メインはコウジ有沢とヨックタイ・シスオーのボクシングルール・エキシビジョンマッチ。迫力と緊張感は、完全にエキシを超えていた!
コウジ この試合が決まってから、彼と会う機会が増えて仲良くなったんですけど、その分やりにくくなりましたね(苦笑)。でも最後の1Rはバチバチにやり合おうぜって、アイコンタクトで自然とそうなりましたね。最初からバチバチいってたら、早いうちに試合終わっちゃってたかもしれませんね(笑)。判定つけたら、圧倒的にヨックタイの勝ちですよ。
ヨックタイ 日本の友人のコウジさんと闘えて、光栄です。でもコウジさんは、毎日酔っぱらってるから、試合が心配でした(笑)。
佐伯代表(以下「佐伯」) 彼はね、K-1 MAXの60キロ級に関心があるんですよ!
ヨックタイ K-1の60キロ級、問題ないです。私なら勝てます。
佐伯 「谷川さん、オファーよろしく」ってことですね、はい! …ところで最後に試合したのっていつだっけ?
ヨックタイ 5年前です。
――ところで、ムエタイの経験はあるんですか?
ヨックタイ 国際式を始める前に、チョットね(笑)。
佐伯 でも今のK-1なら、パンチだけで勝てるってことです、はい! 「飯田(覚士)みたいに潰してやる」とでも書いといて!(笑)。
以下はインタビュールームでの各コメント。
シャノン ちょっとダラダラした試合になりましたが、勝てて嬉しいです。急なオファーを受けてくれた相手の選手にも、感謝したいです。
ジョシュ 彼女は試合のブランクが長かったんだけど、よく頑張ったと思うよ。今回の勝ちをステップにして、さらに大きく羽ばたいて欲しいね。
――ジョシュ選手がセコンドにいるのは、心強かったですか?
シャノン 心強かったですけど、ジョシュのアドバイスを100%守れなかったのが反省点ですね。
――また日本で試合したいですか?
シャノン 自分の力を見せるためにも、もっと日本で試合したいです。ジョシュのレベルに達するのは難しいけど、もっと練習して頑張ります。今回闘うはずだったシノハラとも、必ず闘わなくてはいけませんね。
ジョシュ シノハラは、シャノンに勝ったらボクにキスするって言ってたらしいね(笑)。
シャノン (苦笑)。
AYA 緊張しました。こんなことをずっと続けてるママは、やっぱり凄いなぁって。直前に仙台から東京に出てきて、練習も2日間だけだったから、体力も途中で切れちゃって。練習でやってたことが、本番の試合でできなかったかなと思います。寝技も練習してて、首をこうするやつ(ギロチンチョーク?)と、動いて脚をこう(脚関節)って、狙ってて。残り10秒だったんで、極めたかったんですけど…
――お母さんから、作戦は授かってたんですか?
AYA とりあえず、ヒザ蹴りとパンチで…
――また、やりたいと思いますか?
AYA そうですね、ちゃんと練習して、体力つけて…
篠原 エッ、また練習すんの!? やるの!?
AYA うふふふ(笑)。でもまだバイトもあるし学校もあるし…、東京に行けば頑張れると思うんですけど、また考えます。
でも今日はとにかく、ママの代わりに試合出ました。…しょっぱい試合でしたけど。
篠原 今週の火曜と水曜、2日間の練習だけで、ホント、よく頑張ってくれましたよねぇ。2日前なんて、ネットの書き込み見て「ひど~い!」って、ビーッて泣いてたような子ですよ(笑)。それにAYAが出ることがお母さん(AYAの祖母)にバレて、すごい怒られちゃったんですから(苦笑)。
でも、結果も大事だけど、彼女の「試合に出る」って勇気が、勝ち負けを越えて一番大事だと思ってるんで。先週の金曜に「ママ、AYAが出る!」って言ってくれた勇気、とにかくそれが嬉しかったですね。彼女の勇気に、感謝したいと思います。
――今後もAYAさんが格闘技をやりたいと言ったらどうしますか?
篠原 任せますね、本人に。彼女は私の人生を邪魔してないし、私も彼女の人生を邪魔しないから。
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