。これまで決して私生活を語ることのなかった伝説の格闘家、ヒクソンの真実が今、明らかになる。
絶賛発売中! 日本のファン向けにあの選手とどうして対戦が実現しなかったかも書かれている。
久しぶりに来日する伝説のヒクソン・グレイシーに会えるとあって、サイン会は事前に整理券をもらえた200人で長蛇の列になってしまったが、そのサイン会に先駆けて、報道陣向けに記者会見が開催された。
格闘技人気の凋落が叫ばれて久しいが、格闘技・プロレスファン以外の一般層にも知名度の高いヒクソンだけあって、いわゆる格闘技・プロレス村以外のマスコミも集まっての記者会見だ。
もう50歳だが、体調は良さそうで、その哲学者の様な落ち着いた様子は、やっぱり大物のオーラ未だに衰えずという感じだ。
会見では、やはりヒクソンの人生観を中心に語られた。今後に関しては、格闘技に縁のない人々、一人でも多くの人々に自分が学んできた正しい柔術を広めたいと熱く語った。
そして『武士道』、物事に対して100%の努力をする、幸せになるという目標に向かって精一杯努力する事が大切だと独自の理論を語っている。
勿論、格闘技ファンに向けて、現在のMMAに対しても意見を述べている。現在のMMAはラウンド、ルール、階級など制約が多すぎて、技術よりもフィジカルに勝るものが勝ってしまう状況にあると苦言を呈した。
引退しても以前よりエキサイティングだ、あと50年は生きるつもりなので、これからの人生に注目してくださいと健在ぶりをアピールしていたのが印象的だった。
そして、引退の3つの理由まで語ってくれたが、これら記者会見の全容は、金曜昼発売の『マット界舞台裏』最新号に掲載されます。お楽しみ下さい。
記者会見の後はサイン&握手会。集まったファンひとりひとりにサインをするヒクソン。
ヒクソン・グレイシー(Rickson Gracie)
1959年11月21日生まれ。ブラジル出身。柔術家。総合格闘技の歴史にその名を刻む「グレイシー柔術」最強の使い手として知られる。初来日時に付けられた「400戦無敗」というキャッチフレーズはあまりにも有名。現役時代は並み居る強豪を次々と撃破し、総合格闘トーナメント「バーリ・トゥード・ジャパン・オープン」では2年連続優勝という偉業を達成(1994年、1995年)。その後、高田延彦、船木誠勝といったプロレス界のスーパースターにも完勝し、その強さは日本の格闘ファンのみならず、様々なメディアを通して広く一般にも知られることとなった。2008年2月に一般社団法人 全日本柔術連盟(JJFJ)を設立し、初代会長に就任。現在は後進の育成と共に、グレイシー柔術の普及に尽力している。
<書籍紹介>
『ヒクソン・グレイシー 無敗の法則』
著者名:ヒクソン・グレイシー
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2010年9月24日(金)
ISBN=9784478011256
価格(税込み)=1680円
【書籍内容】 400戦無敗・伝説の格闘技家がはじめて書いた!
「大事なのは勝つことではなくて、絶対負けないこと」
400戦無敗と謳われるブラジルの柔術家、ヒクソン・グレイシー。
彼が己の感覚を磨き上げ、無敵を誇るようになった背景には、どのような考え方があり、いかなる原動力が働いていたのでしょうか。それを披露するのがヒクソン初の著書となる本書『ヒクソン・グレイシー無敗の法則』。
本書でヒクソンは、人生を通して自身が得たアイデアや教訓、問題の解決方法などについて語り、自分と同じような可能性をあらゆる人々が潜在的にもっていることを説いています。
この本は日本オリジナルの本ですので、日本読者に向けて多くのメッセージをいただいています。
『ヒクソン・グレイシー 無敗の法則』出版連動企画 400戦無敗!伝説の格闘家 ヒクソン・グレイシーインタビュー ダイヤモンド社