フナキ 13年間在籍したWWEを退団

2010年04月23日(アメリカ現地時間)に『WWE』よりリリースで以下の選手の契約解除が発表された。
ミッキー・ジェームズ
シェルトン・ベンジャミン
ケイティ・リー
ジミー・ワン・ヤン
フナキ(ショー・フナキ)
スラムマスターJ
マイク・ノックス
日本で注目なのは、なんと言ってもショー・フナキの解雇だ。フナキ(船木勝一)はなんとWWE在籍13年というベテランだ。
1997年に当時ユニットを組んでいた「KAIENTAI」として、TAKAみちのく・ディック東郷・MEN’Sテイオー・カズ・ハヤシと共にWWE入りしたフナキ。その後、他のメンバーはWWEを離脱する中、フナキ一人だけWWEに残り職人レスラーとして重宝されてきた。
そのレスリング、特に受けの上手さに定評があり、WWE首脳陣からの信頼も厚かった。特に新人、これからプッシュする選手を売り出す時には、まずフナキと試合させオーバーさせるというやり方が定番になっており、若手時代にフナキと試合して、レスリングを学び、オーバーさせてもらった現在のスーパースターも多い。
中でもジョン・シナやエッジなどはフナキ信奉者として公私に渡り深い友好関係を築いており、また大物選手しか招かれなかったトリプルHとステファニー・マクマホンの結婚披露宴にも招かれている様にWWEでは重要な選手とされていた。
また、スマックダウンのナンバー1アナウンサーを自称するキャラで、マイクを持って突撃するスキットでも記憶に残るものの、次第にフェードアウトしていった感があり、『レッスルマニア26』のダークマッチであるバトルロイヤルに参加したいた際は、「まだいたのか」と一部で書かれていた。ちなみにこの26名参加の「残りの所属選手顔見世」に優勝したのがヨシ・タツである。
しかし、近年は2009年に首の椎間板損傷で手術を行っており、長期欠場を余儀なくされていた。
フナキは今後もまだまだレスラーとして活躍するという風に語っており、今後の去就が注目される。