UFC 98 : EVANS vs MACHIDA リアルタイム速報

注目の無配対決、エヴァンスvsリョートをメインに、勝敗に関係なく引退が囁かれるマット・ヒューズの復帰戦、ソネンとミラーの他大会で実績のあるもの同士のサバイバルマッチ、更にショーン・シャークの復帰戦と見所たっぷりのUFC98だ。
<メインイベント UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R>
○リョート・マチダ(挑戦者)
(2R KO)
●ラシャド・エヴァンス(王者)
遂に無敗同士の決着戦。予想通り、固い試合をする2人だけに、スタンドで動きの無い、距離を取って様子を見る展開。しかしプレッシャーをかけているのはリョートでキックで追い詰める。そして2R終盤、リョートのラッシュが爆発。エヴァンスが不人気過ぎるからか、会場の大マチダコールの後押しを受けて、一方的に連打を決めて、最後はエヴァンスの顎をフックで打ち抜いた。壊れた人形の様に倒れこむエヴァンスにリョートが勝利の雄叫び、会場は蜂の巣をつついた様な盛り上がり。苦労人、リョートが遂にアメリカン・ドリームを掴んだ感動的な一瞬だった。
<ウェルター級 5分3R>
○マット・ヒューズ
(判定 3-0)
●マット・セラ
以前に試合が流れている、両者、本当に仲が悪い、そして、この試合を最後に引退するというマット・ヒューズ側の発言と盛り上がるセミファイナル。1R、組みにいったヒューズにカウンターでセラのパンチがヒット。ふらふらでKO寸前になるも、なんとか体勢を立て直し、得意のレスリングで上をキープし、その後の試合をリードしていくヒューズ。3R終盤には逆にヒューズからテイクダウンを奪ったりしたセラだが、試合の大半で上をキープしたヒューズが判定勝ち。
<ミドル級 5分3R>
○ドリュー・マクフェドリース
(1R TKO)
●ザビアー・フォウパ・ポカム [=プロフェッサーX]
日本でもプロフェッサーXの名で活躍していたポカムにUFC中堅のマクフェドリース。しかし、試合はあっけなかった。試合開始すぐにラッシュを仕掛けたマクフェドリースの右ストレートでポカムを打ち抜く、更に追い討ちのパウンド。何とか立ち上がるポカムに更にフック、アッパーと叩き込みマクフェドリースが一方的なTKO勝利を飾り、会場は大歓声に包まれた。
<ミドル級 5分3R>
○チェール・ソネン
(判定 3-0)
●ダン・ミラー
注目のミドル級戦。IFL王者としてUFCに殴りこむヘンゾ・グレイシー門下のミラーに、WECでパウロ・フィリオに勝利しているソネン。試合は典型的な柔術家vsレスラーの試合。試合開始早々にミラーがギロチンチョークを仕掛けるが、何とか耐えたソネンがグランドで上を取り、パウンド。ミラーは下から仕掛けるという展開。ミラーも腕十字などを仕掛けあわやというシーンもあるが、試合の大半はソネンが上をキープし殴るという展開で、ソネンが判定勝ち。
<ライト級 5分3R>
○フランク・エドガー
(判定 3-0)
●ショーン・シャーク
日本でもお馴染みの筋肉鮫の復帰戦、勝てばタイトル戦線に浮上出来るが、相手のエドガーも強豪。試合は最近のMMAの基本と言えるスタンドでのボクシングに終始し、じわじわとシャークを追い詰めるエドガーが主導権を握り、シャークとお株を奪うテイクダウンを奪い、判定でエドガー勝利。
アンダーカード
<ウェルター級 5分3R>
○ブロック・ラーソン
(1R 肩固め)
●マイク・パイル
<ヘビー級 5分3R>
○ティム・ヘイグ
(1R ギロチンチョーク)
●パット・バリー
ライト級 5分3R
○カイル・ブラッドリー
(1R TKO)
●フィリップ・ノヴァー
<ライトヘビー級 5分3R>
○クリストフ・ソジンスキー
(1R TKO)
●アンドレ・グスマォン
<ウェルター級 5分3R>
○吉田善行
(1R ギロチンチョーク)
●ブランドン・ウォルフ
<ライト級 5分3R>
○ジョージ・ループ
(判定)
●デイブ・カプラン
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