人気作品「週刊マット界舞台裏」が紙面を大幅パワーアップ!

08.06.23BUTAIURA.jpg 当ミルホンネットの人気作品、週刊ファイト前編集長・井上譲二の「週刊マット界舞台裏」が今週号(’08年6月26日号)より、紙面を大幅にパワーアップした。
 2006年10月4日号をもって休刊となった「週刊ファイト」だが、いまだに“復刊”を期待するファンは多い。井上前編集長もそんなファンの期待に応えようと、週刊ファイトの人気ページだった「マット界舞台裏」を、ミルホンネットで執筆するようになって早1年以上が経った。お陰様で「週刊マット界舞台裏」は多くの方にご好評いただき、ミルホンネットの中でも1、2を争う人気作品となっている。
 そして、今回より一層ファイトに近づけようと、紙面をパワーアップさせることが決定。レイアウトを刷新し、記事の中に写真を入れ、新コーナーも導入された。あの「週刊ファイト」の雰囲気にぐっと近づいた「週刊マット界舞台裏」をぜひご確認ください!
 パワーアップ第1弾となった今週号では、新日本プロレス真夏の風物詩「G1クライマックス」の開幕戦、愛知県体育館大会を主催する共同企画に関する情報を巻頭で紹介。ラツ腕プロモーターとして知られる共同企画は、今年のG1で愛知県体育館大会だけではなく、京都大会の開催も予定していた。
 だが、発表されたG1の日程の中に、京都大会の名前はなかった。その代わり入っていたのが、後楽園ホール大会。両国大会2連戦の3日前に後楽園ホール大会を組み入れたのは、京都大会消滅と無関係ではないという。一体、共同企画に何があったというのか…
 さらに去る6月17日、デビュー20周年を記念して自主興行を開催した、鈴木みのるに関する気になる情報も紹介。プロレス大賞のMVPにも輝き、自主興行にも超満員の観客を動員と、今や自他共に認めるトップレスラーの鈴木。
 しかし、鈴木がいまのポジションにたどり着くまでの20年は実に波瀾万丈だった。新生UWF移籍、モーリス・スミスとの激闘、UWF解散、藤原組、SWSとの対戦、アポロ菅原戦、パンクラス旗揚げ、頸椎ヘルニア、引退危機、プロレス界への復帰…etc。
 そんな鈴木の選手生活の中でも、ひと際異彩を放っているのが、一度だけ実現しているアントニオ猪木との一騎打ちだ。1989年3月15日、当時まだデビューしてから9カ月しか経っていない鈴木にとっては、雲の上の存在であるはずの猪木と突如決定したシングルマッチ。
 観客にとっては単なるトップレスラーVS若手レスラーの試合だが、当時「週刊ファイト」の第一記者だった井上譲二氏に、ある人物が試合前「井上さん、今日は面白い試合になりますよ。鈴木、ガチンコで猪木さんを潰しにかかりますから」と耳打ちしたという!
 それを聞いた井上氏はかたずを飲んで試合を見守った。はたしてリング上では何が起こっていたのか…
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 このほかにも、現在はメジャー団体で活躍するレスラーが、ホテルの浴槽でしてしまったあんなことや、あるベテランレスラーが酔っ払ってやってしまった大失態を暴露したり、約1年前の「マット界舞台裏」に書かれた記事を、改めて検証する新コーナー「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏’08年6月26日号