OLYMPIA DREAM.8 ウェルター級グランプリ2009 開幕戦 リアルタイム速報

第10試合 DREAMウェルター級GP一回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
(1R TKO)
●青木真也(日本/パラエストラ東京/修斗ミドル級(76kg)世界王者)
負けると商品価値を著しく失うエース対決。一回戦でこれをもってきたのは、この大会に他に目玉カードを用意出来なかったからだろう。しかし、試合はあっけなかった。突っ込んできたマッハを青木が片足タックルでテイクダウン、しかしマッハがすぐに上になり亀になる青木に膝蹴りを叩き込み、更にパウンドで青木失神。マッハ、完全勝利。
KIDが試合後
「やっぱ格好いいっすね、マッハさんは。強くて格好いい。
強くてキモい(青木)より、やっぱ、強くて格好いい(マッハ)方がいいっすね。
しかも、体重差なんか、2キロ位しか無いじゃないすか、別にアピる所じゃないし、そこがまた(青木が)キモかったっす」
とコメントし露骨に青木への嫌悪感を示していた。
第9試合 DREAMウェルター級GP一回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○ジェイソン・ハイ(米国/ボディショップ・フィットネスチーム)
(1R チョークスリーパー)
●白井祐矢(日本/チームM.A.D)
DEEPからの刺客、白井にウェルター級のマヌーフと言われる野獣、ジェイソン・ハイ。試合はわずか59秒でジェイソン・ハイが秒殺。試合開始後、左パンチで白井をぐらつかせるとすぐさま襲い掛かりバックを制してチョークスリーパー葬。ジェイソンがそのまま太い腕で白井を締め落した。
第8試合 DREAMウェルター級GP一回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○マリウス・ザロムスキー(リトアニア/ロンドン・シュート・ファイター)
(判定 3-0)
●池本誠知(日本/総合格闘技スタジオSTYLE/DEEPウェルター級王者)
大阪の人気者、池本にリトアニアの打撃ファイター、ザロムスキー。1R前半は池本の新技、ダブルパンチ(両手同時にパンチする)などトリッキーな攻撃で試合を有利に進める。しかし、試合が進むにつれ、ザロムスキーの重いパンチ、ハイキックが当たる様になり、池本は劣勢に回る。2Rも打撃で有利なザロムスキー。試合中にバク転して観客を沸かせる。試合終盤はスタンドを嫌いグランドにいきたい池本を潰し亀状態に膝蹴り連発、立っても首相撲から膝蹴りで池本は完全にグロッキー。試合終了と同時に池本が崩れ落ちた。判定でザロムスキーが勝利した。
第7試合 DREAMウェルター級GP一回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○アンドレ・ガウヴァオン(ブラジル/チーム・ブラサ)
(1R 腕十字)
●ジョン・アレッシオ(カナダ/エクストリーム・クートゥア)
鳴り物入りで登場の柔術王者、ガウヴァオンとカナダの実力者、ジョン・アレッシオ。両者、様子見から動いたのはガウヴァオン。テイクダウン失敗も引き込み、立ち上がろうとするアレッシオのバックを取って、そり投げの様な形でグランドに引きずり込む。そしてグランドでアレッシオのバックを制するガウヴァオンは重たい鉄槌を叩き込む。そして最後は腕十字を極めて完勝。ガウヴァオンは総合経験豊富なアレッシオに完封勝利で、前評判通りの実力を証明した。
第6試合 DREAMフェザー級(63kg)GP一回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○DJ.taiki(日本/フリー)
(判定 3-0)
●所 英男(日本/チームZST)
人気者だが、実力が伴わないと揶揄されてきた所に、知名度は無いが実力者であるDJ.taikiは厳しい相手。試合は1Rは静かな展開、所が攻めようとしてもDJ.taikiがカウンターで全て潰してくる。1R、終盤にはDJ.taikiのパンチラッシュで所、防戦一方。2Rも大きな展開は無いが、DJ.taikiが優位に試合を進めて、判定勝ち。DJ.taikiの勝利は文句無いが、慎重な試合運びで、あれだけビックマウスの割には地味な試合になってしまった。
第5試合 ヘビー級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○ジェフ・モンソン(米国/アメリカン・トップ・チーム)
