10.29 リアルジャパン記者会見/初代タイガーと2代目タイガー・三沢光晴が12月に激突!

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10月29日、文京区・掣圏真陰流本部で12月4日のリアルジャパン・第15弾興行「conclusion~決着~」の会見が行なわれ、
「初代タイガーマスク& X VS 三沢光晴・鈴木鼓太郎」
という夢のカードが発表された。
初代タイガーマスクは「一般のファンのみなさま、またプロレスを去っていった方々を引き寄せて注目していただくためにも、大きな試合になると思う」と、この試合をプロレス界の起爆剤としたい考えを示した。
また初代タイガーマスク個人としても「こんな楽しみな対戦相手はプロレス人生のなかでもないと思うくらい。(三沢が)2代目タイガーマスクをやっているときは僕のマネをされている気がしてましたが、マネをしなくなってからこわくなった」と、その実力を充分に認め期待に胸を踊らせた。
一方三沢は、「期待と不安が半々くらいの気持ちです」と冷静に構えつつ、「終わった後にあれやっておけばよかった、これやっておけばよかったなと思わないようにしていきたい。タイガーがついてるからその技を出すということではなくて。現時点のスタイルは三沢光晴だから」と三沢光晴の現在形を初代タイガーにぶつけることを誓った。
■初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
第15弾興行「Conclusion~決着~」
2008年12月4日(木) 後楽園ホール
17時30分開場/18時30分試合開始
【決定カード】
初代タイガーマスク(RJPW)& X
VS
三沢光晴・鈴木鼓太郎(プロレスリング・ノア)
【出場予定選手】
スーパー・タイガー(RJPW)
タイガー・シャーク(RJPW)
スーパー・ライダー(RJPW)
折原昌夫(メビウス)
サミー・リーJr(フリー)
石川雄規(バトラーツ)
長井満也(ドラディション)
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【三沢のカコミ取材】
会見では初代タイガーの隣に並び、いつもと違う緊張感に包まれた印象の三沢だが、現在、掣圏真陰流本部の館長を務める渡辺氏との関係に話題が及ぶと、いつもの三沢節が炸裂した。
ー渡辺館長が初代タイガーと2代目タイガーの対戦は、猪木と馬場の図式だとおっしゃっていましたが?
三沢:僕はそこまで意識してませんしね。猪木・馬場にかわる人もいないし、替われないと思いますし。弟子なんで、たどっていけばそうなるということになるだけであって。……あのね、渡辺館長は高校の同級生なんですよ。俺らの世代のキャプテン。
渡辺:2年半くらい一緒にいましたね。昔から変わってないです。男気強かったしね。やっぱり親分肌で後輩の面倒見はよかった。
三沢:こういういところで悪口言えないでしょ(笑)
渡辺:アメリカ行った話しようか?
三沢:いいけど、記事に書けないから(笑)
【初代タイガーマスクのカコミ取材】
初代タイガーは三沢戦の向けて熱を帯びており、現在のトレーニング方法を語り、良すぎる自身の体調に戸惑ってさえいる様子。タイガーは「トレーニングに対する自信があります!」と声高に叫んだ。
ーコンディションはどう整えていく?
「半年前からすごく調子いいんですが。格闘技の練習からプロレスの練習に切り替えたんで。ジャンプ力もアップしてますし。あと腹筋に力を入れようと思ってます。お腹のたるみがあるな、と思って。そこを毎日500回くらいやろうかな、と。11月から。腹筋が割れてると思うんで、気をつけてみていてください! 体が動くんですよ、なぜか動く……」
ー当日は現在よりもしぼる?
「勝手に減量になるんじゃないでしょうかね。11月入ってからですけど、すごいハードトレーニングをしていきますんで。今までないくらいに。トレーニングに対する自信があります! ここ半年、トランプの(数字を使った)練習をしてるんです。あれを復活させたんで。トランプのカードで脚の運動を倍にしていったりとか。腕立てや腹筋を入れたりとか……」
初代タイガーはカールゴッチ流の秘伝のトレーニングで自らを鍛え、12月の三沢戦にのぞむ構えのようだ。
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