「戦極~第三陣~」リアルタイム速報

<第八試合 ヘビー級>
○吉田秀彦(1R 袈裟固め)モーリス・スミス×
超ベテランのスミス相手に連敗脱出したい吉田。序盤はスミスのローキックに攻めあぐねるが、組んだらそのままヘッドロック。そのままスミスを寝かせて袈裟固めで一本勝ち。第一回は藤田がグラハム、今回は吉田にスミスとエースのどちらかが華麗に勝つのを演出した感が否めない。
<第七試合 ヘビー級>
×藤田和之(1R TKO)トラビス・ビュー○
戦極ダブルエース、藤田に対するはケビン・ナッシュに憧れるビュー。藤田は前回、イージーな相手が今回は地味な強豪とギャップが激しい。両者、スタンドでの展開。藤田のゴリラフックでやや有利と思いきや、ビューがカウンターで一発で藤田は崩れ落ちる。そのままビューが追い込むのをレフリーが止めてTKO。会場は藤田勝利を期待していたので静まり返った。
<第六試合 ミドル級>
○三崎和雄(判定 3-0)ローガン・クラーク×
大晦日の秋山戦以降のがぜん注目される様になった三崎の試合。対するクラークは身長が高い。1-2Rは静かな立ち上がり。終始スタンドで打ち合い。両者、たまにいいのが入るがいずれも単発。3Rに試合が動いた。クラークのパンチで三崎がダウン。そのまま攻め込むクラークを三崎、ダウンにも焦らず上手くタックルでグランドで上に。スタンド後、三崎がクラークの投げを潰して再びグランドで上を取るが時間終了。判定は三崎だが、盛り上がりに欠ける消化不良な試合だった。
休憩明け、今後、戦極に最強グルジア軍団来襲。五輪レベルのレスリング、柔道の選手の参戦が発表される。そしてライト級トーナメント開催の発表。参加選手はドゥエイン・ラドウィック、ホドリゴ・ダム、横田一則、光岡映二、北岡悟。
<第五試合 ウェルター級>
○ニック・トンプソン(2R アームロック)マイケル・コスタ×
戦極が押してる海外勢、トンプソンに、シュートボクセのコスタ。1Rは打撃で行くと思いきやコスタがテイクダウン。トンプソン下から十字を仕掛ける。コスタが振りほどいて上からパウンド。その後トンプソンが三角を仕掛けるも、終始コスタが上をとって試合をリードした。2R、コスタの大振りの右が炸裂してトンプソン、ダウン。そのままコスタが上で責めるがトンプソンがなんとか復活してスイープ。上を取ったトンプソンがアームロックで勝利。一進一退のいい試合だった。
<第四試合 ミドル級>
○菊田早苗(1R 腕十字)クリス・ライス×
対戦相手を選びすぎるので試合が少ない菊田。今回は無名のストライカーのライスが菊田のお眼鏡にかなった様だ。何度かタックルを切られた菊田。ライスがギロチンチョークに行くのを構わずテイクダウンする菊田。そのままパスしてマウントを取り、腕十字で勝利。
<第三試合 ヘビー級>
○マーシオ・“ペジパーノ”・クルーズ(1R 腕十字)チェ・ム・ベ×
吉田道場-グレイシーバッハ繋がりなのかペジパーノが参戦、対するは息の長い選手ムベ。まずはペジパーノがテイクダウン。一度は立ち上がるが、再びペジパーノが寝かせてバックマウントを取り、フェイスロック。そしてバックマウントからタコ殴りでムベが虫の息。そのままペジパーノが横三角→腕十字で一本。ペジパーノが柔術家がVTで勝つお手本の様な試合で勝利した。
<第二試合 ライト級>
○ホドリゴ・ダム(2R TKO)ジョルジ・マスヴィダル×
打倒五味として注目されるダムに対するはATTからの刺客、マスヴィダル。静かなスタンドの立ち上がりから、最初にマスヴィダルがダムからダウンを奪う。なんとか苦し紛れのタックルでダムが凌ぐ。2Rも終始、スタンドでこつこつ打ち合う展開。ダムがテイクダウンにいけない苦しい展開と思いきや終盤にダムのラッキーパンチが当たってマスヴィダルがダウン。すぐにレフリーが止めた。ストップがかなり早くすぐに立ち上がったマスヴィダルが抗議するも無視され、鳴り物入りのダムを勝たせたいという思惑を感じる試合だった。
<第一試合 ライトヘビー級>
○ファビオ・シウバ(2R KO) 高橋和生×
この試合から改名した高橋にいかにもシュートボクセという感じのシウバ。1R、シウバのローブローで中断後、シウバのラッシュで高橋ダウン。しかしグランドで冷静に上を取る高橋。しかしパスした時にシウバが立ち上がる。その後壮絶な殴り合い。そして2Rも殴り合いだが、シウバ有利。そしてシウバの首相撲からの膝蹴りがヒット。崩れおちる高橋。壮絶なシウバのKO勝利となった。