ウル☆トンまさかの西口軍へ裏切り…4・18真・下町プロレス速報!

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 西口プロレス勢が参戦して早1年、エンタメ色がより強くなった真・下町プロレスがプロレスの新聖地となりつつある埼玉県越谷市・ケルベロス道場で大会を開催。
 この日に集まったお客さんの数は総勢35名。超満員とはいかなくとも、満杯のお客さんの中で行われた。
 メインでは下町のエース、バカボンのパパがウル☆トンと下町最強コンビを組んで、西口プロレス勢の中でもプロレス適応力が高く、実際に他のインディ団体にも出場しているばってん多摩川、見た目が邦彦組と対戦。
 女子どころか男子と混じっても巨漢の部類に入るウル☆トンの奮戦もあって、下町ペースで試合が進むも、最後にまさかの裏切り。
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 ウル☆トンがバカボンのパパに彼の必殺技、掟破りのみちのくドライバー2を掛けた後、見た目が邦彦の見た目がクラッチ(格好だけジャーマンスープレックス)でフォールを奪われる大失態となる。
 試合後にウル☆トンの「オープニングのダンスなんかしたくなかったんだよ」という衝撃的な?本音が聞かれ、5・5FMW参戦をアピールする小塩よしお(DSL)のイニシャルどおりKYな乱入があるも、返り討ちに。
 第3試合では下町王者の蟹K☆INGと、見かけどおり独特の味がある車下次郎、それに透明人間の下町式3way対戦。
 色んな意味で透明人間に苦戦するも、車下次郎が元王者の意地を見せて、バックドロップ2連発で現王者から殊勲の星。試合後、車が蟹K☆INGにベルトを掛けての対戦をアピールし、それに蟹が応えて次回タイトルマッチが決定した。
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 第2試合は格闘スタイルのザ・シャークと、下町初登場のミスターぽっぽが対戦。
ミスターぽっぽは文字通りななめ45℃を髣髴させる車掌スタイルで会場を暖めるも、プロレスのキャリアの差は歴然で、シャークがぽっぽの車掌ネタに一通り付き合った後、最後はシャークのハイキックが炸裂し勝利。
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 第1試合は小塩よしおと小島いけるの小島よしおオマージュ兄弟対決。
 双方とも小島よしおのネタを出すも、会場を盛り上げるまでには至らず、最後は兄貴の小塩がスピニング・チョークに入ったところでまさかのカウント3。
 試合後に一旦握手するも、弟・いけるのスイートチンが炸裂し、兄弟対決は今後も続くのか?

【文:リング☆スター、撮影:坂田潔】
まだまだ舞台裏ネタ満載の本大会の詳細ルポは、『マット界舞台裏』もしくは『別冊ミルホンネット』にて近日発売いたします。上記は、うわべをなぞっただけに過ぎません。本篇をお読みになれば、インディ界の人間模様に爆笑することでしょう。
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