「2009年はもっと世間に大日本を打ち出したい」統括部長復帰・登坂氏総括

 14日大日本後楽園大会、最後は、2ヶ月前より晴れて統括部長に復帰した登坂栄児氏の総括で締めくくろう。
登坂 デスマッチ王座戦に関してはね、もう少し両者の意向を聞いて調整しようと思います。WXとしては10月でも11月でもいいという気持ちはあるでしょうし、佐々木君や会社側の意向も汲んで、一番いい形で組めればなと思います。
 
 今回ゲストの石川(修司)選手、KUDO選手、それといつも来てくれる(木高)イサミ選手ね、皆大日本の枠の中で存在感を示してくれて、さすがだなと思います。
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 前回後楽園大会で、登坂氏に「覇気がない」と酷評されたイサミは伊東竜二と組み、石川&星野勘九郎組と激突。イスを抱えてのトペなど、破天荒なファイトで勝利に貢献。
 伊東もイサミのデスマッチファイターとしての成長ぶりに、目を細めていた。

 第1試合に東京愚連隊が乱入して沸かせましたけども、大日本単体でお客様を沸かせることにもトライしていかなくてはと思います。NOSAWA選手は本当にプロレスが上手いから、ウチの若手も学ぶべき点は多いと思いますね。
 ただ、ウチの小鹿には驚きましたけどね。さすがに選手として復帰することはないとは思うんだけど…どうかな?(笑)。
 ウチの若手を見てて「もっと向かってけ!」と歯がゆくなることは多いんですけどね。そこを小鹿がプレイヤーではなくサポーターとして、若手に「もっとハジけろ!」という姿勢を叩き込んでくれれば、と期待してますけどね。
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 第1試合終了後、東京愚連隊のNOSAWA論外とMASADAが突如乱入!
 しかしすぐに小鹿社長が撃退! 

 バックステージまで愚連隊を追いかけ回した御年66歳の小鹿社長、元気すぎる!
 佐々木君の「俺がベルトを取れば、世の中は変わる」っていう発言は、僕らが団体として取り組んでいかなくてはいけないテーマでもあります。僕たちだけが楽しくて凄い、という井の中の蛙じゃなくて、僕たちが動くことで未来が変わる。デスマッチファイター8人がいれば、8通りの未来があるようにしていきたい。2009年には、もっと世間に大日本プロレスを打ち出していけるように、サミットなどを通じてね、独自の路線でやっていきたいと思いますね。
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