『SHOOTO GIG SAITAMA 02 ~斗うことの誇り』山上はケガからの復帰戦は涙の白星 しんぺーはパンクラスとの全面対抗戦を提案!

本日、格闘技興行ラッシュの7月4日、志木市民文化会館パルシティにおいて修斗公式戦『SHOOTO GIG SAITAMA 02 ~斗うことの誇り』が開催された。
<メインイベント 第11試合フライ級 5分2R>
●春崎 武裕(JPN/直心会修斗GYMS)
○山上 幹臣(JPN/総合格闘技道場STF)
判定 3-0
※20-18 20-18 20-17
類稀なる打撃センスを武器に2008年修斗新人王に輝いた山上。右上腕骨折からの
復帰戦は世界ランキング9位の春崎に挑むかたちに。
山上はサウスポーの構えからしつこく左インローを蹴り続ける。
ジャブで牽制しつつ中に飛び込みフックを打ち込む春崎に山上は長いリーチから
カウンターを合わせる。
なかなかスタンドで突破口が見えない春崎が引き込みフロントチョークへ。しか
し山上はそれを抜きサイドポジションをキープ。
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2Rも山上がインローとカウンターで有利にスタンドを進め、ラストは差し合いか
ら山上が足踏みでプレッシャーをかけ続けたところで終了。
山上は選手生命の危機とも言えるケガからの復帰戦を世界ランカー相手に完勝を
飾った。
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涙ながらにマイクを持つと「修斗でチャンピォンになりたいです。これからも応
援よろしくお願いします。」とマイク。
フライ級でありながら175センチの長身である山上はいまだ23歳。今後クラスAで
の活躍が期待される。
<セミファイナル 第10試合バンタム級 5分3R>
●赤木 敏倫(JPN/総合格闘技道場ちっちゃいコブラ会)
○田原 しんぺー(JPN/総合格闘技道場STF)
判定 2-0
※29-29 28-29 28-29
田原は今回の試合よりフライ級からバンタム級への転向。
転向1戦目は変貌自在な寝技に加え最は打撃スキルに磨きがかかる赤木に挑戦をする。
赤木が得意の寝技へ持ち込むかと思われたが、この試合は3Rスタンドに終始。
ガードをしっかりと固めながらかぶせ気味の右フックを多用する赤木に対して、田原はガードの上から鋭いジャブと得意の右ストレートを叩き込む。
田原がボディストレートからワンツーを叩き込むとここで赤木の目尻からの流血がみられチェック。
再開すると今度は赤木が右フックから強烈な左ボディフック。
2Rも赤木は田原を挑発しつガードで田原の攻撃をかわすとショートレンジからの右アッパーと左フックを狙う。
田原がそれにかまわずガードの上からの攻撃を続けると若干効いてきたか赤木の動きが鈍くなる。
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3R、両者がヒートアップするなか田原の右ハイキックがきれいにヒットし、赤木の腰が落ちる。
しかし赤木はここで下がらず、ガードを固めて前に出て右アッパー、左フック。
田原はスタンドにこだわらずタックルでテイクダウンを試みる。テイクダウンが成功するとたすきがけまでもっていくが、赤木がこれをリバース。ここから赤木が寝技で仕掛けをみせると思いきや自らスタンドに。
この後も両者疲労困憊ながらも緊張感ある打撃戦が続き15分間が終わり判定へ。
3Rのハイキックなどの印象か僅差で軍配は田原に。バンタム級転向初戦を白星で飾った。
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田原はマイクを持ち『えーと・・・・なにをいうか打たれすぎて忘れちゃったんですけど。あ、思い出した。バンタム級でもっと上の選手、3位以内の選手とやらせてください。あと、パンクラスとの対抗戦終わってないんですよね?砂辺選手・・・いや、56キロでパンクラスとの全面対抗戦がしたいです!』とアピール。
同日のパンクラスではフライ級王者の清水が廣瀬相手に見事に防衛を果たした。
56キロにおける修斗×パンクラスの全面対抗戦は、実現はいかに?
<第9試合 ライト級 5分2R>
●近野 淳平(JPN/ロデオスタイル)
○金田一 孝介(JPN/総合格闘技道場STF)64.8kg
判定 3-0
<第8試合 ウェルター級 5分2R>
○パオロ・ミラノ(イタリア/パラエストラ東京)
●田口 公一(JPN/PUREBRED大宮)
判定 3-0
※20-19 20-19 20-18
<第7試合 グラップリング/58kg契約 5分2R>
△吉岡 広明(JPN/パラエストラ和泉)
△トモヒロック☆84(JPN/PUREBRED大宮)
ドロー
※ポイント8-8
<第6試合 ライト級 5分2R>
△伊藤 一宏(JPN/TKエスペランサ)
△西野 英紀(JPN/GUTSMAN・修斗道場)
ドロー
※三者とも19-19
<第5試合 フライ級 5分2R>
○澤田 健壱(JPN/パラエストラ東京)
●奥村 修一郎(JPN/総合格闘技道場STF)
判定 3-0
※20-18 20-16 20-18
<第4試合 バンタム級 5分2R[2010年度新人王決定トーナメント2回戦]>
○安永 有希(JPN/東京イエローマンズ)
●西後 祐樹(JPN/総合格闘技道場コブラ会)
判定 3-0
※20-18 20-16 20-17
<第3試合 ミドル級 5分2R[2010年度新人王決定トーナメント準決勝]
○井上 雄策(JPN/PUREBRED川口REDIPS)
●岡野 裕城(JPN/マッハ道場)
判定 2-0
※20-19 20-19 19-19
<第2試合 キッズ修斗 40.0kg級 2分2R>
○原 虎徹(埼玉/ポゴナ・クラブジム)
●佐藤 大晟(埼玉/総合格闘技道場STF所沢)
1R テクニカル一本
※腕ひしぎ十字固め
<第1試合 キッズ修斗 28.0kg級 2分2R>
○橋本 薫汰(埼玉/総合格闘技道場STF浦和)
●奥村 健太郎(埼玉/総合格闘技道場STF)
1R 0分25秒 レフェリーストップ
※奥村選手が手をついた際に負傷したため。
この模様の詳細は別冊ミルホンネット 格闘百花繚乱②7.3DEEP48 7.4パンクラス修斗SRC ASIAとして近日発売します。
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