UFC 94 : ST-PIERRE VS. PENN 2 リアルタイム速報

世界のMMAファン注目のGSPvsBJペンをメインに据えた注目の大会。更に、無敗対決でリョート・マチダとチアゴ・シウバもあり、日本でも注目必死だ。
前座カード
ウェルター級 5分3R
○ジョン・フィッチ(判定)郷野聡寛●
実力者フィッチに郷野(30-27, 30-27, 30-26)という大差で判定負け。これでUFC契約終了か?
ライト級 5分3R
○チアゴ・タバレス(判定)マニー・ガンブリヤン●
ウェルター級 5分3R
○ジョン・ハワード(判定)クリス・ウィルソン●
ヘビー級 5分3R
○ジェイク・オブライエン(判定)クリスチャン・ウェリッシュ●
ウェルター級 5分3R
○ダン・クラメール(判定)マット・アロヨ●
ライト級 5分3R
○クレイ・グイダ(判定)ネイト・ディアス●
あの五味に一本勝ちしたニック・ディアスの弟で自らもTUFで優勝しているネイトにUFC軽量級の実力者、グイダ。1-2R、グランド、スピーディーな攻撃で攻めるグイダ。グランドでは分が悪いと感じたのかネイトは3R、スタンド勝負に切り替えるが、ラウンド後半、しつこくグランドに引きずり込むグイダ。判定は2-1のスプリットでグイダが勝利。
ウェルター級 5分3R
○カロ・パリシャン(判定)キム・ドンヒョン●
柔道ベースの実力者パリシャンに、DEEPなどで活躍していたキム。1R、攻めていたのはキム。バックを制し果敢に攻め立てる。しかし2R以降、ベテランらしくペースを取り戻すパリシャン。3Rは両者、決め手無くだらだらした展開が続き、2-1のスプリットでパリシャンが判定勝ち。
ライトヘビー級 5分3R
○ジョン・ジョーンズ(判定)ステファン・ボナー●
日本では知名度が無いが、TUF卒業生でアメリカでは圧倒的な人気を誇るボナーの復帰戦。試合序盤からジョーンズがスープレックス、バックブローなどで攻めテイクダウンを奪いまくる。ボナーもすぐにスタンドの戻すが、それ以上、決め手無く、ジョーンズが黒人特有の身体能力を見せ付けて判定勝ち
ライトヘビー級 5分3R
○リョート・マチダ(1R KO)チアゴ・シウバ●
注目の無敗対決。リョートは勝てばタイトルマッチが見えてくる重要な一戦。試合は序盤からリョートの打撃が冴え左フック、ワンツーで2度、ダウンを奪う。そして1R終了間際、足をかけてシウバを倒した所に、リョートが上から襲い掛かる強烈なパウンド2発叩き込む。これでシウバは完全に失神、リョートがKOで勝利。あまりに劇的な試合結果にそれまで判定続きだった会場が爆発。リョートは「アメリカを愛している、ここが俺のホームだ」と絶叫しタイトルマッチに猛アピール。観客も大歓声で後押しした。
メインイベント UFCウェルター級タイトルマッチ 5分5R
○ジョルジ・サンピエール(4R TKO)BJペン●
注目の大一番、だが、試合は一方的だった。テイクダウンを狙うGSPに堪えるペン。だが2R以降、テイクダウンに成功したGSPが一方的にパウンド、パスをしてサイドに回り、パウンドに肘と畳み掛ける。必死で耐えるペンだが、4R終了後、立つ事も出来なくなりレフリーが止めてジョルジ・サンピエールTKO勝利。終わってみればGSPの完勝だった。