静かなる闘志 滝本誠 戦闘準備完了!

 3月5日東京代々木体育館『戦極-SENGOKU-』でのエヴァンゲリスタ・サイボーグ戦を控えた瀧本誠が、2月27日東京J-ROCK workout studioにて報道陣に練習を公開した。
 公開されたのはスパーリングパートナーとして来日中の現WBCムエタイ世界ミドル級王者ラムソンクラーム・チューワッタナとの3分1Rのミット打ち。瀧本はパンチからの膝蹴りやミドル、ローなどのキックとのコンビネーションを披露。時折笑顔を見せるなど、調子のよさを伺わせるスパーリングとなった。
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 試合後の囲み取材では、ムエタイ王者とのスパーリングに「特に自分の蹴りの威力が増したという実感はない」としながらも、「得意ではない左の打撃を強化できた。手ごたえはボチボチある」と打撃に自信を覗かせた。
 現在はメニューとして立ち技と寝技を半々の割合で行っているという。試合のプランに関しては「まだ決めていない」としつつも、打撃を得意とするサイボーグ相手に打ち合うか、との問いに対しては「やってみないとわからない」と笑みを浮かべた。
 また昨年12月31日『やれんのか!大晦日』から二ヶ月という短いスパンでの試合となるがその点についても「追い込むというよりも、疲れとダメージをとることを中心にした。体調的に問題はない」と万全さをアピール。胴着を着るか否かについては「決めていないが、おそらく着ない」とコメントした。
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 昨年は『PRIDE.34』にてゼルグ“弁慶”ガレシック戦にて素晴らしい一本勝ちを収め、『やれんのか!』ではムリーロ・ブスタマンチを破り、結果・内容ともに波に乗る瀧本。旗揚げ戦となる『戦極』にその舞台を変えてもその勢いは続くのか、注目である。