(1R ノースサウスチョーク)
●セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/クラブ・ヴォルク・ハン)
唐突に組まれたヘビー級対決。ハリトーノフ、モンソンと共に実力者で楽しみな試合だ。試合開始後、すぐに片足タックルにいくモンソン。ハリトーノフは切るもモンソンがグランドに引き込み、じわじわとモンソンがサイドポジションを取る。そして上四方固めの体勢からノースサウスチョークでハリトーノフがタップ。モンソンが秒殺勝利を飾った。
第4試合 ミドル級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○福田力(日本/GRABAKA)
(判定 3-0)
●ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/ウニベルシダージ・ダ・ルタ)
ニンジャの相手だったユンの欠場で急遽組まれたカード。ニンジャは久々の日本での試合。対する福田は何故か、あの長州力の「パワーホール」を入場曲に使用して登場。試合序盤は福田ペース。打撃が冴え、ニンジャは防戦一方。しかし、5分位経つと福田、急に失速。老獪なニンジャはそれを逃さず、足関節かた膝蹴りで攻め続け、福田、まぶたを流血。2Rも静かな立ち上がりで手の出ない福田にニンジャがローキックで攻めるが最後の1分、福田が突然、攻めはじめ、打撃で追い詰めて判定勝ち。最後の印象が勝負を決めた。
第3試合 ライト級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○ビトー・“シャオリン”・ヒベイロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)
(1R ドクターストップ)
●永田克彦(日本/新日本プロレス New Japan Factory)
怪我で長期欠場していた実力者、シャオリンの復帰戦。相手は永田さんの弟、永田克彦。試合開始早々、引き込むシャオリン。立ち上がりたい永田だが、獲物を捕らえた蜘蛛の様に手足を使って逃がさないシャオリン。その後、スイープで上を取ったシャオリンは一方的に永田を嬲り続ける。最後はサイドからシャオリンの膝蹴りで永田、流血。試合を続けられる状態じゃないとドクターがストップを要請し、シャオリン勝利。ブランクを感じさせないシャオリンが圧倒的な強さを見せた。
第2試合 86kg契約 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○アンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館)
(1R 2分00秒 TKO)
●大山峻護(日本/フリー)
総合に慣れるにつれ、実力を発揮してきたナカハラに、素質があるが怪我に泣かされてきた大山。試合開始からナカハラのキックが冴え渡る、ムチの様にしなるローキック、ミドルキックに大山防戦一方。何とかグランドに引き込みたい大山はサンボのカニバサミを仕掛けるが、ナカハラは付き合わず大山だけマットに叩きつける。頭と肩をマットに叩きつけられた大山は、それでダメージを受けたのか何とか立ち上がるも、ふらふら。ナカハラの追撃の打撃で大山は完全ダウン、ナカハラのTKO勝ち。ナカハラはどんどん進化している。
第1試合 88kg契約 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
○柴田勝頼(日本/ARMS)
(判定 3-0)
●ミノワマン(日本/フリー)
第一試合で会場を暖めるにはいい感じのプロレスラー対決。試合開始早々、パンチの撃ち合い、柴田ふらつくが耐える。そしてミノワマンがテイクダウンしてアームロック狙い。地味なグランドの展開でブレイク。その後も両者、様子を見るがミノワマンがテイクダウンからアキレス腱固めを狙う、柴田も足関節狙いで足の取り合いだが、両者極まらない。2Rもミノワマンがテイクダウンをするがその後、動きが無く、ブレイク。そして再度、ミノワマンがテイクダウンにきた所を耐えた柴田が逆に首相撲から膝蹴り連発、ミノワマンの腹に柴田の膝が突き刺さり攻守逆転。そして打撃で有利に立つ柴田が試合終了直前にプロレス技、ジャーマンスープレックスを決めて、柴田が判定勝ち。
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