戦極の乱2009 リアルタイム速報

第1試合 ヘビー級 5分3R
○チェ・ムベ(2R TKO)デイブ・ハーマン●
あのロン・ウォーターマンを倒し、MMA13戦全勝、ヘビー級の超新星として名高いハーマンに対するは日本でも御馴染みのムベ。1Rはハーマンが前蹴り、膝、パンチを繰り出し有利な展開。ムベは必死でテイクダウンをするもハーマンが身体能力で立ち上がってしまいムベ絶体絶命。しかし2R、明らかにスタミナ切れとなったハーマンに、ラウンド終盤、ムベのラッシュが炸裂し、ムベ逆転TKO勝利。
第2試合 ライト級 5分3R
○光岡映二(1R 腕十字)セルゲイ・ゴリアエフ●
五味を倒した事でいきなり戦極で注目選手となったゴリアエフに、美味しい所取りに出てきた光岡。当然の様にテイクダウンをしてインサイドガードの上になる光岡だが、ゴリアエフは長い脚を使って必死で防御。しかしじわじわと光岡がマウントまで行き、腕十字で勝利。
第3試合 ヘビー級 5分3R
○アントニオ・シウバ(1R TKO)中尾“KISS”芳広●
中尾の真価が問われる一戦。藤田戦をアピールするも、常に避けられ、これまでも対戦相手に恵まれなかったが、あのアントニオ・シウバが相手ならビックネームだ。中尾は大胆にも『威風堂々』で入場。しかしアントニオ・シウバが巨体にも関わらずシャープな打撃を繰り出し中尾劣勢。コーナーに追い詰められた中尾がカウンターでフックを出した直後、膝を押さえて中尾が倒れこむ。打撃の攻防で脚に負傷したらしく立ち上がれず、アントニオ・シウバのTKO勝利。
第4試合 ライトヘビー級 5分3R
○キング・モー(1R TKO)内藤征弥●
戦極に旋風を巻き起こしてるモーに、内藤が挑戦。早く仕留めたいモーは序盤から激しいパンチを叩き込む。3分過ぎにモーの右ストレートが炸裂、そしてモーのラッシュに内藤ダウン、更に追い討ちをかけるモーをレフリーが止めてTKO勝利。
次回大会の宣伝の後、なんと石井慧が登場。
しかし『UFC』と大きく書かれたTシャツを着ている。
先日のキン肉万太郎は自分じゃないとした後、UFCで王者になったらこのリングに上がって横綱(朝青龍)とやりたいと笑いを誘う。朝青龍もリングサイドで試合を見ていて苦笑い
第5試合 ライトヘビー級 5分3R
○菊田早苗(判定 2-0)吉田秀彦●
吉田道場とGRABAKAの総大将同士の対戦。と言っても吉田は金メダリストなので菊田にとって美味しい試合だ。1R序盤、打撃戦から吉田がハイキックを出し体勢を崩した所、菊田が上になってグランドに。しかし膠着、なんとかパスしたい菊田だが、下からの吉田の打撃で菊田流血。2R、打撃で圧倒的に押す吉田。打撃を嫌う菊田は引き込んで足関節狙いだが、膠着してブレイクを繰り返す。上手く揉みあって菊田が最後マウントになるもラウンド終了。3R、吉田が前に出る、打撃で菊田がぐらつくが、吉田の投げを潰して菊田がバックマウントを制す。そのままマウントの菊田がこつこつパンチを落してそのまま試合終了。判定はスプリットながらグランドでの展開が評価されて菊田判定勝利。
第6試合 戦極ミドル級チャンピオンシップ 5分5R
○ジョルジ・サンチアゴ(5R チョークスリーパー)三崎和雄●
遂にミドル級王者戦、なんと5RというUFCと同じRになっている。1Rはサンチアゴのローキックに合わせて倒しグランドで上を取る三崎だが、2Rにはサンチアゴにダウンを奪われる。3R以降、ローキックなどで三崎が優位に立つも、サンチアゴは三崎の蹴りに合わせてテイクダウンし腕十字などを仕掛けてくる。そして、5R、息を吹き返したサンチアゴが三崎をテイクダウン、マウント、バックマウント、そしてチョークスリーパーで三崎の息の根を止めてサンチアゴ勝利。
第7試合 戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
○北岡 悟(1R アキレス腱固め)五味隆典●
単純なライト級チャンピオンシップでは無く、戦極、いや日本の軽量級注目の一番。試合開始直後から、北岡が顔も含めてタコやイカの様な軟体動物の様にくねくねさせて五味を挑発。この北岡のキモい態度に五味も切れて殴ったら、北岡が五味の手首を取ってグランドに引き込む。そのまま足関節狙いの北岡。一度は五味が凌ぐも、最後はアキレスを極められ五味タップで北岡勝利。