ミルホンネットでもお伝えしているメビウス第二章の対戦カードが決定したが、このメビウス、折原の発言が問題になっている。
1月20日の大日本・千葉ブルーフィールド大会の開始前、大日本プロレス女子社員にセクハラ行為を行った金村キンタローの事件。
その告発が団体オフィシャルのメルマガを使ったものだったのもあってセンセーショナルな事件となった。そして一般マスコミにも報じられ、また日本プロレス界の隠蔽体質に厳しい批判が及んだのは記憶に新しい。
結果、2月20日、金村本人が謝罪会見を行い、自身の無期限出場停止及びアパッチ軍の活動自粛を発表し、一応の決着をみた。
しかしそれからわずか一ヶ月でリング復帰が発表された『メビウス』3月27日大会での復活戦。
“プロレス村”と揶揄されるほど徹底的に身内に甘い日本プロレス界からも「早すぎるのではないか?」という声が上がる中、『メビウス』代表の折原昌夫は金村復帰を強行させた。
試合前に金原、折原がリングで土下座を行い、大会は無事に終了したが、その試合後、折原のインタビューがネットで問題となっている。
「おい!お前らよく書き込んでおけよ!コラ!
数少ない心無きプロレスファンが、こいつ(金村)の事や、人がたった一回きり、人がたった一回限り失敗したからってな、輪をかけて叩きやがって、てめーらそれでも、同じプロレスを愛するプロレスファンか?
てめーら、いいか、金村キンタローはここにいる、こいつ(金村)はリングに居るべきだ。
まだまだ存在価値の大きいこのレスラーを一般社会には戻さねえ。法律的に一般社会のルールとして和解が成立している。こいつはプロレスラーだ。その成立の後にプロレスを愛する人たちに自分を解ってもらう為にリングに立ったんだ。なにか文句あるか!コラ!
こいつはリングの上でしか自分と言うものを表現できねえ。俺はそんなこいつが大好きなんだよ。
お前らプロレスファンもそういう金村キンタローが好きだろうが!そのうち、こいつのファンはこいつのプロレスを見て納得していくだろう。俺は心からそう願っていて、そしてそう思っている。
今日は有難う」
逆キレとも取れる怒声で叫ぶ折原。
記者が記事を書き込む、という表現は無い為、この「書き込む」はネットでのファンの書き込みを批判の対象にしていると思われる。しかし怒声をあげ「こら!おら!」と恫喝する様子は逆ギレと捉えられても仕方なく『2ちゃんねる』『ニコニコ動画』でも取り上げられ批判一色だ。
元々、早すぎる復帰に加えて開き直りとも取れるインタビューでは信者以外からはそっぽを向かれる。プロレス界はますます衰退していくのではないかと不安になるインタビューであった。
金村キンタローのミルコ・クロコップによる失神事件を検証
折原昌夫、ネットに宣戦布告
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