今週の「マット界舞台裏」は大森のノア復帰の可能性と、あの大相撲出身レスラーも八百長をやっていたかどうかに迫る!

08.10.30BUTAIURA.jpg 「マット界舞台裏」では何度も取り上げたきた大森隆男が突然ZERO・1MAXから退団した件。その際「この先もZERO1・MAXから退団者が出る」とも書かれてあったが、その言葉通り10月20日に長期欠場中だった佐々木義人が退団。この先も退団者が出る可能性は十分にある。
 しかし謎なのが大森の退団理由である。当初は他の退団者同様、団体側が金銭的に苦しくなってきたからかと思われたが、どうも大森の場合は単純にそれだけが理由というわけではないようなのだ。そして元『週刊ファイト』編集長である井上譲二記者がつかんだのが「ノアからW J プロレスへの移籍で発生した違約金を支払えないため」という情報だった。
 だが、その後の関係者の証言で新たな情報が判明! 単に違約金を支払えないということだけではなく、大森は長い日本のプロレス史の中でも初めてと思われる“とんでもない”ことをやってしまっていたのだ。過去の歴史を紐解いていくと大森と似たようなことをしているレスラーはいるのだが、大森とは決定的に違う部分があるのだ。その辺のことは、ぜひ今週号を読んでいただきたい。
 ただし大森が“やってしまった”のは、もう6年も前の話。後悔先に立たずとはまさにこのことだが、なぜ今ごろになってその失態から、所属団体を退団しなければならなくなってしまったのか。ナゾはまだまだ残る。
 さらに別の関係者からは「もし○○すれば、大森がノアに復帰する可能性もある」という仰天発言まで飛び出した! そんなウルトラCがあるとは、とても思えない状況なのだが、“絶対”がないのもまたプロレスの特徴。今週号では井上記者が関係者の証言を集め、大森が一発逆転ノアに復帰する可能性をパーセンテージで記している。この数字が高いのか、低いのか、それはぜひ今週号を読んだ上で判断していただきたい。
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 連日スポーツ紙やワイドショーを騒がせている大相撲の八百長疑惑。ついに泥沼の法廷闘争に発展し、このまま裁判でシロクロをつけるのは困難ともいわれている。この件をプロレスファンがどういう思いで見ているのかも気になるところだが、プロレス界には角界出身者が多い。それだけに彼らも大相撲時代に八百長をやっていたのかどうかも気になるところ。
 大相撲時代幕内力士で、カネに困っているイメージがあるプロレスラーと言われれば、多くのファンがあるレスラーを思い浮かべるはずだ。そのレスラーは果たして八百長をしたことがあるのか・・・今週号では井上記者が、そのことについてズバリ迫ります! 大相撲関係者や週刊誌記者、ワイドショーのリポーターも必読!?
 このほかにも、かつて「プロレスラーの中でケンカをしたら一番強い!」と言われ、いち早くバーリトゥードに挑戦した、あのケンドーナガサキの近況をはじめ、いつの間にかプロレスからフェードアウトしたレスラーや関係者の近況を探るプロレス版「あの人は今…」や、読売テレビがノア中継放送打ち切りを決めたいま、約1年前には「ワールドプロレスリング」にも打ち切りのウワサがあったことについて振り返る「マット界舞台裏アーカイブス2007」と、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏’08年10月30日号