吉田秀彦参戦の「戦極」~SENGOKU~が3月5日代々木大会開催を発表

 (株)ワールドビクトリーロードが日本人に活躍の場を与えるメジャー大会の開催を都内ホテルにて発表した。会見には木下直哉・木下工務店社長の紹介で、参戦を表明した吉田秀彦、川村亮、菊田早苗、滝本誠も登場。12月22日にパンクラスでの試合が決まっている川村のみ、目先の大会への集中を口にしたが、他は3月5日国立代々木競技場第一体育館で開催の決まった大会名『戦極~SENGOKU~』イベントにおける対戦相手希望などの抱負を述べた。
11.27sengoku.jpg
 木下社長は「日本が火付け役の総合格闘技を、もう一度原点に戻したい。和のイメージを強調したい」と述べ、和洋折衷ともとれるルールと6階級をも発表している。ルールについては、福田レスリング協会会長を軸に選定されたことを明かした。微妙な68kgライト級の設定が注目を集めたが、木下社長は「日本人が活躍して欲しい階級。今後変更はありうる」と含みを持たせている。
 「おのれの誇り、人生のすべてを懸けた戦い」、「そんな夢舞台を日本で、世界最強を決める」と、ガリバーとなったUFC、さらには『やれんのか!大晦日2007』陣営との違いを説明した木下社長。2008年度は5大会を開催予定で、最強を決めるトーナメントを予定しているが、初回は「メイン級が全8試合並ぶ」旗揚げに絞ったテーマになる。ただし、木下工務店はスポンサーではなく、「ふさわしい企業」を広く募集していくという。