今週の「マット界舞台裏」は大森ZERO1離脱の真相や、プロレスEXPOの国籍偽装疑惑に迫る!

08.09.25BUTAIURA.jpg ZERO1・MAXの主力選手だった“ワイルドハート”大森隆男が無期限欠場を発表して、はや1カ月。これまで「マット界舞台裏」では、大森離脱の原因を「ZERO1・MAXが存続の危機にあるからだ」と分析してきた。もちろん、それも原因の1つではあるのだが、「真相は別のところにある」という仰天情報が飛び込んできた! 今号でさっそくこのスクープが解き明かされている。
 いまプロレス界はどこも厳しい。火の車になっている団体も多数ある。それでもレスラーたちはリングに上がって試合をする。そんな中、大森は1人リングを降りた。ZERO1を離脱して他団体に移籍するならまだしも、大森はプロレス界自体から距離を置いた。
 そこに大きな理由があるのだ。自分でまいた種とはいえ、これまで波瀾万丈なレスラー人生を送ってきた大森。そのツケがいまになって回ってきてしまい、今回の無期限欠場につながっている。大森にとって、ようやく見つかった安住の地と思われたZERO1マット。そこからも去らなければいけない事情というのは、いささか同情してしまうが…。ぜひダウンロードしていただき、苦悩する大森の辛い状況を読んでいただきたい!
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 いよいよ約1カ月後と迫ってきた「第1回プロレスEXPO」。10月24と25日に両国国技館で3大会行うという、非常に大きな大会である。それだけに、どんな選手が出場するのかがファンとしても気になるところ。
 先日、満を持して記者会見が開かれ、世界6地域・12カ国からの参加選手が発表された。スコット・ノートン、ドン・フライ、リキシなど、一部ビッグネームの参戦も発表されたものの、そのほかの選手は某道場出身のレスラーばかり。無名ではあるが、世界各国からまだ見ぬ強豪を集めてきたのなら期待はできるが、一部の外国人に選手にこのご時世にもかかわらず、“国籍偽装”の疑惑が持ち上がっているという!
 「そんなことで大丈夫なのだろうか?」と不安に思うファンもいるとは思うが、追い打ちを掛けるように、参戦が噂されていたビッグネームやすでに出場が発表されているレスラーに対し、ある問題が浮上しているという情報も…。これもすべて両国の呪いか?
 このほかにも、短命王者に終わると思われていたGHCヘビー級新王者の佐々木健介だが、ノア側が考えていた挑戦者に様々な問題が発生したため、意外と長期政権になる可能性が出てきたことや、2007年9月8日のIGF愛知・日本ガイシホール大会を、井上譲二記者が徹底リポートし、一冊すべてが「猪木LOVE」という異例の体裁となった号を紹介した「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏’08年9月25日号