‘乙女半ば’が読む!『汚名-女子キック世界八冠王・早千予(さちよ)の軌跡』

どうも、乙女半ばでございます。すっかり春めいて参りました。
さて、今月ご紹介致しますのは
著者:松本幸代「汚名-女子キック世界八冠王・早千予(さちよ)の軌跡」
https://miruhon.net/category/e_book/author/fujimurayukiyo
でございます。
出初めから言わせていただこう!
ハンカチかティッシュのご用意を・・・・・。
夢を実現するって生半可な気持ちでは出来ないのだ!!!カーーーーーーーー!!!!
本名 柴田早千予(しばた さちよ) 1979年11月24日
リングネーム 早千予 日本女子キックボクサー
バレーボール部だった彼女が白竜ジムとの出会い、
一本気すぎる程の熱意と根性。
それは練習以前からの性格で、これ!と決めたら周りが見えなくなるくらい
頑なに執着。執着と言う言葉は間違っているかもしれないが、
結果を出すまであきらめない!
人間としての意地・底力をここまで出せるのか!と。
しかし思春期ならではの悩みが膨れ上がったりもするが、
彼女は気づいた。キックボクシングしている時のほうが遥かに楽しいという事を。
まさに「強さ以外、何もいらない。」
彼女が吹っ切れた瞬間、事件は起こった。
会長羽田真弘との二人三脚のノンフィクション10年間がギッシリ詰まった一冊。
プリンセス・オブ・ペインの異名を持つ早千予。
表紙と題名だけ見ると、赤文字で「汚名」だし、写真もモノクロだし、
「どんな事をしでかしたのだこの人は!!!」と恐ろしい気持ちにさえなってしまったが、
ボクシング以外にも、人間としての芯を揺さぶられる様な内容が書かれている。
すごい、あったかい1冊だし、何より生きる活力が貰える感じがする。
こんな人が近くにいたら、自分って本当にまだまだまだまだ(エンドレス・・・・)
なんだなと実感してしまうが、いや、いま既にしてしまっているが、
人様のノンフィクションなのに、読んでいくうちに
自分の生き方すら考え直させてしまう威力の今回の本。
「汚名-女子キック世界八冠王・早千予(さちよ)の軌跡」
いや~。なんか目覚めた。
松本幸代 汚名-女子キック世界八冠王・早千予(さちよ)の軌跡