今週の「マット界舞台裏」はホーガン&安田のトラブルに迫る!

08.07.10BUTAIURA.jpg 今週の「マット界舞台裏」は、かつては新日マットやWWF(現WWE)でトップレスラーとして一時代を築いた“超人”ハルク・ホーガンの話題から。ここ最近のホーガンといえば、昨年8月に長男ニックがカーアクシデンを起こしたり、娘の友人との不倫がバレてリンダ夫人と離婚とすることになったりと、なにかとトラブル続き。

 そんなハチャメチャな私生活を、リアリティショー「Hogan Knows Best」で赤裸々に放送させてしまうのだから、さすがは超人といったところだが、息子のカーアクシデントにより、助手席に座っていた友人が重傷を負ってしまう。そのため損害賠償に応じなければいけなし、リンダ前夫人からは莫大な慰謝料を請求されているというのだから、さすがの超人も大ピンチだ!

 これはもう超一流レスラーとして築いた、巨万の富を一気に失いかねないほど、切羽詰まった状況…と思いきや、井上譲二氏は「ホーガン自身はまったく動じていないし、今後もあくせく働くこともないという」という米マット関係者の証言をキャッチ! どこからそんな余裕が出てくるのかと思ったら、どうやらホーガンには、同じように金銭苦が報じられているマイケル・ジャクソン同様、“あの国”の人物がスポンサーに付いたという情報が…

 また、プロレス界はもちろん、世間も騒がせた“借金王”安田忠夫の最新情報も入手! 安田は自殺未遂から復帰後、IGFとZERO1・MAXで試合を行ったが、そのままプロレス界で完全復活するのではなく突然のフェードアウト。
 またもやなにかあったのかと、心配の声もあがっていたが、どうやら昨年暮れに大手パチンコチェーン店への“就職”が決まったという話。安田も「生まれ変わったつもりで頑張る」と語り、新たな人生を歩むことになった…と思っていたが、なんとすでにパチンコ店を辞めたという仰天情報が飛び込んできた!

 せっかく“あの人”との縁でパチンコ店への就職が決まったというのに、本当に退社するようなことになればプロレス界への復帰も困難だという。一体安田になにがあったのか?
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 さらに、あのWJ参戦時のギャラが一部未払いになっているにもかかわらず、長州力が大仁田厚にまたも“借り”を作ってしまったという。その借りのせいで天下の長州ともあろうものが、もはや大仁田には頭が上がらない状況で、大仁田もその借りを逆手にとって、長州に2度目の電流爆破マッチを要求してくるかもしれないというのだから驚きだ。
 井上氏が掴んだ長州が、大仁田に頭が上がらなくなったほどの“借り”とは一体なんなのか?

 そして井上氏が約1カ月前に「凡戦になる」と予想していた全日本6・28大阪府立体育館での、諏訪魔VS西村の三冠ヘビー級戦が、なんと予想に反して手に汗握る好勝負だったという。
 とくに完成されたクラシックスタイルを披露し、試合を組み立てた西村は、この試合で確実に株を上げ、井上氏も「これまで私が見た西村の試合の中で文句なしのベストマッチ!」と絶賛。だが、そんな名勝負がなんとも報われない状況にあったそうだが…

 大好評の新コーナー「マット界舞台裏アーカイブス2007」。今回はハッスル・エンターテインメントの山口日昇社長と、元DSE社長の榊原信行氏の関係について迫っています。IGFとハッスルの謎の電撃提携の背景にも深く切り込んでいるだけに、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏’08年7月10日号