大和哲也がNJKFライト級王座返上!3・28NJKF『熱風 零参』王座決定トーナメント準決勝

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 NJKFライト級王者・大和哲也選手が3月23日付で同王座を返上することとなった。これはWMCインターコンチネンタル・ライト級、WBCムエタイルール日本ライト級王座も獲得したことで、「世界の舞台で闘っていくためにNJKF王座を卒業したい」という本人の意志によるものだ。
 これに伴い、NJKFでは次期王座決定トーナメントを開催する。すでに3・28ディファ大会で決定していたひでお(4位)vs.宮越慶二郎(5位)の対戦を準決勝第1試合とし、5・9後楽園大会で海戸淳(2位、y-park)vs.一輝(3位、OGUNI)を準決勝第2試合として行う。両試合の勝者が、8・1後楽園大会で王座決定戦となる予定だ。
 今回、準決勝を闘うひでお、宮越両選手にとっては急遽チャンスが巡ってきた形であるが、特に宮越選手は1月に20歳になったばかり。まだ7戦5勝(2KO)1敗1無効試合の新鋭で、昨年WBCムエタイルール日本ウェルター級王座を獲得した宮越宗一郎選手の弟に当たる。兄弟での王座獲得になるか、要注目であろう。
また、今大会に出場する健太、北山高与志の両選手よりコメントが届いた。
健太選手コメント
「今年は勝負の年。キッチリKOで勝ちます」
「大学の卒業発表がこの試合の直前に重なりましたが、試合には影響しません。大丈夫です。北山選手は、正直、負けてはいけない相手だと思ってます。ぐちゃぐちゃの展開に持っていくのが得意なタイプみたいなので、そうならないようにしたいですね。しばらくKOしてないので、しっかりKOで勝ちたいです。春からは一応、社会人ということで髪も黒くしましたし、これから肌もどんどん白くなっていきますよ(笑)。「褐色の王子」は卒業ですね。とりあえず『闘うフリーター』になりますが、早くキック一本で食べていけるようになりたいと思っているので、そういう意味で今年は勝負の年です。できる限りたくさん、ガンガン試合したいし、スーパーウェルター級のタイトルも獲りたいです。まずは2階級制覇。ゆくゆくは3階級制覇したいです。今回は節目の時期の試合なので、キッチリKOで勝って、今後につなげていきたいと思います」
北山高与志選手コメント
「他団体キラー北山を覚えてほしい」
「健太選手はイケイケっていう感じですね。見た目も試合も。闘い方はすごく器用ですよね。力で押すタイプかと思ったら、いろいろできる。ビデオはいっぱい見ましたが、全部の技を警戒してます。実は2年前の大阪大会で対戦の話があったんですが、試合が重なっていたのでお断りさせてもらって。それで長島☆自演乙☆雄一郎選手と健太選手の試合になりました。申し訳なくて、いつかやらないといけないと思ってました。作戦については、考えてることは山ほどあります。引き出しをたくさん作って、どこにうまくはまるかを見ながらですね。うまくはまって、ちょうど合った技で倒せれば。全部の技で倒せるように練習してます。最近は東京の人でも応援してくれる人が増えてきているので、こんな人間が地方にもいるんだと思ってもらえるような試合をしたい。J-NETWORK・MAキックのベルトをとって、他団体を渡り歩いてきた、実力を見てほしいですね。パッと見、弱そうに思われるんですけど、試合はけっこうエグいと言われるので、そのギャップを見てもらえれば(笑)。泣いたら強いイジメられっ子みたいに、勝っちゃいます。そういうところを見てください。そしてできたら他団体キラー北山を覚えて帰ってください。」
また、団体よりルールの一部改正も発表された。
「今大会より一部ルール改正が行われ、3回戦はヒジなしルールに変更となります。アグレッシブマッチはこれまで通りヒジありで行います。また、これまで当日計量で行ってまいりましたが、今大会より前日計量に変更となりました。」
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