3・1リアルジャパン追加カード発表 鈴木みのるが爪切り会見で石川雄規に悪態

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 長州力と初代タイガーが激突する3月1日(日)後楽園ホールでのリアルジャパンプロレス大会追加カードが発表された。鈴木みのるvs.石川雄規、アレクサンダー大塚vs.スーパー・タイガー、“仮面シューター”スーパー・ライダーvs.石井智宏の3大シングルマッチ、さらにはゼロワン退団の高岩竜一、新日本プロレスから4代目タイガーマスクの出場までもが告知されたのであるが、会見の主役は自身のTシャツ宣伝のみならず、爪を切りながら対戦相手(石川雄規)を無視し続けた鈴木みのる。
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 なにしろ藤原組時代は、「毎日ボコボコにされてた」と振り返える石川は「鈴木さんは唯一のトラウマ、その呪縛から逃れるためにも倒さなければならない」といじめ体験からの克服を誓う。しかし鈴木は、しゃべりながら爪を切る始末で眼中にない。石川からは「深爪しないで下さい」と諭されるも、「飛び道具、用意したから」と殺虫剤アースショットを撒き散らする始末である。
 それどころか口撃が止まらない。「俺にタイガー&長州組をやった方が面白い。どうせタイガーが足引き摺って、具合の悪そうなオッサンとお茶を濁すだけなんだろ?」、「俺の知り合いで、金髪で2mのヤツがいるんだけど、そいつがオジさんのマスクを欲しがってるんだよ。呼んじゃおうかな?」と高山善廣の投入とカード変更まで切り出す始末。石川のトラウマはますます深まったのか?
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 アレク対スーパー・タイガー戦は、リアルジャパンの至宝『レジェンドチャンピオンシップ』の防衛戦に決定。今大会でちょうどデビュー3年目を迎えるスーパー・タイガーは、このタイトル挑戦を“大抜擢”と捉えており、ややプレッシャーを感じている様子。アレクは「自分はデビューから3年目が、一番力が漲り、活躍できていた時期。彼のすべてを受け止めて、その上で防衛したい」と王者の風格を漂わせた。
 スーパー・ライダー対石井は、初代タイガーと長州の代理戦争戦だ。膝の負傷により2008年12月大会を欠場したスーパー・ライダーだが、「三軒茶屋のスーパー・タイガージムで師匠の愛の鉄拳を受けていたあの頃、その状態に近い」と絶好調をアピール。「自分にとって、得るモノはあっても失うモノは何もない試合。つまり怖いモノはない」と、この一戦にかける意気込みを語った。
 対する石井はスーパー・ライダーを一瞥もせず、「この団体で戦う目的は、ただひとつ。今回の対戦相手に興味はない」とバッサリ。師匠・長州を差し置いての“タイガー狩り”の野望を匂わせた。
3・1リアルジャパンに長州力参戦!初代タイガーと激突

■ リアルジャパンプロレス第16弾興行『CHAOS』
日時:3月1日(日)開場17:30開始18:30
会場:東京・後楽園ホール

決定対戦カード
▼シングルマッチ30分1本勝負
鈴木みのる(パンクラスMISSION)
vs.
石川雄規(バトラーツ)

▼『レジェンドチャンピオンシップ』60分1本勝負
アレクサンダー大塚(第3代王者/AODC)
vs.
スーパー・タイガー(RJPW)

▼シングルマッチ30分1本勝負
“仮面シューター”スーパー・ライダー(RJPW)
vs.
石井智宏(リキプロ)

■出場決定選手 高岩竜一(フリー)、4代目タイガーマスク(新日本プロレス)、折原昌夫(メビウス)、タイガー・シャーク(RJPW)、グラン浜田(MWF)、サミー・リーJr.(国籍不明)、ケンドー・ナカザキ(国籍不明)、ほか

既報対戦カード
▼シングルorタッグマッチ
初代タイガーマスク(RJPW)
vs.
長州力(リキプロ)

▼第1試合30分1本勝負
間下隼人(RJPW)、吉川祐太(バトラーツ)
vs.
斎藤彰文(RJPW)、矢野啓太(バトラーツ)

チケット販売所:
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