1月4日さいたまスーパーアリーナで開催される『戦極の乱2009』に重戦車チェ・ムベが帰ってくる。6月8日の『戦極の乱~第三陣~』では、マーシオ・”ペジパーノ”・クルーズにまったくいいところを見せられないまま腕ひしぎを極められ敗退。得意のサタディ・ナイト・フィーバーのポーズも出せないままだった。
対戦相手のデイブ・ハーマンは、米国の格闘技ビデオをマメに収集している者なら御存じのように、あの狂気のコメディアンにちなんで”PEEWEE”ハーマンの呼称のほうで知られている優男だ。ShoXCエリート・チャレンジのシリーズで、6月のハワイ大会では日本でもなじみの深いロン・ウォーターマンにパウンド勝利。10月10日のインディアナ州ホーシュー(馬の靴)カジノ大会ではメインイベントに昇格して、実生活の仕事から”ミートトラック”(肉運搬)の愛称で知られるケリー・ショールスにも、首相撲からのヒザ蹴りからパウンドを打ち込んで1分6秒で勝利している。
もっともこの試合、最後のヒザが金的に当たった疑惑があるものだが、故意ではないので裁定は覆ってはいない。テレビ実況席のスティ―ブン・クアドロの試合後インタビューには、「ムエタイ? 知らない。練習していた訳ではない。たまたま出ただけ」とかすっとぼけていたハーマン君。もっか13連勝中とあって、チェ・ムベとの試合は格好の試金石となろう。
ちなみにアントニオ・シウバに続き、またも崩壊したエリートXCの選手を獲得したWVR(ワールド・ビクトリー・ロード)。本来は契約違反なのだが、オフィスが機能してない以上はもはや誰にも流出は止められない。
格闘技界には、またも悲報が入ってきている。日本では紹介されないままで崩壊したIFLで主に活躍したジャスティン・リーヴェンズが、カリフォルニアの自宅で妻のサラと死んでいるのを、サラの母親に発見されている。詳細は不明だが、銃を使った殺人&自殺の可能性が取りざたされている。
ジャスティン・リーヴェンズはマルコ・フアスの弟子として知られ、2006年にはUFCで故・エバン・ターナーや、戦極でミドル級王座に大手をかけたジョルジュ・サンティアゴに負けている。二軍のWEC落ちしたこともあったが、IFLでの戦績は強豪ウラジミール・マティシェンコ戦などで芳しくはなかった。合掌。
『戦極の乱2009』に重戦車チェ・ムベ参戦 格闘家ジャスティン・リーヴェンズ自殺!?
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