今週の「マット界舞台裏」は、元新日本社員も嘆く藤波のKY発言に迫る!

08.11.13BUTAIURA.jpg プロレス業界に様々なネットワークを持ち、数々のスクープネタを入手してきた元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者。そんな井上記者のもとに、かつて新日本プロレスの営業マンだった人物から、約半年ぶりに電話があったという。
 何事かと思ったら、なんでも『週刊プロレス』に掲載された藤波辰爾インタビューの記事を読んで、その元営業マンはガク然としたそうだ。
 それというのも、かつてはジュニアヘビー級日本人レスラーの第一人者として活躍し、新日本の社長まで務めた藤波が、業界の人間が決して言ってはいけないようなことを、よりにもよって専門誌のインタビューで平気で口にしていたというのだ。
 藤波といえば、新日本の社長時代から“KY”な発言が目立ち、社長室のドアには「社長への取材は必ず広報を通してください。直接の取材はご遠慮ください」という貼り紙をされたことまであったくらい。
 現在は「ドラディション」という自分の団体を持っており、プロモーターとしても働いているので、新日本時代よりは現場のことや台所事情が分かっているはずだ。
 新日本時代はそういったことがよく分かっていなかったばかりにKYな発言を繰り返していた藤波だが、現在は現在で「分かっているのに、なんでそんなことを平気で言えるんだよ!」というツッコミをしたくなるようなKYぶりが目立つから、タチが悪い。
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 最近ドラディションは、藤波の師であるアントニオ猪木率いるIGFと交流を開始したが、元営業マンからの電話を受けて、思わず井上記者も「そこまでマスコミにしゃべるのは非常にまずいし、他団体にとっても迷惑な話」と苦言を呈したほど。こんなことでIGFとの交流は大丈夫なのだろうか?
 はたして藤波はどんな発言をしたのか・・・。元新日本社員が嘆くほどのKY発言は、ぜひ本誌でご確認ください。
 また、新日本プロレスといえば、またも半ば“解雇”に近い形で、2人の社員を退職に追いやったという情報も飛び込んできた!
 後楽園ホール大会を行えば超満員、G1をはじめとする両国国技館でのビッグマッチも成功と言っていいし、先日終了したG1タッグリーグも天コジ効果で大いに盛り上がった。このまま来年1月4日の東京ドーム大会に向けて、全選手・全スタッフが全勢力を傾けたいところのはず。
 それなのに、なぜこのタイミングで社員を2人も辞めさせなくてはいけなかったのか?
 現在の新日本の社員と選手の処遇を決めているのは、ある幹部社員。この幹部の決断によって、半ば解雇のように辞めていった者たちの心中やいかに・・・
 このほかにも、12月7日に新日本は大阪で、ノアは日本武道館でそれぞれビッグマッチを開催する中、その日は全日本が“移動日”という武藤敬司はどちらの大会に出場するのかという話題や、お馴染みのジミー鈴木氏の最新ネタなど読み応え十分。1年前のマット界舞台裏を振り返る「マット界舞台裏アーカイブス2007」では、先日第2弾の開催が発表された『昭和プロレス』にも携わっている、永島勝司氏に関するスクープネタを振り返ります。是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏”08年11月13日号
週刊マット界舞台裏’07年10月30日号「無我ワールド終焉」