昨今のプロレスに予備知識がないお客様が老いも若きもすんなり楽しめ拍手喝采なのが、歌って踊って闘って魅せる、明るく華やかさが売りなのが風香興行である。
風香の地元、奈良で開催された今大会『風香祭り5』は、チャリテイーイベントとして行われた。「あの風香ちゃんが地元に帰ってくる!」という感じで開催された格好だが、駅の近くの弁当屋などにも風香興行のチラシが置かれていたのが印象的だった。
観客は地元民が多かったようだが、風香や柿本一家以外の”暴走王”堀田祐美子の試合などでもおおいに沸いていたし、大成功の部類だったのではと思われた。
年に少なくとも1度の奈良のお祭りの1つとして定着してほしいものである。
会場となったやまと郡山城大ホールは、いわゆるステージ型。壇上にリングがあり観客は1方向のみ。入り口付近に飾られていたユニークなイラストが目を引く。
第4試合、高橋奈苗、風香対元気美佐恵、勇気彩組戦では引退を目前に控えた元気を相手に、ちびっ子の「風香ちゃんがんばれ」の声援を受け身長、体重差をものともせず果敢に向かっていく風香の姿はとても印象的であった。
またやられっぷりも表情も実に良い。初勝利まで約1年半もかかり、プロレス界のハルウララと言われ人気先行と思われていた頃の面影は最早ない。
高橋と勝利を喜ぶ瞬間(写真下)
「風香祭り5・風香の奈良凱旋~」8・31やまと郡山城大ホールは地元民も詰めかけて大盛況!!
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