今週の「マット界舞台裏」は「どデカイことをやる!」とブチ上げたターザン山本氏の真意に迫る!

10.05.13BUTAIURA.jpg ここ10年くらいのうちにプロレスファンになった人には信じられないだろうが、かつて『週刊プロレス』は実売数20万部という、プロレスの専門誌としては驚異的な数字を誇っていた時代があった。
 それだけ売れている本に「面白い」と書かれ、ページ数もたくさん割かれている団体があれば、読者のプロレスファンは当然その団体の試合が見たくなる。
 それほど1専門誌が業界内で力を持った時代があった。
 そんな“お化け専門誌”の編集長を務めていたのがターザン山本氏だ。
 カリスマ編集長と呼ばれ、出版業界の大物からも一目置かれるほどの山本氏だったが、あまりに力を持ちすぎたため、それをよしとしなかった一部の人間たちから半ば業界を追放される羽目に。
 その後の活躍というか、転落人生というか、顛末は割愛するが、自宅も手放すことになったターザン山本氏はすでに終わった人間なのか? それともまだまだ底力と才能を発揮するだけのバイタリティーを持っているのか?
 その辺が気になっているファンも少なくはないだろう。
 そこで山本氏と同じように『週刊ファイト』というプロレス専門紙の編集長を長年務め、山本氏とは30年来の友人である井上譲二記者が、ズバリ山本氏を直撃したところ、山本氏は「俺はまだ死んじゃいない。近々、どデカイことをやってみせるよ」と自信満々に語ったという。
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 そうは言ってもお得意の空手形で、なにもやらない可能性は高い。
 つきあいの長い井上記者といえど、この言葉を聞いた時点では山本氏の言う「どデカイこと」の中身なんて見当も付かなかったようだ。
 ところが、今週号の締め切り直前になって、山本氏が究極の暴露本を6月に発売するという情報が飛び込んできた!
 その中身はいまだかつて山本氏が頑なに守り続けてきた、『週刊プロレス』編集長時代の“闇の部分”についてついに山本氏が明らかにしているというのだ!
 これだけでも山本氏の本気度が十分伝わってくるが、井上氏が探ったところ山本氏の“どデカイ”ことは1つじゃないという情報も・・・。一体山本氏はここに来てなにをやろうというのか?
 さらに今週の『マット界舞台裏』ではターザン山本氏に刺激されたわけではないが、30数年に及ぶプロレス記者生活の中で、100人近い内外のレスラー、プロレス関係者と接してきた井上記者が、「後にも先にも、あれほど嫌なヤツとは出会ったことがない!」と吐き捨てたM氏についてブチまけている!
 オールドファンなら中身を読んでいただければ、「あぁアイツか!」と分かっていただけるはずだ・・・
週刊マット界舞台裏'10年5月13日号